コリンエステラーゼ阻害剤貼り薬も

2019年02月06日

世界初

世界初のアルツハイマー病治療薬として登場したのが、ねえちゃも飲んでいるエーザイの「アリセプト」(化学物質名はドネペジル塩酸塩)です。

これまで見てきた神経伝達物質「アセチルコリン」を補うコリンエステラーゼ阻害剤のひとつで、米国では1997年、日本では1999年に発売されました。

アリセプト

アリセプトは、高齢化に伴い宿命的に起こると見られてきたアルツハイマー病が、薬での治療が可能な「病気」として理解されるようになった、という意味でも画期的な貢献をしました。

エーザイでアリセプトの開発に携わった杉本八郎は、認知症の母親に「だれ」と尋ねられて「八郎ですよ」と答えると、「私にも八郎という子どもがいるんですよ」と返って来たのがショックで、会社から開発中止の命を受けてもひたすら研究をつづけた、といわれています。

新薬開発では欧米企業に後れをとるケースが多いとされるなか、アリセプトは日本国外でも市場占有率8割以上を誇る存在になっているとか。

進行度が中程度までなら20~30%ぐらいの有効率があり、症状を数カ月~1年ほど前の状態まで回復できる、ともいわれます。

アリセプトがねえちゃに効いたかどうかは、よくわかりません。ただ、飲むようになって何となく心身ともに落ち着いてきたなという感じはしました。「薬を飲めば」という希望を持てるようになった、という心への働きも大きかったと思います。


harutoshura at 19:08│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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