ねえちゃの近況

2019年05月26日

家族会

ねえちゃのグループホームできょう、年に1度の家族会がありました。入ったばかりの昨年につづいて、2回目の参加です。

この冬、インフルエンザの感染者が出たのは、グループホームが出来て10年目で初めての経験だったのだとか。

感染が広がることなく無事終息したのは、スタッフのかたたちの努力の賜物だったと思います。

ボランティアの人たちによる“どじょうすくい”の踊りが披露されたり、ハーモニカに合わせて「信濃の国」をうたったり。盛りあがりました。


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2019年05月17日

いちばんの薬

「いままでみなさんといっしょにおしゃべりしていて、いま部屋に帰ってきたとこ」。

きょうも夜8時少し前にねえちゃから電話がありました。

夜の電話で、そう話し出すときはたいてい、明るく穏やかにしています。

が、部屋で一人になってから寝付けなくなったりすると「おばあさん、ここに居ていいの?」とやや鬱気味の声になって電話をしてきます。

アルツハイマー病は不治の病。少しずつ進行していかざるを得ないのでしょうが、ねえちゃにとって、グループホームでみんなで話しているときが、いちばんの薬、いちばんの幸せのようです。


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2019年05月15日

ちょっと風邪

グループホームの生活記録によれば、先月26日、お医者さんの往診で「どこも悪いところはないです。頭がパーおばかさんで」と笑っていたねえちゃですが、その直後からちょっと体調を崩したようです。

27日には、風邪をひいたのか、咳込んで鼻声になったのでマスクを着用。自室で食事をとるなどするようになりました。

みぞおちのあたりが痛んだり、といったことはあったようですが、体温や血圧などに異常はなし。ちゃんと管理してもらったおかげで大したことはなく、2、3日で治ったようです。

いつもならみんなといっしょなのに、一人でいると不安になるようで、そういえば、このときの2、3日間は、私のところへひっきりなしに電話がかかって来ていました。


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2019年05月14日

ハワイアン

生活記録によると、4月18日の午後には、大正琴のボランティアがグループホームを来訪。

マイクを渡されると、照れながらもちゃんと歌っていたそうです。

さらに20日には、ハワイアン音楽のボランティアがグループホームへ。

黄緑色の首飾りをかけてもらって、ハワイのメロディに合わせてフラダンスを満喫。

最後に、代表して「楽しい時間を本当にありがとうございます」と感激で涙ぐんであいさつしたのだとか。

なにもかも次々、忘れていくねえちゃですが、瞬間、瞬間を心ときめかせて生きているようです。


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2019年05月13日

古戦場

4月の生活記録によれば、4月12日には、向かいの理容室へ散髪に。短めにして「サッパリした」とご機嫌だったようです。

18日には、川中島古戦場を希望して、お花見に行っています。

信玄と謙信が対決する像のある川中島古戦場は、ねえちゃの家の近くにあります。

というか、かつて合戦が繰り広げられた一角に家があるといったほうがいいかもしれません。

が、景色などの記憶はあまりよみがえっては来なかったようです。

古戦場はかなり賑わっていたようで、ベビーカーの子どもを見て「可愛いね」。

マクドナルドで買ったカフェオレを、「おいしい」と飲んでいたそうです。


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2019年05月12日

麦わら帽子をかぶって

グループホームから、ねえちゃの4月分の生活記録がとどきました。

2日
新元号の会話で盛り上がる。「いい元号だよね」。全体往診があって胸部音OK。先生の問診に「どこも悪いところありません」。

5日
麦わら帽子をかぶって、ベランダで花植え。天気が良かったので少し日焼け。「とても楽しかった」と喜んでいた。

6日
車で買い物に出かける。車中でなんども「嬉しいね~」といってはしゃいでいた。

春がやって来て、活動的になって、ねえちゃも、その瞬間瞬間を、楽しんでいるようです。


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2019年05月05日

朝と夜

日曜日のきょうはいつものように、日課になっている夜のほかに、朝にもねえちゃから電話がありました。

ゴールデンウィーク中なので、特に日曜日だから、ということもなさそうなのですが。不思議です。

ねえちゃの10連休は、家族や親せきが訪ねてきたり、旬のタケノコが送られてきたり、けっこう忙しかったはずです。

でも、そうした出来事のほとんどは、そしてゴールデンウィークであることも、すぐに頭から消えて行ってしまっています。

「えっ。そうだったの。みんな忘れちまってる。バカになるばっか、どうなっちゃうんだろ」と、夜には落ち込むこともありますが、朝の電話はたいてい清々しく、明るい声をしています。


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2019年05月04日

タケノコ?

