痴呆の半数以上にアルツハイマー女優の死

2018年12月17日

リタ・ヘイワース

「アルツハイマー病」が、医学者たちが共有する概念として定着しつつあった1960年ころ、一人の世界的な女優が、この病気に苦しめられるようになりました。

1946年に公開されたチャールズ・ヴィダー監督の「ギルダ」で、運命の女ギルダを演じた米国の女優、リタ・ヘイワース(Rita Hayworth、1918-1987)=写真、wiki=です。

ヘイワーズ

「踊る結婚式」(1941)、「晴れて今宵は」(1942)などの映画に共演したフレッド・アステアは、そのころ、昼食前に新しいステップを見せると午後には完璧に覚えていた彼女の物覚えの速さに「ステップを食事中に頭の中で稽古していたに違いない」と舌を巻いていたそうです。

ところが、後に「その片鱗すら残っていない」事態が彼女を襲います。1960年、『映画と女性』という雑誌には「栄光に輝いていたリタ・ヘイワースは、しかしこの輝きを燃やし続けるために、全精力を注がねばならなかった」と記されました。

彼女は、自宅の寂しい部屋に一人で入るのを怖がり、突然さけび声を上げたり、やみくもに正当な理由もなく他人を非難するようになりました。そして、自分が言うべきセリフをしばしば忘れ、撮影時には一文ずつ区切って撮らなければならなくなったのです。


harutoshura at 20:23│Comments(0)アルツハイマー 

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