2018年08月

2018年08月31日

そんなに居るの

いよいよ8月も、きょうで終わり。いつものように午後8時少し過ぎたころ、ねえちゃから電話がありました。

「あしたはもう9月。3、4、5、6、7、8月と、グループホームへ来てもう半年になるんだね」というと、「えっ、半年!。うそ。そんなに居るの」とびっくりしています。

時間や場所がよく分からなくなる見当識障害のためか、2、3日前にホームへ来たばかりだと思っているようです。

ホームへ入ってから面会に来てくれた人たちの名前を上げていくと、「え、そんなにみんな来てくれたんだ。どれもみんな忘れちまってる」と、少々ショックのようです。

が、「もう、ここで年を越して、その後もずっとここで楽しくやっていけるんだよ」というと、「わかった」と気持ちを切り換えて、元気に「おやすみ!」。


harutoshura at 21:40|PermalinkComments(0)

2018年08月30日

充電器がない

きょうの午前6時ごろ、ねえちゃからの電話で起こされました。

少々焦っているといった口調で「携帯電話の充電器がどこかへ行っちゃった」といいます。

いつもは、充電器に差し込んでから寝ているはずですが。それを忘れて、朝になって「充電どうしたんだろう」と気になったのでしょうか。

「いつもベットの頭のほうに置いているでしょう!」というと、「え~、どこ。どこへやったんだろう」

そんなことを言っているあいだに、ちょうどグループホームのスタッフの人が来てくれて、所在が判明したようです。お世話さまでした。


harutoshura at 20:55|PermalinkComments(0)

2018年08月29日

エアコンが故障して

岐阜市のY&M藤掛第一病院で、80代の入院患者5人が相次いで亡くなりました。エアコンが故障していたのに、放置したため、熱中症で亡くなった可能性があるとみられています。

亡くなった5人は、いずれもエアコンが故障した病室にいたと見られます。病院によれば、一部屋に1台の割合で扇風機を設置したり、一部の患者はエアコンが作動している病室に移動するなどの措置を取ったとか。

体温より気温が高くなると、汗を出して気化することで体温を平常に保ちます。が、大量の汗をかいて体内の水分が失われると、それ以上汗をかくことができず、体温が上がっていきます。汗をかくことによる体温調節機能が失われ、生命の危機的ラインとされる42℃を超える高熱が出るなど体に異変をもたらすのです。

ねえちゃのグループホームでは、エアコンには日々、気を配ってくれています。が、「熱中症」に最も熟知していて、万全な対応をとっているはずの病院で、こういったことが起こったというのは、なんとも情けない話です。


harutoshura at 22:24|PermalinkComments(0)

2018年08月28日

入浴中

午前中、久しぶりにねえちゃのグループホームを訪ねると、ちょうどお風呂に入っているところでした。

日記には毎日のように「今夜はお風呂はない」と書いていますが、実際は、定期的に昼間に入れてもらっているのですが、なかなかそれを頭の中に入れることができません。

お風呂でくつろいだせいもあるのか、ねえちゃは穏やかで、落ち着いた表情を浮かべていました。

「心配事とかない?」と聞くと「ずっとここに居ていいの?」と聞き返します。いまのまんまホームに居られれば、それがいちばん幸せなのだそうです。

ねえちゃは、しばらくぶりに実姉のところに電話をしました。週3回デイサービスに出かけて、リハビリにがんばっているそうです。



harutoshura at 22:43|PermalinkComments(0)

2018年08月27日

秋らしさ

2週間ほどぶりに、ねえちゃの自宅を訪れました。

郵便受けを開けても、電気の使用量のお知らせ、ピザの宅配やホーム・デリバリーのチラシなどで特に重要な郵便物はありません。

ときどき間違えて投函されていた新聞も、ありませんでした。いまの家のありようが、だいぶ定着してきたようです。

県内でもまだ熱中症で救急搬送されるかたが少なくないようですが、東京と違い、夜になると秋らしい空気になってきたな、と感じます。


harutoshura at 22:30|PermalinkComments(0)