ねえちゃのグループホームのある長野市街のきょうは、雲ひとつない、五月晴れ。

通りが鮮やかな花々で彩られる恒例の「善光寺花回廊ながの花フェスタ2019」が開かれているそうです。

昨夜、親せきから「ねえちゃのところへタケノコを送ったから」という電話がありました。

でも、きょう、お昼寝の途中で起きのか、午後2時少し過ぎてからかかってきたねえちゃの電話の声は、いまいち浮かない様子でした。

「タケノコとどいた?」。「えっ~、タケノコ。そんなの届いたのかな。とにかく、バカになっちゃって。職員のひとに聞いてみるだね」。


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2019年05月01日

平成から令和へ

昨夜のねえちゃから電話で、「きょうで、平成は終わりなんだよ」と聞いてみました。

グループホームでも当然話題になっているので、なんとなくは分かっているのでしょうが、いま一つピンときてはいないようでした。

「えっ、そうなんだ。あしたから、じゃあ、どうなるの?」

「令和という年号になるんだって。皇太子さまが、天皇陛下になるんだよ」

「あ~、そうなんだ」

「元号の変わる瞬間を、テレビで見ときなよ。もう二度と見られないかもしれないからね」

「わかった。そうする」

平成最後の夜は、穏やかに床につきました。ねえちゃは昭和11年生まれ。長かった昭和につづいて、平成、令和と3つの時代を生きていきます。


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2019年04月29日

噴出

きのう日曜日のねえちゃからの電話は、けきょく1日で11回にも及びました。

風邪気味で、グループホームの自室に一人で長いこといたためか、不安感・孤独感がつのったのでしょうか。

同じところにいても、状況が少し変わるだけで、たちまち心のバランスを保つのが難しくなってします。

認知症をわずらって分らないこと、できないことが増え、自分の根本のところで、強い不安や恐れ、混乱を抱えています。

みんなとおしゃべりして気を紛らわせていられるときはいいのですが、一人になってふと我に返ると、そうした不安や恐れが一気に噴出してくるのでしょう。


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2019年04月28日

電話5回

連休2日目のきょう、午前中だけでねえちゃから5回、電話がありました。

声の様子からも風邪気味なので、きっとグループホームで、自分の個室で安静にするように配慮されているからのように思われます。

ひとりでいると「バカになっちゃって、何が何だかわからない」ということになって、同じ不安が沸いては忘れての繰り返しになるようです。

グループホームで、みんなと夢中に話している時間が、いかに“心の平安”の役に立っているかがうかがわれます。

だれしも、人に支えられて生きています。とりわけ認知症のねえちゃにとっては、みんなといっしょに暮らす意味あいが大きそうです。


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2019年04月27日

風邪気味

あれだけ「記憶」に難のあるねえちゃですが、相変わらず、寝る前の午後8時ごろには忘れずに必ず、私のところへ電話を掛けてきます。

それから、週一回、なぜか、決まって日曜日の朝8時ごろにも電話をくれるのが常でした。

が、その「週一回」が、最近は日曜日ではなくて土曜日のことが多くなって来ています。からだの中にある体内時計が、進むか遅れるかしてきたためでしょうか?。

連休初日の土曜日の今朝も、電話が掛かってきて起こされました。

「朝ごはん、済んだの?」

「うん。いまみんなと食べてきた。風邪気味だから、これからちょっと寝る」

そういえば、声もちょっぴりいつもと違うように思われます。

「熱はあるの?」「ん~ん。無い」

「じゃ、ゆっくり休みな!」「そうする。じゃあね」


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2019年04月26日

電柱・支線類敷地料

ねえちゃの家に、「電柱・支線類敷地料お支払い」に関する書類が電力会社から届いていました。

亡き夫とずいぶん前に購入してそのままにしてある土地に設置されている電柱の敷地料が支払われる、というお知らせでした。

認知症のねえちゃに代わって整理しておかなければならない要件がまだけっこう残っています。少しずつ片付けていくしかありません。

でも、ほかには、これといった郵便物もなく、留守番電話もなくなりました。

だいぶ古くなっては来ましたが、いまのところねえちゃの自宅も健在です。


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2019年04月25日

春らんまん

20日ぶりに、ねえちゃのところを訪ねました。

グループホームのみんなと、食堂でガヤガヤ、楽しそうにしていました。

部屋では、いつものように足をバタバタさせて、歓迎してくれました。

「何か困ったことはない?」と聞くと、「ない。アタマだけ」といつものように答えていました。

「どこか、行きたいとことかない?」と聞くと、「ここにいられれば、十分」と言っていました。

けっこういまが幸せそうでした。

先日、ねえちゃの甥から「連休中にねえちゃを訪ねてみようと思ってるんだけど」と、電話をもらいました。

インフルエンザを警戒しなければならない季節が過ぎて、グループホームにも、春らんまんの開放的な雰囲気が感じられました。


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2019年04月24日

全体往診

ねえちゃは毎月、担当のお医者さんからグループホームで全体往診を受けています。

3月は、胸部音OK。先生の質問に「おかげさまです」としっかり答えていたそうです。

2月も胸部音OK。問題なく、先生と「今年は雪が少ない」といった雑談を楽しむ余裕もあったとか。

1月も、先生の質問に「どこも悪いところは無いです」と答えていたといいます。

「アタマ」以外は、いまのところ、いたって健康なようです。

とはいえ、当然のごとく、定期的にお医者さんに診てもらっていることはもちろん、毎日薬を飲んでいることも、すっかり忘れてしまっています。


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2019年04月23日

ミョウガ

ゴールデンウィークが近づいて、日に日に暖かさも増してきているように思います。

暖かくなると、冷奴やそうめん、刺身のつまなどに欠かせないのがミョウガ。

グループホームでも、春の食べ物が話題になったとき、ねえちゃは「ミョウガを漬けたりした」と思い出を述べたそうです。

ミョウガというと、俗に、食べると物忘れがひどくなると言われます。

落語にも、宿屋の夫婦が預かった金のことを忘れさせようと飛脚にミョウガを食べさせる「茗荷宿」という噺があります。

けれど、それはまったくの迷信のようです。

ミョウガには、ビタミン、ミネラル、精油、辛み成分などが含まれています。

