さっきまで話していたのに、ねえちゃからまた電話がかかってきたのでどうしたのかと思ったら、何やら「悲しいことがあって」といいます。

話を聞いてみると、むかし勤務先の同僚だった友だちが今年、お母さんと弟を両方亡くされて喪中のハガキが届いたのでいま電話をしたのだというのです。

ちょっと待て。その喪中ハガキとはいま届いたわけではなく、2週間も前に届いていたもの。その際、すでにその電話をしていたはずです。

でも、ねえちゃはそのハガキを目にするたびに、その日に来たものと思い込んで、ご不幸が重なったことのお見舞い電話を何度も繰り返しているようです。

悪気はないいつものこととはいえ、社会的なコミュニケーションの困難さをあらためて感じます。