血液検査でいろんながんの有無がわかるようになる研究が進んでいるようですが、わずかな血液を採取することでアルツハイマー病かどうかを診断できる検査方法を、京都府立医科大学の研究グループが開発したそうです。

アルツハイマー病患者の脳に特異的に蓄積する蛋白質で、その大脳内での広がりが認知症の発症と直接的に関連していることがわかっている「リン酸化タウ蛋白」という物質を、ヒトの血液中で測るのだとか。

研究グループは米国で開発された高感度の装置を使って、蛋白質をとらえる免疫物質や試薬の組み合わせを検討し、微量の血液からこの蛋白質を検出する方法を開発しました。

この方法で60歳以上の患者20人と症状が出ていない人15人を比較すると、患者側から蛋白質が、平均4倍程度多く検出する傾向がみられたそうです。難病アルツハイマーへアプローチする方法が、着実に増えています。