中でもカリウムが多いのが特徴で、体内のナトリウムを排出して高血圧を予防したりする働きもあるそうです。

ミョウガの香り成分には、集中力を増す効果があることもわかっているとか。

認知症のねえちゃにも、思い出のミョウガは、体や頭にいい働きをしてくれるかもしれません。


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2019年04月22日

「困ったもんだねぇ」

ふつうの高齢者だったら、身体の不調や痛みなどを自分の言葉で表現することができます。

しかし、認知症になると、そうした症状を自分の言葉で訴えることが難しくなってきます。

落ち着きがなく歩き回っている原因が便秘で、便秘が解消されると落ち着いてきたり、また、歩行がおぼつかない原因が足の小指の骨折だった、といった事例もあるそうです。

認知症になると、うまく言葉で表現できず、行動で訴えることもあるわけです。

ですから、周りのものも、十分に観察して細やかなケアをする必要があるのでしょうが、それはなかなか難しいことです。

昨夜、「何か、おかしい。あした起きたら死んでるかも」とちょっぴり驚きの言葉を発していたねえちゃも、きっと、そう思う原因が何かあったのでしょう。

私にはそれを知る術も、洞察力もありません。が、今夜の電話では「ええっ、おばあさんそんなこと言ったの。困ったもんだねぇ」と、まるで他人事。

何かいいことでもあったのか、昨夜とは打って変わってご機嫌な様子で床に着きました。


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2019年04月21日

「あした起きたら……」

「ホント、アタマおかしくなっちゃって。何か、おかしい。あした起きたら死んでるかもしれない」

午後8時ごろかかってきた今夜の電話で、ねえちゃは、不安そうにそんなことを口にしていました。

「胸が苦しいとか、どこかが痛いとか、どこかおかしいところがあるの?」と聞くと、「そんなことない」といいます。

「バカんなっちゃったっていったって、いつものように電話をちゃんと掛けてこれたし、日記も書いたみたいだし、ちゃんとやることやってるじゃない」

「だけど、アタマおかしくなっちゃって……」

「何か、起きたらどう対応するか、ちゃんとスタッフの人と話してあるから大丈夫。あしたのことは、あしたのこと。とりあえず、寝たら」

「ん~。じゃあそうする。おやすみ」「おやすみ」


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2019年04月20日

喪失体験

高齢になると、若いときのように何かを得るということがだんだん少なくなって、失うものが多くなっていきます。

社会的地位や収入、役割、生きがい、知人や友人、親兄弟など、喪失体験が増えていきます。

ねえちゃも8年前、苦楽をともにし、また、いろんな意味で手がかかった連れ合いを失い、いまから思うと相当に大きな喪失感を味わいました。

多くの喪失体験をしている高齢者が、心穏やかに、それに応じた生活を送っていくことは、想像以上に難しいようです。

そして、認知症は、さらに多くのものを喪失させることになります。

いままで何をしていたかが思い出せないということは、「記憶に対する喪失体験」です。たとえ家族に囲まれていても、それが知らない人に思えたときは、喪失体験として感じられることになります。

自分の家にいても、自分の家でないと感じたときには、居場所を失うことになります。

ねえちゃが、いまさっきまでグループホームでみんなと楽しく話していても、自分の部屋にもどって一人になって「はて、ここはどこだ」と思い返した瞬間には、きっと、居たたまれない喪失感が襲ってくるのでしょう。


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2019年04月18日

1年1カ月

ねえちゃがグループホームへ入ってから、きょうでちょうど1年1カ月になります。

自宅からグループホームへ移った経緯はすっかり忘れてしまっているので、「どうしてこちらでお世話になってるんでしたっけ?」といった質問をスタッフのかたにもしばしばするようです。

きのうの夜の電話でもまた、「もう、1年と1カ月だね」と言うと、「そんなに居るの~!」といつものようにビックリ仰天していました。

それでも、この間「自宅へ帰りたい」と駄々をこねるようなことは一度もありませんでした。むしろ、自宅で一人で生活していたときの“寂しさ”への恐れのほうがずっと強いように思われます。

グループホームへ移った経緯を聞かれて、スタッフのかたが説明すると、納得して、不満を口にしたり興奮したりすることもなく、穏やかに対応しているそうです。

昨夜も「グループホームが、おばあさんの家なんだからね」というと、安心したように「ここで楽しくやるだ」と言って床につきました。


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2019年04月17日

桜前線

ねえちゃが住む長野市にも、桜前線が到来しました。

長野地方気象台が長野市の開花を宣言したのは13日。4月に入って気温が比較的低い日が続いたため、昨年より11日遅くなったとか。

ねえちゃのグループホームでも“お花見”的な行事が予定されているようですが、「お花見した?」とねえちゃに聞いてもチンプンカンプンです。

きのうの夜は、「おばあさん、バカになって、何が何だかわからなくなっちゃって、困ったよ~」と、なんだか元気がありませんでした。

それでも、「バカになったおかげで、くよくよ悩まなくてすむじゃない。幸せだよ」とか何とか話していると、気持ちが盛り返してきたらしく「じゃあ寝る!おやすみ~」。


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2019年04月15日

おはぎ作り

ねえちゃの介護サービス計画には「できる事はお手伝いしながら、不安なく、ここでの生活を楽しみたい」とあります。

実際、グループホームでは、あれこれ「お手伝い」をまかされて、それなりにやりがいを感じているようです。

3月2日には、信州ならではのおやつ、こねつけに付ける味噌作りのお手伝い。「私の味覚でいいのかなあ?」

3月11日には、洗濯干し、さらには、ほつれたズボンの裾をじょうずに縫い合わせました。

3月21日には、お彼岸のおはぎ作りに参加。「疲れたら交代するよ」と声をかけあってみんなで協力しながらくるみ味噌のくるみをすり鉢ですり、もち米の中に上手にあんこを入れて丸めていたそうです。


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2019年04月14日

啓蟄

インフルエンザの警戒で、3月はグループホームの中で退屈していたのかな、というと、ぜんぜんそうではなかったことが、生活記録を見ると分かります。

3月6日の夕食後、ねえちゃは日記を書きながら「今日は二十四節気で虫が土から這い出てくる日なんだよ」とスタッフのかたに教えてあげたそうです。

3月9日には、日差しが良かったので、窓に背を向けてみんなが一列に座って日光浴。その際、春のうたを歌いながらボール渡しをして、止まったところで連れ合いの名前を言うゲームをしたそうです。

