2018年07月02日
熱中症の半分
消防庁が発表した平成29年夏の「熱中症による救急搬送状況」によると、平成29年5月から9月の熱中症による救急搬送人員数の累計は52,984人。
このうち、満65歳以上の高齢者が25,930人と最も多く、全体の半分近く(48.9%)を占めたそうです。
熱中症というと、真夏の炎天下というイメージがありますが、実際は梅雨明けのころ、これからいよいよ気温が上がるという時期に発症のピークが訪れるそうです。
人間の体の大半は水でできているといわれますが、体重に対する体液の割合は、小児80%、成人60%、高齢者は50%と、年齢がかさむにつれて減る傾向にあるのだとか。
いわば「貯水率」が若い人より少ないうえ、とくに認知症高齢者となると、自分の体が水分不足になってきたというサインに気づくのが困難になります。
グループホームに入ったので今夏は安心ですが、昨年までのねえちゃは、そばに置いて飲むようにといくら水筒を用意しても、水を飲むことなんてすぐに忘れたままになってしまっていました。
harutoshura at 17:06│Comments(0)│ねえちゃの近況