2018年08月26日

いい日曜日

朝8時ごろ、「いま、朝ごはん食べたとこ!」と、ねえちゃから元気な声で電話がありました。

「きょうは何するの?」と聞くと、「わからない」。

午後8時ごろ、「いま、向かいの部屋の人とテレビ観ながらおしゃべりして、戻ってきたとこ。これから寝る」と、少し興奮気味にまた電話がありました。

「テレビはなに観てたの?」と言うと「何だか知らない」。それでも、何か楽しかった様子。ねえちゃなりに、いい日曜日が送れたようです。

「おやすみ」。きょうはエアコンが苦にならないらしく、「付けたまんま、布団をちゃんと来て寝る。おやすみ」。


harutoshura at 22:04|PermalinkComments(0)

2018年08月25日

エアコン

いつものように午後8時半ごろ、ねえちゃから電話がありました。

みんなとくつろいで、いつものように部屋へ戻って来たところなのだそうですが、「ちょっと、なんか寒くて」といいます。

エアコンがかなり効いているようです。「係りの人に言って温度を上げてもらえばいいじゃない」。「そうする」。

10分ぐらいして、また電話がありました。「スイッチ切ってもらった」。

長野市は、きょうも34度まで上がりました。熱中症が心配ですからエアコンは必要。

ではありますが、お盆も過ぎて夜になればだいぶ過ごしやすくなっては来ているのでしょう。

微妙な、季節の移り変わり目にあります。


harutoshura at 22:36|PermalinkComments(0)

2018年08月24日

野菜

今夏の猛暑の影響で、ブロッコリー、トマト、夏秋イチゴなどについて長野県の一部産地でも、深刻な被害・収量減が見込まれているようです。

暑さで乳牛がバテて乳量が平年より低下したり、カーネーションやトルコギキョウが早く開花してしまって、秋の需要期の出荷量が大幅に減る可能性もあるとか。

それでも今夏、グループホームのねえちゃのもとには、面会に来ていただいたかたたちから、キャベツやトマト、玉ネギ、トウモロコシなど、いろんな差し入れをいただきました。

やっぱり、農業に関係する親戚や知人がいるということは、ありがたいことです。

ねえちゃ自身は、バテることもなく、グループホームの庭でミニトマトの収穫の手伝いをして「かわいい~こんなに採れた」とはしゃいだりして、家に閉じこもっていたときには出来なかった、野菜とのちょっとしたふれあいを楽しむこともできました。


harutoshura at 19:11|PermalinkComments(0)

2018年08月23日

働ける

認知症の人が介護サービスを利用しながら、ボランティア的なかたちで働いたり、対価として謝礼を受け取ることが可能であることを、厚労省が自治体や事業所に通知したそうです。

介護保険の対象になるデイサービスでは、歌をうたったり塗り絵をしたりといった活動が一般的。ですが、特にカラダに問題がない若年性認知症のかたの中には、こういった活動だけでどうなんだろう、という違和感も少なくなかったようです。

労働不足の近年は、若年性認知症の人が公園の清掃をしたり、自動車ディーラーで洗車の仕事をして謝礼を受け取ったり、という取り組みも行われています。

自分でやったことが少しでも、社会に役立ったり、お金になったりすれば、達成感を味わい、生きがいにつながっていきます。それは、ちょっと“お手伝い”をするだけで気分よく睡眠に入れるねえちゃを見ていてもよく分かります。

厚労省の通知が、認知症患者を含めたみんなが社会参加できる世の中に向けての一歩であればいいな、と思います。


harutoshura at 15:21|PermalinkComments(0)