ねえちゃのところに来ると、すぐに「イズミです」と名前が出てきて、「やさしくておとなしい人でした」と答えたとか。

「やさしくておとなし」かったかどうかは、私にはやや疑問が残りますが。

昨晩、ねえちゃから電話がかかってきたとき「いろんなことあって、楽しくやってるみたいじない?」と聞くと、やっぱりみんな忘れていました。


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2019年04月13日

ひな祭り

ねえちゃの3月の生活記録が、グループホームからとどきました。

それによると、3月3日には「ひな祭り」の行事に参加させてもらったようです。

「カップ寿司作り」では、ねえちゃは、錦糸卵や桜田麩(でんぶ)をじょうずに広げて作っていたそうです。

また、「桜もち風のオムレット作り」では、あんこを丸めたり、ホットプレートで焼けたオムレットを「できるかな」と心配しながらひっくり返したり……。

おやつのときは、「おいしい」と、甘酒をおかわりしていたとか。“老春”を、のびのび、楽しんでいるようです。


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2019年04月10日

季節はずれ

南岸低気圧と強い寒気が流れ込んだ影響で、ねえちゃの住む長野県のきょうは、中部や南部を中心に季節外れの大雪となりました。

10日正午現在の12時間降雪量は、開田高原と軽井沢で14センチ、菅平11センチ。軽井沢町の有料道路「白糸ハイランドウェイ」の一部区間は積雪で全面通行止めとなったとか。

長野地方気象台は、4月としては、県内では1998年以来の大雪警報を出したそうです。

いつものように、きょうも寝る前にねえちゃから電話が掛かってきたので「雪どうなの?」と聞いてみると、「えぇっ。そうなんだ」と、ひとごとの様子。

長野市街では、未明にみぞれになった程度で、雨模様の一日だったようです。

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2019年04月06日

お花見も

きのう更新された国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップによると、インフルエンザ定点医療機関の2019年第13週(3月25日~31日)の定点当たり報告数は1.73(患者8567人)で、前週の報告数2.49よりかなり減りました。

全国で警報レベルを超えている保健所地域は1カ所(1県)、注意報レベルを超えているのは3カ所(3県)だけと、落ち着いてきました。

ねえちゃのグループホームも、一時はインフルエンザに罹ったかたが出て心配されましたが、スタッフの人たちの素早い対応で、広まることなく無事におさまり、お花見ができるまでになったようです。

それでも、外出には油断は禁物です。外出・外泊の際には――

*家に戻ったり帰宅時には、うがい・手洗いをする。
*食事前、トイレ後の手洗いは石鹸をつけ、30秒以上洗い、流水で流す。
*生ものは避け、加熱したものを食べる。
*家族に体調を崩した人が居る場合、外出・外泊を見合わせる。
*外出・外泊中に体調を崩したら医師に受診する。

といったグループホームからの「お願い」がありました。


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2019年04月05日

4月までの計画書

インフルエンザの影響で遅れていたのですが、きのうグループホームを訪ねたとき、4月分までの「介護サービス計画書」をチェックしました。

総合的な目標は、できることは続けながら、好きなことをして、張り合いのある生活を送れるようにする。

具体的な介護内容としては、

①体操・歩行(二往復)・レク・家事・作業など、できることには参加を促す

②日課でしていることを続けてもらう
・10時、血圧手帳をつける
・夕食後、日記をつける

③入浴日以外は夕食後にパンツ交換を促す

④起床後は、化粧品の使用を促す

と、これまでとあまり変わりはありません。日課でもう一つ続けていることに、寝る前に私のところに電話をすることがあります。

ときどき「電話の掛け方わかんなくなっちゃった」といいながらも、毎日ちゃんと忘れずに掛けてきます。

症状は少しずつ進んでいることは確かだと思いますが、いまのねえちゃはまずまず“幸せ”といっていいんじゃないかな、と自他ともに感じています。


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2019年04月04日

選挙の春

ポカポカ陽気で晴れ渡った今日、久しぶりに、ねえちゃのグループホームへ面会に行きました。少しやせた感じがしますが、元気そうです。

長野市街は、選挙カーの声が賑やかで、ポスターの掲示板も見かけます。どうも、今月7日投票の県議会議員選挙まっただ中のようです。

「選挙どうする?」とねえちゃに聞くと、何が何だか分からないながらも、ほとんど欠かさずに続けてきた投票に意欲はありそうです。

というわけで、この冬ずっと控えていた、久しぶりの外出は、県議選の期日前投票、ということになりました。

自宅に届いていた投票所入場券をもって、郵便受けに入っていたビラの中から、まあ「この人かな」と思う人のを選んで持って、自宅近くの市役所の支所でなんとか投票を終えました。

あわただしい突然の外出で、やや歩くのがおぼつかないといった感はありましたが、連れ合いの仏壇の前で久しぶりに手を合わせることもできました。ねえちゃにとっても、いよいよ春到来です。


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2019年03月19日

食パン屋さんに

一カ月余りぶりに、長野市のねえちゃの家を訪ねました。アルプスの峰々は、雪で美しく彩られていましたが、市街に積雪はありませんでした。

空き家に近い状態になったので、雪や凍結が心配でしたが、大きな支障やトラブルはなく冬を乗り切れたようです。

郵便受けも、宅配ピザや不動産屋さん、選挙関係などのチラシがいくらか入っているだけで、手紙はほとんど無くなってきました。

留守番電話も一件だけ。水道洩れもないようで、水道料金の業務受託者から「使用水量ゼロ」だった旨の通知がありました。

グループホームへ入って、ねえちゃが自宅を留守にするようになって一年がたった間に、いちばん近い“お店”で何かと重宝していたファミリーマートが閉店してしまいました。

そのあとには、高級「生」食パン専門店「乃が美」の長野店が4月中にはオープンするのだとか。不在のあいだに、街も少しずつ変わっていきます。


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2019年03月18日

1周年

ねえちゃがいま暮らしているグループホームへ入って、きょうでちょうど1年となりました。

昨年の3月18日は、日曜日でした。前の日にここへ初めて見学に行って契約を交わし、衣類、寝具、履物など、当面必要なものを徹夜でまとめて……。

引っ越しシーズンで荷物を運んでくれるところはなかなか見つかりませんでしたが、「荷物を届けたあとに寄ってもいい」という赤帽さんが1件だけありました。

ねえちゃは、親しくしていただいているご近所のかたたちに励まされ、お隣のかたの車で送ってもらってあわただしくグループホーム生活へと突入しました。

きょうも、いつものように夜、ねえちゃから電話が来たので「きょうで、ちょうど1年になるんだよ」という話をしました。

ねえちゃは、いつものように「信じられない」という様子で、「えぇっ、ほんと、そんなに~。ほんとに、そんなになるの。バカんなっちゃったんだね。ぜんぜん覚えてない。バカんなっちまって。みんなに迷惑かけてるんだね」。

