2018年02月01日
血液から発見
国立長寿医療研究センターとノーベル賞化学者田中耕一さんら島津製作所などの研究グループが、微量の血液からアルツハイマー病の発症に影響するとされるタンパク質を計測してアルツハイマーを見つける技術を開発したそうです(31日付のネイチャーオンライン)。
アルツハイマー病は、発症する20~30年前から脳内にアミロイドベータという異常なタンパク質がたまりはじめることが知られています。
このアミロイドベータに関連する複数の化合物(ペプチド)を検出し、この比率の値から脳内蓄積の有無を判定する検出法なのだとか。
この検出にノーベル賞の対象にもなった質量分析技術が使われるのでしょう。ねえちゃもかかっている難病アルツハイマーにアプローチする技術が、少しずつ増えてきています。
harutoshura at 13:12│Comments(0)│アルツハイマー考