きょう記者会見があった豊田真由子衆院議員の秘書への暴言問題でも、差別的とも考えられる「痴呆」という言葉が使われたと話題になりました。

認知症は、一昔前までは痴呆症と呼ばれていました。しかし、2004年3月に日本老年医学会で「『痴呆』という言葉が差別的である」と問題提起されます。

これを受けて、同年6月から厚生労働省の用語検討会が設けられ、12月に法令用語を変更すべきだとの検討会報告書がまとめられて認知症を使用する旨の通知が厚労省から出されました。

たしかに「痴」には、愚かなこと、ばかげているなどの意味があり、「呆」も「呆ける」(ほうける)、「阿呆」(あほ)などと使われるなど、あまりいいニュアンスの言葉とは感じられません。

ただ、心理学や計算機科学など人間の知的機能のしくみを探る学問が認知科学という名前で定着していたりするので、使用されるようになって10年以上たついまも、私的には、ねえちゃの病気を認知症というのにはしっくり行かないものをどこかに感じています。