アミロイド免疫療法老人福祉法

2019年02月20日

癲狂院

アルツハイマー病の薬の状況については、これからも逐次、調べていきたいと思いますが、ここでしばらく、アルツハイマーを含めた日本の認知症ケアの歴史についてざっと振り返っておきます。

高齢者や精神障害者への福祉は、明治初年まで制度的なものはありませんでした。

精神病の治療は仏の呪力を願う儀式的なものに頼り、精神を患うと座敷牢や神社・寺院に収容されることもあったようです。

むかしは、認知症も、精神病患者もいっしょくたされていたのです。

明治8(1875)年、日本初の公立精神病院として京都癲狂院(てんきょういん)が設立されました。「癲狂」とは、気がくるうこと、ものぐるい、狂気、といった意味です。

京都府が、岩倉大雲寺における加持祈禱に頼る精神障害者の治療法の改善手段として計画したのです。

南禅寺方丈内に仮癲狂院を設けて、岩倉大雲寺などの患者を収容しました。しかし経営難のため、開院から7年後の1882年10月には廃院になっています。

京都につづいて東京でも設立されましたが、当時のこうした施設では、病人を殴る、蹴る、縛る、食事を与えないといった非人間的な行為も少なくなかったといいます。


harutoshura at 20:58│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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