2018年08月22日

体験全体

年齢を重ねてくると、誰も物忘れが増えて来ます。しかし、アルツハイマー型認知症は基本的に違いがあるようです。

たとえば、認知症による物忘れでは体験全体を忘れるのに対し、加齢の場合に忘れるのは体験の一部分。

認知症の場合、もの忘れに対して自覚がないのに対して、もの忘れに対する自覚がある、といった点です。

きょうも午後9時少し前に、ねえちゃから電話がありました。「きょうは何があったの? なに食べたの?」と聞いても、いつものように体験したことすっぽり忘れちゃっていました。


harutoshura at 22:22|PermalinkComments(0)

2018年08月21日

おしゃべり

きょうも午後8時半ごろ、ねえちゃから電話がありました。

携帯の使い方がよくわからないといいながらも、私のところにかけるノウハウは毎日かけている間に自然と身についたようです。

「今晩は何を食べたの?」と聞いても、いつものように「忘れちまった」。

でも、夕食が終わってからのことを聞くと、ホームの人たち3人でとぺちゃくちゃたっぷりとしゃべって「それじゃ寝ようか」ということになっていま帰ってきた、とのこと。

いつもよりやや具体的にしゃべってくれました。「それじゃ、おやすみ」。たくさんおしゃべりをした日ほど、気持ちが安定しているように思われます。


harutoshura at 21:30|PermalinkComments(0)

2018年08月20日

宝くじ当選したら?

一日に何度も電話をかけてくるのが日課のねえちゃ。何か困っていることある、というわけではなさそうですが、お金は大丈夫なのだろうかというのが心配な様子です。

グループホームの中では、お金を持つことは出来ません。が、ご飯は3度ちゃんと食べていられるし、寝泊りさせてもらえています。

お金払わないのに大丈夫なのだろか、という心配が、ひとりになったときなどに、ふと頭にもたげてくるようです。

「ちゃんと預金通帳から引き落とされていて、当分は大丈夫だから」と言うと、そのときは安心しますが、またすぐに不安が募っていきます。

この間、新聞記事を読みていてスタッフのかたに「宝くじ当選したら何に使いますか?」と聞かれると、ねえちゃは「将来の生活費にあてる」とこたえたとか。

認知症になっても、しっかり先のことを考えてものごとにあたろうとする真面目な性格は、変わってはいません。


harutoshura at 14:17|PermalinkComments(0)

2018年08月19日

イノシシ

長野市街地で、きのうの未明からイノシシの目撃情報が相次ぎ、店舗にイノシシが突進して窓ガラスが割れるといった被害が発生しました。

警察や猟友会員が捜索して、きのうの午後、ねえちゃのグループホームからそう遠くない路地で1頭が発見されて、吹き矢で麻酔を撃ち、捕獲されたそうです。

きょうも朝8時半と、午後6時半、午後9時、午後9時20分ごろの4回、ねえちゃから電話がありました。夕食のあとには、同じホームに入居している人と2人で、何かお手伝いをしてきたのだそうです。

「イノシシだいじょうぶだった?」と聞くと、「え~、そんなことあったの」と、イノシシ事件はまったく知らずに驚いている様子でした。

ホームへ入って6カ月。以前は「家へ帰らなければ」と急くように言っていたのが、「ここにずっと居ていいの?」と聞いては、ほっとして眠るようになりました。


harutoshura at 21:24|PermalinkComments(0)

2018年08月18日

寒い朝

長野県のきょうの朝は、上空の強い寒気の影響や放射冷却のため、全30の観測地点のうち12地点の最低気温が、8月の観測史上最低を記録したそうです。

最も低かったのは野辺山の4.2度で、全国2番目の寒さ。30地点の最低気温は、平年より11.2〜4.8度低く、9月下旬から10月中旬並みだったとか。

午後6時半ごろ、いつものように、夕食を終えたねえちゃから電話がありました。

「いまご飯をいただいて、これから、みんなとおしゃべりにまた食堂に行って来るの」と、すこぶる元気そうです。

「なにか困ったことはない?」と聞くと、いつものように「バカなことだけ」と率直に言います。

熱中症も、夏バテも、これといったトラブルもなく、グループホームでの初めての夏を乗り越えることができそうです。


harutoshura at 19:37|PermalinkComments(0)

