ブレスラウヴィースバーデン温泉

2018年12月03日

旅路

1912年8月、アルツハイマーは家族とともにミュンヘン中央駅からブレスラウへと旅立ちました。アルツハイマーに伴ったのは、17歳の娘ゲルトルーデと11歳のマリア、それから、病気で亡くなった妻の代わりに子どもたちの世話をしていた40歳の妹マーヤでした。

この旅路は、暑い夏の日でした。仕事や引っ越しの作業もあってへとへとに疲れ切っていたアルツハイマーを思わぬ不幸を襲うことになります。はっきりした自覚症状はなかったものの、旅行中に急性疾患に罹ったのです。

クレペリンは後日「新しい勤務地に向かう途中、腎炎および関節炎を伴った感染性扁桃炎にかかり、それ以降立ち直ることはなかった」と述べています。

これ以降、アルツハイマーは少し無理をするだけで呼吸困難や動悸に悩まされることになります。それでも、懸命に仕事に励みました。

精神病院

大学でのアルツハイマーの仕事について、ブレスウラ新聞の「王立精神・神経病院」=写真、『アルツハイマー』から=の案内欄には次のように記載されていたといいます。

外来診療時間:週日の午前9時~11時
事務受付:週日の8時~1時と3時~6時
院長:アルツハイマー教授
ベッド数:80
入院日は週日、入院については当院医師の診療後に決定
入院諸費用:1等級では自国民が8マルク/日、外国人は9マルク/日。2等級ではそれぞれ5マルク/日、6マルク/日。3等級ではそれぞれ2マルク/日、3マルク/日。保険組合加入者は3等級で2.5マルク/日支払うものとする。1等級と2等級では、医療報酬を追加請求することもある。


harutoshura at 18:10│Comments(0)アルツハイマー 

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