きょうの午後4時ごろ、ねえちゃの携帯に電話をして「午前中、誰が来たの?」と聞くと――

「え~、誰か来たっけ」。

つづけて、「何か、すごいおみやげもらったんでしょ!」と聞くと、

「え~」といいながら、部屋へ確かめに戻ってみたところ「長野のおばさまへ」と書かれた、なじみの家や郷里の風景などの写真がいっぱい入っているアルバムがあったと驚いています。

午前中に、甥や姪、実姉たち一家が面会に来てくれたはずなのです。

いろいろ重ねて聞いていくと、はっきりとではありませんが、「車のところまで行って」とか「おばあさんもつれて来て」とか、面会のときの記憶の断片が少しずつ呼び覚まされてきたようです。

「だれだれが来てくれて、どんな話をしたか。断片でも一言でもいいから思い出したこと、みんな今日の日記に書いておいたら」というと、ねえちゃは「そうだね。がんばる」と積極的です。

大事な面会の大半は忘れてしまっても、穏やかでうきうきしたねえちゃの口調からすると、きっと、来てくれたみんなと、すごく楽しく、有意義な時間を過ごしたんだろうな、と察せられました。