おめでとうございます加齢との違い

2019年01月10日

MCI

アルツハイマー病を考えるとき、初期的な症状を示す「グレイゾーン」があるという話を先日書きましたが、認知症の一歩手前の状態を軽度認知障害(MCI=Mild Cognitive Impairment)と呼ばれることがよくあります。

認知症における物忘れのような記憶障害が出るものの、症状はまだ軽く、正常な状態と認知症の中間と言える概念です。ですから、アルツハイマー病によるMCIというと、アルツハイマー型認知症になる一歩の段階と言えます。

MCIの段階でもアルツハイマー型認知症と同じようにアルツハイマー病の原因と考えられている脳内アミロイドベータの蓄積が認められています。ですから医学者たちは、放置しておくといずれはアルツハイマー型認知症を発症すると考えています。

アルツハイマー病によるMCIの臨床的な定義は次のようになっているそうです。

①記憶障害の訴えが本人や家族から認められている
②客観的に記憶や見当識など1つ以上の認知機能の障害が認められる
③日常生活動作は正常
④認知症ではない

では結局のところ、アルツハイマー型認知症とアルツハイマー病によるMCIの症状のどこが違うかといえば、どちらも認知障害は認められるものの、その認知障害によって日常生活で「周囲に影響を及ぼすほどの支障をきたしているかどうか」によるようです。

それから、アルツハイマー型認知症の段階に入ってしまったねえちゃは、もう遅いのですが、アルツハイマー病によるMCIなら、早期に発見して対策をすれば、発症を相当に遅らせる時代には入りつつあるようです。


harutoshura at 22:51│Comments(0)アルツハイマー病関連 

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