市田柿届く2019年日記帳

2018年12月24日

電話できないクリスマス

クリスマスイヴの今夜、ねえちゃから、いつもより少し遅い午後9時ごろ、私の携帯に電話がありましたが、「もしもし」「もしもし」「もしもし」……。かかってきても、ウンともスーとも言わず、通話ができません。

電話

その後、こちらから何度か掛けてみても、「おかけになった番号は現在電源が入っていないか、電波が届かない場所にあります」というdocomoの声が返って来るだけです。

状況から察すると、いつものように携帯電話を掛けようとしてはみたものの、なんらかの拍子で操作のしかたが分からなくなって、苦し紛れに「off」のスイッチを押してしまい、それからはどんなふうに掛ければいいか見当がつかなくなってしまった、ということが考えられます。

20分くらい経って、ねえちゃから今度は固定電話のほうに掛かってきて、通話ができました。状況はだいたい私の推測が正しかったようで、グループホームの職員の人に頼んで電話を掛けてもらったのだといいます。

「クリスマスだけど、どう?」と聞いても、それどころではないというように「バカになって、電話も掛けられなくなっちゃった。これからどうしよう。もう、生きてたってしょうがないね」と、最近になく悲観的で、“半べそ”をかいています。

たとえ毎日の習慣になっていたことでも、少しずつできなくなって、何がなんだかわからなくなるのはアルツハイマーの宿命なのでしょう。が、そんな自分がまだ自覚できているというのは、救いです。


harutoshura at 23:27│Comments(0)ねえちゃ 

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