2018年08月17日

あと1歳

きのうの夜も、テレビを観ながらみんなと談笑したあと、自分の部屋へ戻ったねえちゃから電話が掛かってきました。

「きょうの夕食は何が出たの?」と聞くと、「忘れちまった」。「この前の誕生日のときには、大好きなものを作ってもらったんでしょ?」。

「そうだったっけ」と答えながらも、今月、自分の誕生日があり、何かしてもらったことはなんとなく記憶にあるようです。

「おばあさん幾つになったの?」と聞くと、「82かな」とすぐに返事がかえって来ました。「すごいじゃん。すぐに、よく分かったね」。

「おじいさんは83歳のときに死んだんだよ」というと、「それじゃ、あと1歳でおじいさんと同じか」。

「でも、この調子だったら、おじいさんの歳を楽々超えて、ずっと、ずっと、長生きしそうだね。おやすみ」。「おやすみ」。


harutoshura at 20:08|PermalinkComments(0)

2018年08月16日

終戦記念日

きのうも午後9時近くに、ねえちゃから電話がありました。布団の中からなので眠そうですが、落ち着いています。

「日記は書いた?」と聞くと「なんだか知らないけど書いてある」。

「きょうは終戦記念日だろう?」「あっ、そうだ。そんな大事なこと、忘れてた。日記に書き加えておかなきゃ」。

ねえちゃがいまも、ラジオの前に正座して聞いたのをはっきりと覚えているという「玉音放送」から73年。今年は、平成天皇最後の終戦の日という大きな節目ともなりました。

「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」の「おことば」が、胸にしみました。


harutoshura at 15:39|PermalinkComments(0)

2018年08月15日

ベルリン五輪

グループホームから送っていただいた生活記録に、「お誕生日の昼食メニュー、御本人希望の五目炊き込みご飯、おやつはチョコケーキにさせていただきました」とありました。

うっかりして「おめでとう」をいうのを忘れていましたが、8月はねえちゃの誕生月。ただし役場への届出が遅れて、本当は何カ月か前に生まれたのだと本人はよく言いますけれど。

それはともかく、ねえちゃの誕生日になっている1936年の8月には、「ヒトラーのオリンピック」とも言われた第11回夏季オリンピックが、ベルリンで開かれています。

当時、ベルリンの次の第12回は「東京」と決まっていました。が、3年後の1939年9月にドイツがポーランドへ侵攻し、第2次世界大戦が勃発したため、中止となってしまいました。

結局、ねえちゃが生まれたころ開かれたベルリン大会が、戦前最後のオリンピックとなってしまったのです。



harutoshura at 19:00|PermalinkComments(0)

2018年08月14日

実行機能障害

目的に沿って計画を立てて、修正しつつ物事を遂行していくことを「実行機能」というのだそうです。そんな実行機能の障害を示す典型例として、段取りよく料理ができなくなることがあげられます。

冷蔵庫にあるもののことをすっかり忘れて、同じものを買ってしまう。でも、いざ夕食の準備にかかると、さっき買ってきた材料のことも頭から消えている。

それで、けっきょく、冷蔵庫を開けてすぐ食べられそうな別のものを食べてしまう。冷蔵庫の中には、同じような食材が食べないままいっぱいたまっていく、という結果になってしまいます。

ねえちゃも、こうした実行機能障害によって、ひとりで料理をすることがぜんぜん出来なくなってしまいました。でも、グループホームへ入ったいま、できる範囲で食事の「お手伝い」をすればいいのです。

フラストレーションがたまることなく、それなりのやりがいを感じることができる。家にいたときにはなかった笑顔も見られるようになりました。


harutoshura at 17:06|PermalinkComments(0)

