平成から令和へ「アデュカヌマブ」断念

2019年05月02日

「LATE」という認知症

これまでアルツハイマー病と診断された中に、別の種類の認知症患者が多く含まれているという国際研究チームによる衝撃的な論文が「ブレイン」という有力な医学誌に発表されたそうです。

その認知症というのは、「LATE」(Limbic-predominant age-related TDP-43 encephalopathy、大脳辺縁系優位型老年期TDP-43脳症)という病気で、アルツハイマーと似ているが異なるといいます。

アルツハイマーが、アミロイドなどのたんぱく質に関連するとされる一方で、LATEは「TDP-43」と呼ばれるたんぱく質に由来して発症するそうで、アルツハイマーに比べ、より緩やかに記憶が失われていくとみられています。

研究は、認知症患者の死後解剖の結果を基にしたもので、LATEは80歳以上が罹患し、この年齢の5人に1人の割合で症状が確認されたとか。

アルツハイマー型と診断された患者の最大で3分の1が実際はLATEである可能性があり、また、アルツハイマー型とLATEは併発するケースもあるそうです。

ひょっとすると、これまでの認知症の常識を大きく変えていく発見になるのかもしれません。


harutoshura at 14:12│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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