それでも、この1年、これといって嫌がることも、心配ごともなく、グループホーム生活を謳歌しているようです。


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2019年03月14日

命日

きょうも夜8時ごろ、ねえちゃから電話がかかって来たので、「きょうは何の日か覚えてる?」と聞いてみました。

「ええっ~、何だったっけ?」

「もう、あれから8年になるんだよ。きょうは、おじいさんの命日でしょ」。

「ええっ~、ほんとぅ、もうそんなになるんだ。バカんなって、そんなことまで忘れちまって」。

「テレビのニュースで、東日本大震災から何年とか言ってたら、おじいさんが死んでからそれだけの年月が経ったってことなんだよ」。

「おじいさんが死んで8年。おばあさんが今いるグループホームへ入って、もうすぐちょうど1年だ」。

「ええっ~、うそ、ええっ~、おばあさん、そんなに、ここに居るの!」

その驚きは、連れ合いの命日のことより、はるかに強烈なようです。

こうした会話を何度か繰り返して、ねえちゃはショックを受けながらも、そのショックもすぐに忘れて、ほどなくいつものように平静を取り戻しました。

「それじゃ、もう寝るだ。おやすみ~」。


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2019年03月13日

胃痛

ねえちゃのグループホームから、2月の生活記録がとどきました。

隣の棟でインフルエンザにかかった人が出たとかで、念のためタミフルを服用したり、みんなでいっしょに食事するのを避けて自分の部屋で食べたりと、ちょっと、いつもと違う、神経を使う日々がつづいた模様です。

そんなことも影響したか、2月21日には珍しく、夜中に「みぞおちの辺りがジーンと痛い」と胃の痛みを訴える、といったハプニングもあったようですが、1時間半後には「スーっと良くなってきた」。

スタッフのかたたちには、ご面倒をかけましたが、然したることなく収まって、いつものように「アタマ以外は元気な」ねえちゃにもどりました。

インフルエンザは、幸いグループホーム内に広がりを見せることなく、いちおう終息。何よりでした。

ただ、つい先日の世界保健機関(WHO)の発表では、インフルエンザの年間の感染者数は全世界で約10億人、死者数は数十万人に及び、新たなパンデミック(世界的大流行)の発生は「避けられない」と警告しているとか。

感染症はどこで、いつ、思わぬ事態が起こらぬとも限らないので、特別なことがない限り、もうしばらくは、ねえちゃへの面会はひかえておこうかな、と思っています。


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2019年03月02日

ウッソー!

ねえちゃがグループホームへ入って、もうすぐ1年になります。

何もかもが頭に残らないようになって来てはいますが、寝る前に毎日必ず私のところへ電話をかけることだけは、依然としてなぜか忘れません。

話すことといえば、たいていは「おばあさん、どこに居るんだろう? ここに居ていいの?」。きのうもそうでしたが、10分くらいしてまた電話が掛かってきて同じことを繰り返し聞く、ということもしばしばです。

「そこが、いまのおばあさんのウチ。そこで暮らすようになってもうすぐ1年になるんだよ」と答えると、いつも「ウソッー。そんなに長く居るの!」と、ぜったい信じられないというように大声を出して驚いて「おばあさん、そんなにバカんなっちゃったんだね」としばし落ち込みます。

季節や時間の経過など、時間感覚が失われていく見当識障害が進んでいるせいでしょうか。

それでも、「バカんなったから嫌なこともみんな忘れちゃっていいじゃない。のんびり“バカ生活”を楽しみなよ」などというと、落ち着いてきます。

グループホームの担当の人もいいますが、特別に興奮することもなく、最後は「ここがウチだと思っていればいいんだね」と、穏やかな対応にもどる。それが、救いです。


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2019年02月16日

忘れない電話

ねえちゃの連れ合いが亡くなってからグループホームへ入るまでの7年間は、ねえちゃの家に行ってないときは、私からねえちゃに毎晩、電話を掛けてきました。

が、グループホームへ入ってからは、ねえちゃが携帯から毎晩必ず電話をくれています。

今晩もそうでしたが、掛けたことを忘れて5分後、さらに1時間後にも、なんてことはことはしょっちゅうですが、掛けるのを忘れるということはまずありません。

あれだけすぐに何もかも忘れてしまうのに、どうして電話を掛けることだけは忘れないのか。いまだもってナゾです。

電話で、「元気でやってる?」と聞くと「カラダは元気だけど、バカで何がなんだか分んなくなっちゃって……」といつものように言いはじめます。

「バカんなっちゃったから、そこへ入れてくれたんだ。おばあさんがバカんなっちゃってることは、みんな知ってるから大丈夫だよ」というと、何となくホッとするようで、「おやすみ~」となります。

夕食を終えて自分の部屋に戻ってくと、暗がりのだれも知らない道を、行き先も、来たところも、分からず、一人っきりでふらふら歩いているような孤独感に包まれるのかもしれません。

そんなとき「おばあさんがふらふら歩いてるの、みんな分ってるから」というだけで、ふっと、不安から解き放たれる瞬間を得ることができるのではないか、というようにも感じます。


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2019年02月15日

警報レベル割る

厚生労働省がきょう、最新1週間(4~10日)のインフルエンザの患者数について、発表しました。

それによると、全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者数は、1カ所あたり26.28人(前週43.24人)と、警報レベル(30人)を下回ったそうです。

