2018年06月21日
超音波
超音波を使って認知症の進行を遅らせることを目指す、医師主導の臨床試験(治験)が、月内にも東北大学ではじまるそうです。
ふつう人が聞くことのできる周波数は20ヘルツから20キロヘルツといわれています。人の聞こえない1メガヘルツ程度の高い周波数による超音波が、関節や筋肉痛、がん、心臓疾患などの治療に用いられています。
それを認知症にて適用しようという今回の治験は、患者の頭部に超音波を当てて、脳の障害の原因となるたんぱく質がたまりにくくなるようにするのがねらい。
軽度のアルツハイマー型認知症患者らを対象に、40人規模で1年半かけて効き目を確かめる予定、ということのようです。
軽度のアルツハイマー型認知症患者らを対象に、40人規模で1年半かけて効き目を確かめる予定、ということのようです。
専用のヘッドホンのような器具を開発し、患者の側頭部から左右交互に超音波をあてるとか。用いる超音波は、がん治療などで使われる出力より弱くするそうです。
harutoshura at 08:30│Comments(0)│アルツハイマー考