以前、ねえちゃは朝から晩まで、小声で何かわからないことを始終ぶつぶつ口にしていました。

東京の地下鉄なんかでしばしば、一人で何か大声をあげている人を見かけることがありましたが、そういうのとは違います。

何を言っているのか分からないけど、口をぐじゅぐじゅ動かしてつぶやいているのです。

一日中一人でいるので、きっとフラストレーションがたまっているのだろうと、訪れる日数を多くしたり、宅食を取るなど話す機会を増やすように努めて来ました。

そんなことが功を奏したのか、最近は「ぶつぶつ」をあまり耳にしないになりました。それでも、誰かと話したいという基本的な欲求は少なくないようです。

給湯のスイッチを入れた後、「お風呂がわきました」と自動音声が流れると、それに答えて「そうですか。では入ります」とか、「アイスクリームを食べているのでもう少ししてから入ります」とか、大きな声で言ったりもしています。