全都道府県で前週よりも減り、長野県も27.79人と警報レベルを割りました。

ウイルスのタイプ別では、直近の5週間では、いわゆる香港型のAH3亜型が57%、2009年に流行したAH1pdm09が42%、B型が1%の順だったそうです。

夜、ねえちゃから、いつものように部屋に戻ってきて寝る前に電話がありました。

「元気でやってる?」と聞くと、いつものように「アタマ以外は元気」。

インフルエンザについても流行っていることは何となく認識しているようですが、グループホームで特に変わったことはなさそうです。


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2019年02月14日

峰さんのお姉さんと……

グループホームから、ねえちゃの1月の生活記録が届きました。

新しい職員さんに「私は峰竜太さんと同じ下條村の出身で、峰さんのお姉さんと知り合いでした」と饒舌に話したり。

新年祝賀会では、獅子舞に噛まれたり、落語を聞いたり、水戸黄門の寸劇では、悪役にステージまで連れて行かれて、お酌を強要されて、けっこう、その気になって楽しくやったり。

ホームでの生活をエンジョイしているようです。

簡易知能評価スケールで、知っている野菜を言う設問は、満点。「農家の娘だったからあたりまえよ」と嬉しそうだったとか。

やはり、頭の中に記憶として残っていくことは非常に少なくなって来ていますが、一瞬一瞬を楽しめている蓄積は、かけがえのないものに違いないと思います。


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2019年02月04日

立春

立春のきょう、久しぶりに長野市のねえちゃの自宅を訪ねました。ただし今回は、インフルエンザのため、グループホームのねえちゃとの面会はなしです。

南から暖かい空気が流れ込み、各地で平年を大きく上回る気温を記録しましたが、長野も春の陽気。飯田で明け方の気温が14.5度を記録するなど、正午時点で県内30観測地点のうち25地点で今年の最高気温を観測しました。

自宅の庭には、湿った雪が少し溜まっていましたが、きょうの暖かさでほとんど溶けました。この冬は長野県も暖冬傾向で、雪が少ないようです。

ただ、大気の下のほうが暖かいため、湿った重い雪になり、鉄道の運行トラブルは相次いでいるといいます。

グループホームへ入ってもうすぐ1年になります。家へ来る郵便物もずいぶん減ってきました。電話もほとんどかかって来なくなって、連れ合いの仏壇があるだけのところになりつつあります。

雪も、インフルエンザも、ほどほどのところで収まって、本当の春を迎えたいものです。


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2019年02月03日

罹患者

毎日、夜、眠る直前に電話をくれるねえちゃですが、きのうの夜は午後6時半ごろ、かかってきました。

「えらい早いじゃん、どうしたの」と聞くと、「食事が終って、もう、みんな部屋に帰ってだれも居ない。もうパジャマになったから寝る」といいます。

ヘンだなと思っていると、グループホームの責任者のかたから、ホーム関係者にインフルエンザに罹った人が出たので面会を控えて欲しいという旨の電話をいただき、納得しました。

そういえば、猛威を振るうインフルエンザは、1月21日~1月27日の推定患者数が約228万人に達し、ついに過去10シーズンの最大数を上回ったというニュースが流れていました。 

国立感染症研究所の流行マップでは、この週の定点当たりの報告数は、前週から3.18増加して57.09となりました。都道府県別では、長野県は64.72で8番目と上位にあるようです。

インフルエンザウイルスの大きさは、0.1ミクロン(1万分の1ミリ)程度といわれます。いくら注意をしても、完全に防ぐのには限界があります。広まらないように出来ることをやっていくしかありません。


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2019年01月29日

病院で集団感染

インフルエンザが猛威をふるっていますが、ねえちゃが暮らす長野県の病院でも、集団感染が発生して80代の男女2人が亡くなりました。

集団感染が発生したのは、松本協立病院。今月11日以降、インフルエンザが流行り、入院患者19人、職員35人の計54人に陽性反応が確認されたそうです。

亡くなった女性は12月上旬に入院して1月18日に発熱。その後、気管支炎の症状を発症して25日に、男性は12月中旬に入院して1月26日に発熱し、同28日に亡くなったそうです。

死因とインフルエンザとの関連について、病院側の記者会見では「女性は関連がないとは言い切れない。男性は判断が極めて難しい」としているとか。

入院患者や職員の多くは快方に向かっているそうですが、23日に発表された感染症情報によると県内のインフルエンザ患者は1医療機関当たり58.09人で、近年では大流行した2005年に次ぐレベル。まだまだ油断はできないそうです。

きょうの夜、いつものようにねえちゃから電話がかかってきたので「長野県の病院でも集団感染で2人亡くなったそうだけど、大丈夫?」と聞いてみると、「ええっ、そんなに流行ってるんだ。気を付けないとね」。


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2019年01月25日

猛威

インフルエンザが猛威をふるっています。厚生労働省はきょう、全国約5000カ所の医療機関から今月14~20日に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関当たり53.91人となったと発表しました。

20日までの1週間に全国の医療機関を受診した患者数は約213万人(前週比約50万人増)と推計されるそうです。

1医療機関当たりの患者数は、前の週に38.54人と、すでに「警報レベル」(30人)に達していましたが、さらに大幅に増えたことになります。

前橋市の特別養護老人ホームでは、入所者35人がインフルエンザに集団感染し、このうち80~90代の男女5人が亡くなったそうです。

入所者やスタッフは全員、昨年11月に予防接種を受けていたといいますから、関係者のかたたちのショックはより大きいことだろうと思います。

昨夜の電話では、ねえちゃは「アタマ以外は、元気!」のようす。そろそろ面会に行こうかな、とも考えていましたが、外部からの感染のリスクを考えると「猛威」がある程度収束してからにすべきだな、と延期することにしました。


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2019年01月18日

3回めの電話

グループホームのねえちゃからは変わらず、夜、寝る前になると毎日私のところへ電話が来ます。

きのうの夜も、午後8時半ごろ続けて2回。うとうとしてから寝て起きて1時間ほど後にまた、計3回電話がありました。

最初の2回は、ごきげんの様子。「いままでみんなとテレビ観てたの」「お向いさんの部屋に行ってたら、お前に電話したの忘れちゃった」。

しかし、3回目は、かなり落ち込んだ声で「おばあさん、帰らなきゃ。どうしたらいいの」と言います。

いつものことですが、「いったん眠ったら起きなきゃいいのに」といつものように思います。

グループホームから送ってもらった生活記録の通信欄にも、時々、自宅~入所までの経緯を忘れてしまい「どうしてこちらでお世話になってるんでしたっけ?」などの発言がある、と毎月のように書かれています。