2018年08月13日

お墓参り

ねえちゃのお盆。きのうは、次男一家と、7年前に亡くなった連れ合いが眠っているお墓参りに行って、みんなで食事をしたそうです。

ただし、消失しやすいエピソード記憶のこと、きのうの夜、眠そうな声で電話を掛けて来たときにはもう、お墓参りのことはすっかり忘れていました。

それでも、日記帳を読み直してみてもらうと、お墓参りのことがちゃんと書かれていたので、思い起こすことができたそうです。

最近は「何かするときは、その前か、同時期に、日記に記しておくこと」ということにしています。そうした習慣が、すこしずつですが役に立ってきているようです。


harutoshura at 16:35|PermalinkComments(0)

2018年08月12日

陳述記憶と非陳述記憶

記憶を別の観点から見ると、イメージや言語として意識的に想起できる陳述記憶と、意識的には想起されない非陳述記憶に大別できるそうです。

陳述記憶はさらにエピソード記憶と意味記憶に分類されます。

エピソード記憶は、昨日の夕食をどこで誰と何を食べた、というような個人が経験した出来事に関する記憶です。

出来事の経験そのものだけでなく、それを経験した際の時間や空間的な文脈や、自分の身体的・心理的状態など、いろんな付随情報を合わせて記憶されていることが特徴です。

意味記憶は、いわゆる知識に当たります。たとえば、「みかん」が意味する、大きさ、色、形、味、果物の一種としての位置づけ、といった知識に関する記憶のこと。

ふつう同じような経験の繰り返しによって形成され、その情報をいつ、どこで得たかは忘れ、内容だけが記憶されたものと考えられます。

非陳述記憶は、意識のうえに内容を想起できず、言語などを介してその内容を陳述できない記憶をいいます。

この中には、食器洗いをしたり、自転車に乗ったりといった、「体で覚える記憶」である手続き記憶などが含まれます。

これらの中で、アルツハイマー型認知症で早くから障害を受けるのは、エピソード記憶とされています。

確かにねえちゃを見ていても、知識(意味記憶)や「体で覚える記憶」(手続き記憶)は、まだまだ大丈夫かなという気がしています。


harutoshura at 13:56|PermalinkComments(0)

2018年08月11日

近時記憶

きのうも、ねえちゃから、午後7時ごろと午後8時ごろの2回、電話がありました。

夕食を終えたところで1回、みんなでテレビを見たりして部屋に戻って寝る前に1回、というのが最近の日課で、朝の電話で起こされるということは減ってきました。

人間の記憶は、その保持間隔によって①秒単位で保持される即時記憶(短期記憶)②数分後に一旦脳裡から消えて再生される近時記憶③過去の出来事に関する記憶である遠隔記憶、に大別できるそうです。

アルツハイマー型認知症で最も初めの段階から障害を受けるのは、近時記憶とされています。ねえちゃの場合も、この近時記憶がだいぶ障害を受けているようです。

話していると、数分後には同じ質問が繰り返されます。夕食後電話したことなどもすぐに忘れて、寝る前にまた同じ内容で電話をして来るのです。ただ内容は同じでも、そのときの感情によって話しかたはだいぶ違っています。

これからみんなとテレビを見るというときは、すごく言葉がはずんでいますし、寝る前は沈んだトーンの時が多いように思われます。


harutoshura at 16:13|PermalinkComments(0)

2018年08月10日

日記の確認

「おばあさん、ここに居ていいの?」。きのうの夜も、8時ごろと9時ごろの2回、ねえちゃから電話がありました。

眠たかったのか、いつもより少し鬱々とした声なのが気になりました。

けれど「日記書いた?」と聞いて、書いたことを確認して2回目の「おやすみ」をいうと、無事、眠りについたようです。

家にいるとき、ねえちゃの夜の日課は、日記と血圧手帳をつけることでした。グループホームへ来てから、血圧は午前10時ころ計るようになったので、いまは日記だけです。

「きょう何日だったっけ」と問いながら、きょうも日記をつけたことを確認すると、少しほっとして眠りに入ることができるようです。



harutoshura at 17:04|PermalinkComments(0)

