いまから5年前、長野県の特別養護老人ホーム「あずみの里」で、85歳の女性利用者がおやつのドーナツを喉に詰まらせて窒息し、1カ月後に亡くなるという惨事がありました。

その際に、注意義務を怠ったとして、間食の配膳・食事介助支援をしていた松本市の准看護師(58)が、業務上過失致死で起訴されました。

老人介護施設の介護従事者が、業務上過失致死で刑事訴追されることは聞いたことがありません。被告となった准看護師の無罪を求めて支援する運動の輪が広がりを見せているそうです。

最近開かれた「無罪を勝ち取る会」には、介護、医療関係者ら約420人が参加。署名も計約35万9千筆に上っているそうです。

この事故の真相について、私はちゃんと取材しているわけではないので何も言えませんが、急増する認知症や高齢化の問題に、いまの法律や検察がどこまでついて行っているのだろうか、という疑問は、常々感じています。