いまのところ、ねえちゃに説明すると穏やかに応じて納得します、症状が進むにつれて少しずつ変わっていくのだろうな、と少しドキドキしながら眺めています。


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2019年01月14日

年末年始

ねえちゃのグループホームから「12月の生活記録」を送っていただきました。

孫がインフルエンザになったため、訪ねて来れなくなったりと、ねえちゃにとってちょっぴり残念な年末年始ではありました。

けれど、クリスマス会でケーキバイキングや、サンタさんのプレゼント。忘年会では、オードブルのクラッカーにチーズや果物を乗せたり。

みんなで紅白歌合戦を観たり、お正月の歌をうたったり。ひとり暮らしのときとは違って、寂しさを感じるヒマもないくらい、イベント尽くめ、すごく楽しい年末年始だったようです。

一年を振り返って「おかげさまで元気でいられました」と、みんなに感謝していたとか。

さて、グループホーム生活2年目。ねえちゃにとって、どんな一年になるでしょう。


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2019年01月09日

おめでとうございます

きのうの夜から降り積もったねえちゃの家の前の雪をざっと掻いてから、今日の午前中、路線バスに乗ってグループホームへ行きました。

今年初めての面会だったので、職員のかたやねえちゃと「あけましておめでとうございます」のごあいさつ。

ですが、ねえちゃにとっては、いまが一年の中でどんな時期にあるのか、イマイチ定かにはなっていないようです。

インフルエンザの流行が本格化してきました。厚生労働省によると、昨年末の1週間で推計約44万6千人の患者が医療機関を受診。

前週の約31万3千人から10万人以上増えたそうで、今シーズンの推計患者数は累計106万人となったそうです。

グループホームの入口でも、インフルエンザにかかっている人は中に入らないで欲しい旨の表示が出ていました。

ねえちゃはといえば、風邪をひいた様子もなく、元気そうです。同じ話を繰り返すサイクルがまた少し短くなってきたな、とは感じますが、落ち着いた年末年始を過ごすことができたようです。


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2019年01月08日

水道料金

今年はじめて、ねえちゃの家を訪れました。

昨年、親しいかたたちには、ねえちゃがグループホームへ入ったことをお知らせしておいたので、年賀状など対処が必要な郵便物はほとんどありませんでした。

ただ、水道料金徴収業務受託者だという会社から「ご使用状況確認のお願い」という通知がありました。

そこには「ご使用水量がほとんど確認できませんでした」としたうえで、「以下の点について注意いただき、ご使用状況の確認をお願いします」と、次のような注意点が記載されていました。

・お申込みいただいている設置住所は、開栓状態です。
 県営水道は、お客様から休止のお申し出がない限り、全く使用水量が認められない場合でも基本料金がかかります。
 そのため、長期間使用しない場合は、休止のお手続きをしていただきますとその間の料金はかかりません。

・水道は、ご使用がなくても水道管の老朽化、凍結などにより漏水する恐れがあります。時折、水道設備の点検等をお願いいたします。

ねえちゃがここに住まなくなったので、ほとんど水を使用していないのは確かです。が、まったく空き家状態にはできないので、家の状態を確かめに来たときなど、水道やトイレは必要です。

しかし、ほとんど使わないのにかなりの額の基本料金がどんどん取られていくのも癪です。これからさらに寒くなって来ると、凍結も心配になります。業者とも相談して作戦を立てなければなりません。


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2019年01月07日

お昼寝どきの電話

きょうの午後1時40分ごろ、グループホームにいるねえちゃから、私の携帯に電話がありました。「おバアさん、これから帰ろうと思うんだけど」といいます。「どこへ帰るの?」と聞くと、「ウチ」と答えます。

お昼寝の途中で目が覚めたのか、何がなんだか分からなくなったといって、しばしば掛けてくる電話です。

「ウチって言ったって、おバアさんのウチは、そこじゃない。去年の3月から、もう10カ月近くそこで楽しく暮らしているんでしょ」と言うと、「エェッ!。おバアさん、そんなに長くここに居るの」と、いつものようにびっくりしています。

一瞬、デイサービスに通っていたときの自分に戻ったのかもしれません。「自分の家では暮らしていけなくなったから、ここへ来たんでしょ」というと、少し落ち着いた口調に戻って「そうなんだ。それじゃ、おバアさん、ここにずっと居ていいんだね」といいます。

近ごろではすっかり慣れっこになった、ねえちゃのこうした「何がなんだか分からなくなって」の訴えも、きのう見たエピソード記憶の障害に関係していそうです。「脳科学辞典」のサイトを覗くと、エピソード記憶の定義は次のようになっていました。

〈エピソード記憶とは、「個人が経験した出来事に関する記憶」で、例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたかというような記憶に相当する。

エピソード記憶は、その出来事の内容 (「何」を経験したか)に加えて、出来事を経験したときのさまざまな付随情報(周囲の環境すなわち時間・空間的文脈、あるいはそのときの自己の身体的・心理的状態など)と共に記憶されていることが重要な特徴である。

臨床的枠組みにおいて、「記憶」という用語はエピソード記憶を指して用いられることが多く、記憶障害という場合は、通常エピソード記憶の障害を指している。〉

グループホームへ入ってから、毎日、朝昼晩食事を作ってもらい、運動会、お誕生会、カラオケ大会などいろんな行事に参加させてもらったりしても、そうしたことは記憶として積み重なることなく、結果、スコッと抜け落ちてしまうことにもなります。

