認知症対応型共同生活介護全国ネットワーク

2019年03月21日

あたりまえの暮らし

きのう見たように、グループホームは1997年度の痴呆対応型老人共同生活援助事業として、制度的にスタートをきりました。

初年度の全体予算は1億6496万3000円、実施か所は25カ所。翌1998年度の全体予算は3億8997万7500円、実施か所47カ所に及んでいます。

グループホームがめざしているのは、「痴呆」を問題として扱うのではなく、①痴呆になっても人としてあたりまえに暮らしつづけることであり、②住みなれた町の中でその人らしく豊かに生きていること、です。

制度化された直後の1997年11月に早くも出版された『ボケなんて怖くない「グループホームしせい」の挑戦』には、自分たちで料理や掃除、洗濯などふだん家庭でやっているようなことをするなかで、持てる力を生かしながら、役割をもって生活する姿を引き出すケアの実践について描かれています。

それは、大規模な収容者をもつ施設ケアによる管理された生活ではなく、小規模で家庭的な環境での、限りなく在宅に近い痴呆性高齢者の施設介護としてのグループホームの姿でした。


harutoshura at 22:19│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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