ねえちゃは、やったことを次々に忘れていきます。

ケアとか病院とか、最近はけっこうやることが多いのですが、日記には、きょうも何もやらずに過ごした、といった同じようなことを毎日書くだけです。

ずっと家にいたって、ご飯も食べるし、電話が来たりもします。昔、正岡子規が「病床六尺」でつづったように、その日に食べたことを書くだけでも、すごい日記になるんだから……。

そんな話をして、ノートに「昼には、あんまん、あんぱん、青汁入りの牛乳、ふで柿1個、みかん1個」などと試しに書くようにしてみました。

加えて、「きょうは薬を飲んだのでもう飲まない」とかもノートに書かせて、何かわからなくなったら常にノートを見て、何かあったらすぐノートに書くこと、と念を押しました。

けれどやっぱり、「きょうは何を食べたっけ」「薬を飲まなきゃ、どこへ行ったっけ」が、またすぐに始まります。