2019年04月22日
「困ったもんだねぇ」
ふつうの高齢者だったら、身体の不調や痛みなどを自分の言葉で表現することができます。
しかし、認知症になると、そうした症状を自分の言葉で訴えることが難しくなってきます。
落ち着きがなく歩き回っている原因が便秘で、便秘が解消されると落ち着いてきたり、また、歩行がおぼつかない原因が足の小指の骨折だった、といった事例もあるそうです。
認知症になると、うまく言葉で表現できず、行動で訴えることもあるわけです。
ですから、周りのものも、十分に観察して細やかなケアをする必要があるのでしょうが、それはなかなか難しいことです。
昨夜、「何か、おかしい。あした起きたら死んでるかも」とちょっぴり驚きの言葉を発していたねえちゃも、きっと、そう思う原因が何かあったのでしょう。
私にはそれを知る術も、洞察力もありません。が、今夜の電話では「ええっ、おばあさんそんなこと言ったの。困ったもんだねぇ」と、まるで他人事。
何かいいことでもあったのか、昨夜とは打って変わってご機嫌な様子で床に着きました。
何かいいことでもあったのか、昨夜とは打って変わってご機嫌な様子で床に着きました。
harutoshura at 21:26│Comments(0)│ねえちゃの近況