グループホームの普及胃痛

2019年03月12日

スウェーデン発

本人は当然ぜんぜん覚えていませんが、ねえちゃがグループホームへ入って、まもなく丸1年になります。うまく適応できるかどうか当初はすごく心配でしたが、ホームの生活にすっかりなじんで、楽しくやっているようでホッとしています。

現在の形態に最も近い痴呆性高齢者グループホームは、福祉先進国のスウェーデンで1980年代にはじまりました。ごくふつうの二階建ての家で行われている「グループリビングケア」と呼ばれる介護サービスが、その発祥といわれています。

90年代に入ると、さまざまな試行錯誤の成果を受けて痴呆性高齢者ケアの切り札として位置づけられるようになり、スウェーデンでは一般的なものとして普及していきました。

日本でも1990年代初めまでに先駆的事業者による取り組みがはじまり、1997年には「痴呆対応型老人共同生活援助事業」として制度化されます。

そして、きのう見たように、2000年4月から施行された介護保険制度において、グループホームは在宅サービスのメニューの一つとして位置づけられることになりました。

日本のグループホームは、産声を上げてから飛躍的な伸びを続けてきました。

認知症高齢者グループホームの事業所数は、2000年10月時点で675だったのが、2001年には1273、02年2210、03年3665、04年5449、05年7084、06年8350、07年8818、08年9292、09年9958、10年10453、……。

介護保険制度ができて10年間で1万カ所を超えるまでに増えたのです。

この背景には、ゴールドプラン21の中で2004年度末までに3200カ所という目標が掲げられ、建設費の公的補助も拡充されたことなどがあげられますが、何よりも、急速な高齢化に伴う需要の拡大があったと考ることができそうです。


harutoshura at 21:15│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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