こんなふうに「何が何だかわからない」くなったとき、ウチに居た時には昼間でも布団にくるまって「生きていたってしょうがない。死にたい」とうめいていました。

けれど、いまでは、午後3時になれば、おやつを食べたり、みんなで体操をしたりといった時間がやって来るし、暗くなれば、みんなでおしゃべりしながら夕食を食べて、気持がリセットできます。グループホームのありがたところです。


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2019年01月02日

新年の日記

きょうの午後、ねえちゃの次男がグループホームへ面会に行きました。

が、午後8時半ごろ、ねえちゃからかかって来た電話では「だれか来たような気もするんだけれど……」と、いつものようにほとんど忘れてしまって要領をえません。

「それじゃ、日記を見てみてみたら。書いてない?」と聞いてみると、「あ~っ。来たって書いてあるわ」

「新しい日記を、ちゃんと使ってるんだ? 偉いじゃん」。

日々、認知能力が失われていっても、それを少しずつでもフォローする方法を、できるところから工夫して実践していく。

今年も、そういうふうにして、ゆっくりと進んでいくしかありません。


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2019年01月01日

年賀状

あけましておめでとうございます。「ねえちゃ」の近況について「家族+α」の連絡用にと2016年02月08日に始めたこのブログですが、いつのまにか月日はめぐり、きょうで1059回目の投稿となりました。

最近は、ねえちゃの近況とともに、アルツハイマーという病について私なりに知ったり、考えたりしたことも紹介するページへと、広げてきています。今年も当分は、これら二本立てでやっていくつもりです。何らかのかたちで、ほんのわずかでも、みなさまのお役に立つことがあれば幸いです。

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元日、ねえちゃのグループホームから年賀状をいただきました。はがきには、ねえちゃのちょっと振り向いたポーズ写真に、「今年もよろしくね 母は元気よ」というメッセージが入っていました。

師走の忙しいなか作ってくれたグループホームのかたたちのあたたかい心遣いが、痛いほど伝わってきて、感激で涙があふれ出て来ました。そして、きょうも午後8半ごろ、ねえちゃから電話がありました。

「あけましておめでとう。年賀状ありがとう」というと、「おバアさん書いたの?」と、やっぱり何が何だかよくわからない様子。でも、いつものように落ち着いていて、生きているのが楽しそうでした。

みなさま、ねえちゃのこと、今年もよろしくお願いいたします。


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2018年12月31日

節目の年

何となくあわただしいものを感じているのか、昨夜は3回、きょうも朝8時ごろと夜8時半ころの2回、ねえちゃから電話がありました。

きょうの夜は「いままでみんなとテレビを観ながらおしゃべりしていて、戻って来たところ」と、いつものようにいいます。

「きょうはどういう日か分かっている? おおみそか!」というと、「それが、なんだかよく分からないんだけど」。

「1年でいちばん最後の日。こんど電話するときは、もう、あけましておめでとうございますだ。紅白、みんなで観てたの?」

「うん。なんだかわからんけど、歌番組みたいのを観てきた」。

2018年は、ねえちゃにとって大きな節目の年になりました。1月にグループホームへ入るための面接を受けて、3月には「1部屋空きができた」との連絡をもらい、「気が変わらないうちに」と、見学した翌日の3月18日に大急ぎで引っ越しをしました。

共同生活になじめるかなと心配でしたが、幸い、杞憂に終わりました。家に居るときは「こんなんなら生きていてもしょうがない。死にたい」とばっかり言っていたのが、「困ったことは何もない」と落ち着いた声で話すようになりました。

食事や洗濯の手伝い、花壇の水くれ、運動会やカラオケ大会などの行事にも、ものおじせずに参加し、楽しんでいるようです。

親戚や友人、ご近所さんら、いろんなかたたちが、ねえちゃの面会に来てくれました。みなさま、たいへんお世話になりました。そして来年も、どうかよろしくお願いいたします。


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2018年12月28日

15年

仕事納めのきょう、このあいだ買った来年の日記帳をもって、2週間ぶりに、ねえちゃのグループホームへ行きました。

「マスクと帽子をしててもお前の顔はわかる」と、いつものように足をバタバタさせて喜んでいました。

書き込むのはあと何日かだけになった今年の日記帳をペラペラめくって見ると、忘れずにほとんどぎっしり欄を埋めて、毎日ずっと書きつづけてきたことが分かります。

月初めに、その次の行事や出来事を書く欄も、小まめに記入されています。

日記をつけてから寝る、という習慣は、スタッフの人たちの協力もあって、今年も一貫して続けることができました。

これで、2004年から毎日欠かさずつけるようになった日記は、3年連記が3冊、5年連記1冊、それに今年の1年用日記帳と、15年間つづいたことになります。

来年の目標は、その日に何を食べたとか、ほんの少しでいいから、きのうと違うきょうあったことを見つけて書き込むようにしていくことです。


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2018年12月27日

電気屋さんのカレンダー

ねえちゃの家の電気製品のほとんどすべてのめんどうを見てくれている電気屋さんから、今年もカレンダーをもらいました。いただいた「2019-CALENDAR」には、

創業47年、お客様と「安心」「信頼」「親切」「ていねい」をモットーに“なが~い・おつきあい”を目指しています。

とあります。

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思えば、ねえちゃとこの電気屋さんとの付き合いは、この店が創業した直後からだったので、もう半世紀近く「わが家の電気屋さん」であり続けてきたわけです。

このあいだ、しばしば訪ねてくれている顔なじみの担当者に会ったので、「実は、グループホームへ入ったもんで。リハビリして良くなって帰ってきたら、またお世話になりますから」と事情を話しました。

ねえちゃと、もう、長い、長いお付き合いのそのかたは、少し目を赤くして寂しそうな表情になり、「そのときを、お待ちしていますので」と、静かに言って、深く頭を下げてくださったのが印象的でした。

ハタから見ていると、ときに「高いの買わされて!」と思うことも無きにしも非ず、ではありましたが、量販店には無い「なが~い・おつきあい」には、やはり味わい深い格別なものを感じます。


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