PETパーキンソン病の場合

2019年02月01日

アセチルコリン仮説

少し前まで「アルツハイマー病に薬はない」というのが、常識でした。いまでは4つの薬が利用できるまでになり、ねえちゃもそのうち2剤を毎日欠かさず飲んでいます。

ただし残念ながら、現在使用されている薬にはアルツハイマーの進行を根本的に阻止する働きはなく、飲みつづけていても病気は進行していきます。

これからしばらく「薬」を通して、アルツハイマー病について考えてみたいと思います。

薬というのは通常、「この病気は、こういう原因で起こる」という仮説をもとに、開発が進められていきます。

アルツハイマー病の新薬の開発は、その原因に関する「アセチルコリン仮説」に、世界中の製薬会社が飛びつくかたちで、1980年前後から盛んになりました。

アセチルコリンというのは、脳の神経細胞と神経細胞のあいだを結んでいるシナプスで情報を伝える役割を担っている神経伝達物質です。

その当時、アルツハイマー病になるとアセチルコリンが働いている大脳基底核というところの神経細胞がやられてしまうことが明らかになったため、アセチルコリンが一躍注目されたのです。


harutoshura at 22:59│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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