そろそろ髪切ろうか季節はずれ

2019年04月09日

「施設」を「住まい」に

途切れ途切れになりましたが、スウェーデンに学び、日本のグループホームの制度化に大きな貢献をした建築家、外山義さん(1950-2002)のグループホームに対する考え方をこれまでみてきました。

外山さんの、グループホームをはじめ、寝たきりゼロ作戦、特別老人ホームの個室化などへの取り組みは、高齢者施設を「施設」ではなく、「住まい」に変えようとするものでした。

自著『自宅でない在宅』の完成を見ることなく、52歳の若さで世を去った外山教授。「あとがきに代えて」で、お弟子さんが次のように記しています。

「先生の研究の特色は、工学が最も苦手とする人間性の問題に正面から向かい会おうとする点にあり、その出発点には信仰があったと確信しています。ともすると人間性なき科学が幅を利かせるなかで、あるべき姿を追求された先生。その志を受け継ぎ、蒔かれた種を大きく育てることが私たちに託された使命であり、先生への追悼といえます」。

グループホームから毎晩電話をかけてくるねえちゃは、このごろよく「ここがおばあさんのウチなんだね!」と、確信めいたような口調で繰り返すようになってきました。

ねえちゃにとってもグループホームが、外山さんのいう「住まい」として感じられるようになりつつあるのかな、という気がしています。


harutoshura at 21:58│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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