デイサービスセンター初日のきょう、帰ってくるとねえちゃは、パジャマに着替えて布団に寝転がて居ます。

どうだったの、と聞くと「バカになっちゃって、どうしようもない。もう嫌だ、嫌だ」と、わけのわからないことを言います。

センターのほうに聞いてみても、特に変わったことも、嫌がることもなく、ふつうに穏やかに過ごしていたようです。

一日がかりの慣れない体験だったので疲れたの? 目新しい事をやって少し自信を失ったようなことでもあったのか?

ところが少し休んで夜になると、センターへ行ったことはすっかり記憶から飛んでしまって、「きょうは日帰り温泉へ行ってきた」と言い出します。

「え~。どこの温泉へ行ったの?」びっくりして聞き返すと、「湯田中だったか、どこだったか」。

「じゃないでしょ。デイセンターのお風呂に浸かって来たんでしょ。」

「ああ、そうだったのか。バカんなっちゃって。うちのと違ってすごく大きくて温泉に入ってたと思ってた」

記憶があっちやこっちへ断片的に飛んでいくのでしょうか。

何はともあれ、センターのお風呂が気持ちよかったらしく、今夜は自宅の風呂には入らず床につきました。