命日バルツァゴーデン

2019年03月15日

ノーマライゼーション

「ノーマライゼーション」という言葉があります。障害をもっていても、そうでない人たちといっしょに、地域社会で普通に暮らしていける福祉環境の整備、実現を目指す考えかたです。

1950年代、デンマークの知的障害者収容施設でさまざまな人権侵害が行なわれていたことに対して、行政官のニルス・エリク・バンク=ミケルセン=写真、wiki=が提唱した理念です。1959年に同国で制定された知的障害者法に盛り込まれ、欧米諸国に広まりました。

Nis_Bank-Mikkelsen

障害者ら社会的弱者は、社会から排除・隔離して特別な施設へ閉じ込めておけばいい。そうしたかつての誤った考えかたを改めて、障害をもった人もそうでない人とともに、社会の中でふつうに生活できるような環境をつくっていこうとするものです。

ノーマライゼーションは、日本でも、1981年の国際障害者年をきっかけに認知されるようになりました。そして障害者の人たちだけでなく、ねえちゃのような認知症高齢者についても、その理念があてはめられていくことになります。

そして従来の施設とは違い、できる限り在宅に近い介護を目指す認知症高齢者グループホームもまた、ノーマライゼーションの思想が根底に置かれているのです。


harutoshura at 22:48│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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