バルツァゴーデン1周年

2019年03月17日

小規模多機能型居宅介護

このブログでも以前書きましたが、通常は、きのう見た1985年に始まる「バルツァゴーデン」のようなスウェーデンのケアを取り入れて、1990年代初めに日本のグループホームが誕生した、といわれています。

とはいえ、日本国内でも1980年代には、大規模施設へ収容して管理するあり方への反省から、支援が必要な高齢者のための“居場所づくり”の試みが各地で行われていました。

たとえば1987年には、島根県出雲市に小規模多機能型居宅介護を掲げる「ことぶき園」が民間の非営利団体として開設されています。

小規模多機能型居宅介護というのは、住み慣れた地域で、「訪問」「通所」「短期間滞在」の3種類を組み合わせて、介護その他の日常生活上必要な世話や機能訓練を行うサービスです。

家族的な環境作りや地域との交流に気を配りながら、住み慣れた自宅で自立した日常生活を営むことができるよう、要介護者の状態や希望に応じてケアするように工夫されています。

随時訪問や通所、宿泊を一体化させて、顔なじみのスタッフから介護を受けることができるので、人見知りのお年寄りでも安心して利用することができます。

このように、国内で自発的に生まれたケアの手法と、スウェーデンなど海外の手法を合わせるかたちで1997年、老人福祉法及び介護保険法の規定に基づく認知症対応型老人共同生活援助事業の「共同生活を営むべき住居」として設けられたのが認知症高齢者グループホームでした。


harutoshura at 19:27│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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