グループホームへ移ったときに持っていくものの準備を、少しずつしていかなければなりません。

とりあえず7年前に亡くなった「おじいさん」の仏壇は持っていくことに決めました。次に、ねえちゃにとって大事なものはとなると、家族と撮った思い出の写真でしょう。

というわけで、書庫の奥にしまっておいたアルバムの整理を始めました。

昔の写真を眺め始めると、ねえちゃの目つきが変わってきます。「これ誰だろう」「え、こんなとこ行ったんだっけ」……。

思い出せないのに少々苛立ちながらも、平昌オリンピックの開幕式そっちのけで夢中に見ています。

けっきょく“おじいさん”の仕事の研修の写真など「7年前に棺桶に入れていっしょに焼いてやれば良かった」と思われる3冊を処分し、残りはみんな持っていくことにして段ボールに入れました。