2018年08月09日

介護の計画

8月から10月までの介護サービス計画書の、本人の意向欄には「できる事はお手伝いします。皆によくして頂いて、特に困っている事はありません」とあります。

また、総合的な目標は「できる事を続けながら、好きな事をして、張り合いのある生活を送れる様支援します」となっています。

誰か話のできる人が近くにいて、日常生活のいろんな作業の中で、できることを少しでもやることができれば、それがねえちゃの生きがいにつながっていくのだろうと思います。

トイレとか下着の汚れとかで、本人が意識していないところで、いままでになかった支障が出てきているようです。が、いずれにしても、ゆっくりやって行くしかありません。


harutoshura at 20:31|PermalinkComments(0)

2018年08月08日

配電線路保安伐採

市役所の支所に「高額介護サービス費」の支給申請を出してから、1週間ぶりくらいに今日、ねえちゃのグループホームを訪ねました。

何にも使っていないねえちゃ名義の土地に茂っている雑木が、電柱の障害になっているとかで、電力会社から「配電線路保安伐採」の許可を求める通知が来ていました。

それに、ねえちゃのサインをしてもらいました。こうした事務的なことがけっこういろいろあります。自宅の住所と自分の名前は、まだまだちゃんと書くことができます。

「何か嫌なこととか無いかい?」と聞くと、「バカなこと以外は、何もない」と笑っていました。明るく、穏やかな、微笑みには、ホッとさせられます。


harutoshura at 14:27|PermalinkComments(0)

2018年08月07日

高額介護サービス費

市役所から「高額介護(介護予防)サービス費支給申請のお知らせ」という書類が、ねえちゃ宛に送られてきました。

今年の4月から、1カ月に支払った介護サービスの利用者負担額が一定の上限額を超えて高額介護(介護予防)サービス費の支給対象となっているので申請をして下さいという内容です。

デイサービスからグループホームに移って、負担額が増したことによるようです。

高額介護サービス費どいうのがどれくらい出るのかは分かりませんが、私たちのような貧乏人にはありがたいことです。

さっそく手続きをして来なければなりません。


harutoshura at 10:18|PermalinkComments(0)

2018年08月06日

逮捕

認知症の疑いが強い男の人が、周囲の説得を聞かずに車の運転を続けたため事故の危険性が高いとして、警察が異例の逮捕に踏み切るという一件があったそうです。

逮捕された神奈川県鎌倉市に住む69歳の男性は、10年ほど前から認知症が疑われる症状が進んで、車で出かけて帰り道が分からなくなるといったトラブルが相次いでいました。

先月、車検を更新しようと自動車販売店を訪れました。が、車検はすでに切れていたうえ、認知症を疑わせる言動があったため販売店は警察に相談。警察は、事故を防ぐためやむを得ないと判断して、車検切れのまま運転した疑いで現行犯逮捕して車を押収したとか。

少々荒っぽいやりかたのようにも見えますが、事故を起こして人さまの命を奪うことにでもなれば、と気遣う家族の意に沿うものでもあったようです。

ねえちゃの家の近くの交通の様子をみても、怖いなと思うお年寄りの運転に、しばしば遭遇します。人生の締めくくりに死亡事故を起こした、というのは、本人もその周辺もなんとも切ない。今回のような荒療治もいたしかたない時代なのかな、と思います。


harutoshura at 18:18|PermalinkComments(0)

2018年08月05日

知事選

任期満了に伴う長野県知事選の投開票が、きょう行われました。現職の阿部守一さんが、支持を広げて、早い段階で当選が確実になったようです。

ねえちゃは選挙結果についてはほとんど関心がないようですが、このあいだ期日前投票をしてきたという記憶は、不安定ながらどこかに残っているようです。

きょうは、午前8時と9時ごろ、午後7時と8時ごろの計4回、ねえちゃの携帯から私の家に電話がありました。

「いま朝ごはんごちそうになってきたの」から始まって、「これから寝るの」まで。全般に元気よく話してくれるのですが、夜ひとりになるとやはり「バカになっちゃて、なんだかわからなくて」と不安が込み上げてくるようです。


harutoshura at 22:15|PermalinkComments(0)

