認知症予防の日粗品のタオル

2018年06月10日

ラットにエピソード記憶

アルツハイマー病が悪化する最大の原因は、いわゆる「エピソード記憶」の減少だといわれています。

エピソード記憶とは、特定の出来事を起きた順序で思い出せる能力のこと。それがあるからこそ、私たちは過去の経験を頭の中で再生して思い出すことができわけです。

アルツハイマー病の患者が、わけのわからない記憶の断片に振り回されるのは、過去の出来事を順序立てて思い出すことができなくなることによるのです。

ニューズウィークによると、米インディアナ大学の研究チームは、ラットに対して異なる匂いを順序通りに覚えるよう訓練し、出来事が起こった順序で記憶する能力があるかどうかを検証しました。

すると、ラットは実験全体の9割近くで正解したのだそうです。こうした結果は、ラットがエピソード記憶を再生できることを示す有力な証拠と見られるのだとか。

さらに、こうした記憶は長続きし、他の記憶の介入による影響を受けにくいことも分かったそうです。

この研究を活用すれば、アルツハイマー病で起きる障害をより正確に動物実験で再現でき、動物で有効だった新薬が人間では効かなかったという失敗も減らすことができることになります。

それにしても、あの小さなラットの頭でもやっていることが、人間の頭でできなくなるというのは、なんともやり切れない思いがしてきます。


harutoshura at 16:09│Comments(0)

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