ちょっと風邪いちばんの薬

2019年05月16日

勝率2分7厘

期待を集めていたエーザイと米バイオジェンのアルツハイマー病新薬候補「アデュカヌマブ」の治験も、この3月、突如中止に追い込まれ、頓挫してしまいました。

米国研究製薬工業協会によると、1998年から2017年までに承認された新薬はわずかに四つだけ。失敗した治験の数は146にのぼるのだそうです。

4勝146敗。勝率2分7厘。プロ野球だったらとっくに戦力外通告を受けている、惨憺たる結果です。

アデュカヌマブの初期の治験では、アルツハイマー病と関連があるとされる蛋白、アミロイドベータを脳内から減少させる結果を出し、2016年には英科学誌ネイチャーの表紙を飾りました。

それでも「薬」の誕生、というところまで行きつけなかったのです。

薬に頼らずに、どう病気と共存していくか。模索の時代が、まだまだつづいていくのです。


harutoshura at 16:07│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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