「ねえちゃ」は、食べ物の消費期限、賞味期限をあまり気にしません。

冷蔵庫の中には、とっくに賞味期限が切れた納豆やおやき、消費期限が切れたハム、マヨネーズなどなど、いっぱい入っています。

円柱のアルミケースに入った七味唐辛子にしても、辛みも風味もほとんど消えて、ソバにかけてもまるでただの粉をかけているような感じ。

さすがの私もこれではたまらないと、袋入りの七味を買ってきて入れ替えました。

たとえば納豆にしても「もともと腐ってるんだから、ちょっとくらい過ぎたって大丈夫」というのが「ねえちゃ」の理屈です。

「それは理屈になってないんじゃないの」と言っても、持論は変えません。

冷蔵庫も普及していないむかし、物の少ない山ばかりを転々としいた「ねえちゃ」。

お店でカビの生えたパンが売られていることなどザラで、買って帰ってカビを落として食べていたことも日常的でした。

いまでは、そんなのはお店としても許されないことでしょうが、「ねえちゃ」の若いころは、まだまだ物の無い時代、食品衛生の意識が十分ではありませんでした。そんな時代をがんばって生きて来たのです。

最近はそういうのに加えて、物忘れがひどくなったため、何を買ってきたのか、冷蔵庫に何が入っているかといたことも、すぐに記憶から消えてしまいます。だから、賞味期限どころではないのです。