2018年08月04日

きょう、お風呂は

きょうは、ねえちゃから、朝8時ごろ1回目、午後6時50分ごろ2回目、それから10分くらいたって3回目、さらに8時10分ころ4回目の電話がありました。

「いま、夕食が終わった。これから食堂へ行ってみんなでテレビを観るの」などと、いずれも元気そうです。

夜の電話のとき、ねえちゃは決まって「きょうは、お風呂はないようだから、これから寝るの」といいます。

グループホームでは、お風呂は昼間、スタッフの人に入れてもらうことになっているはずですが、ねえちゃはいまも家にいたときのように、夕食後に入っていると思い込んでいるようです。

「スタッフの人は夜は家へ帰るから、お風呂は夜じゃなくて、昼間入れてもらっているんだと思うよ」というと、「ああ、そうなんだ」とそのときは納得します。


harutoshura at 20:01|PermalinkComments(0)

2018年08月03日

納得

「いままで、みんなでテレビを見て、もどって来た」。きょうの午後8時すぎ、いつものようにグループホームのねえちゃから電話がありました。ずいぶんと明るい声です。

約1時間後、こんどはやや不安げに「おばあさん、バカになって分かんなくなっちゃったんだけど。ここに居ていいんだろうか?」

「だれか、居ちゃダメだって言ったの?」。「ううん。誰もそんなこと言わないけど」

「じゃあ、何も気にせずに、居させてもらえばいいじゃない」。「でも、こんなバカ、居られるの?」

「バカになっちゃって頭がうまく働かないあいだは、ずっと居られるんだよ!」

というと、「そうか!」と、すっと納得して、「このまま、周りの人の話よく聞いてやってればいいんだね。おやすみ」と、穏やかな声に変わっていました。


harutoshura at 23:32|PermalinkComments(0)

2018年08月02日

スマホ認知症

スマートフォンが中毒化して、「認知症もどき」ともいえる症状を訴える人が増えているそうです。

近年、「物忘れ外来」を訪れる患者さんに、30代~50代の働き盛り世代の、スマホのヘビーユーザーが目立つようになっているとか。

スマホから入る情報の選別や処理に追われて、脳に必要以上の負担を強いることになり、脳の容量、処理能力が低下してオーバーフローした状態になることが原因のようです。

これを「スマホ認知症」と名づけて、これがうつ病へと進んで、最終的には本当の認知症になる可能性も高くなると指摘する医師もおられるようです。

ねえちゃも私もスマホには無縁ですが、スマホにとり付かれたようにしている人たちの姿をあちこちで見かけるにつけ、そういうこともあるのかなと頷くような気になります。


harutoshura at 21:34|PermalinkComments(0)

2018年08月01日

次の計画

きのう、ねえちゃのグループホームへ行ったとき、3カ月ごとに作成される次の介護サービス計画書について、担当者のかたから、家族の考えを聞かれました。

ねえちゃが、落ち着いて、楽しく過ごさせてもらっているので、すごく感謝していて、特別に何か変える必要があることはありません、というのがいまの気持ちです。

とくに、食事の下ごしらえや後片づけを手伝わせてもらうと、ねえちゃはすごく生きがいを感じているようなので、今後もひきつづきやらせてもらえればいいな、と思っています。

介護サービス計画書を読んでいると、ていねいで、深い心遣いが、一字一句に感じられてきます。

現段階ではアルツハイマー病が治癒するということはありません。ハタから見ていても、ねえちゃの病状が進んでいるのがなんとなくわかります。

でも、どんな状況に置かれても、生ある限り、それ相応の人生の楽しみかたがあると信じていたい気がしています。


harutoshura at 15:29|PermalinkComments(0)