Aokijima

認知症と「ねえちゃ」に関する覚書です

2018年02月

きょうはデイサービスの日。テーブルの上には、赤いマジックで「頑張って、行けガンバれ!」と書いてあります。

一人暮らしで、話す人が居ないのが最大の悩みのねえちゃにとって、デイサービスはみんなと話せる絶好の機会なのですが、いざ出かけるとなると毎回なにか心のハードルを越える必要があるようです。

そのハードルを、本人はたいてい「頭がふらふらして、行けない」というふうに表現します。電話とかで毎回、そのハードルを何とか越えられるように周りでプッシュしてやらなければなりません。

生真面目で、何ごとにも「ちゃんとしなきゃ」と思っているねえちゃの、何事にも消極的な性格にも関係しているのかもしれません。

いざ、デイサービスへ行ってしまえば、やったことはみんな頭から消え去っても、ハイテンションで、楽しかったと言ってもどって来るのですが。

体温計の電池が無くなっちゃったと、ねえちゃが騒いでいたので、1週間余りぶりに長野へ来た今夜、近くのドラックストアで電池を買って入れ替えをしました。

「CR2016」。円盤形の小さな電池です。

道具箱から小さめの十字ドライバーを取り出してきて、体温計の極小のネジを回して電池を入れ替えていると、ネジが居間の床の上にコロコロ落ちてしまいました。

老眼鏡がないととても見えない私がオロオロしていると、そばで眺めていたねえちゃが「これじゃない」と目敏く発見しました。

80歳過ぎても裸眼でこんな小さなネジがすぐに見つけ出せる。認知症とはいっても、アタマ以外は現役バリバリです。

7年前に連れ合いが亡くなってから、私と親戚の法事に出かけたくらいで、ねえちゃは旅行らしきものをほとんどしていません。

四国八十八か所巡りをしたい、と言っていた時期もあるのですが、ガイドブックやツアーの案内をたくさん取り寄せてあげても、けっきょく尻込みして実行しませんでした。

もともとあまり外へ出かけるのが好きではなく、病気が進行するにつれてますます出不精になってきたように思われます。

最近、安曇野市のNPO法人が、認知症患者らの家族旅行を介助する事業を始めるというニュースが流れていました。が、ねえちゃの場合なかなか、家族旅行へのハードルは高そうです。

金メダル4つを含め、史上最多の13個のメダルを獲得した平昌オリンピックが閉幕しました。

閉幕直前にあったスピードスケートの女子マススタートでは、長野県の下諏訪町にある日本電産サンキョー所属の高木菜那選手が金メダル。高木選手を知る諏訪地方の人たちは、驚きと喜びに沸いたそうです。

さすがに長野オリンピックの開催地。高木さんやスピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒(相沢病院)はじめ、県関係の選手たちの活躍がとりわけ目立ったオリンピックでもありました。

ねえちゃは、「北朝鮮だか韓国だかでやっていて、日本の選手がメダルを取った」ことは頭のどこかにあるものの、詳しいことはなんだか分からず、関心をもてずに過ぎて行ったオリンピックだったようです。

きょうは、デイサービスの日です。朝、お嫁さんが電話で起こしましたが「頭がふらふらして」とまた行きたがりません。

おまけに「熱があるかどうか体温計で測ろうと思ったら、電池が切れてしまって測れない」と、困っているようです。

「熱はセンターで測ってもらえるでしょ。看護師さんもいるし、クリニックも併設されているのだから、具合が悪ければなおさら行かなきゃだめ」と説得をして、やっと着替えさせました。

帰ってくる午後4時半ごろ電話をしてみると、朝、駄々をこねたことなど、センターでやったこととともにすっかり忘れて、「ちょうどいま帰って来た。楽しかった」と元気そうでした。

最近、ねえちゃはずいぶん、寂しがり屋で、涙もろくなってきたなと思います。電話をしていても、涙声になることがしばしばあります。

家の窓から外を眺めていては、いつも「誰も通らない」「物音ひとつしない」「電気もつかない」と寂しがります。

ハタから見ていると特に困ったことがあるようではなく、お隣から犬の鳴き声も聞こえるし、近所にどこか変化があったようにも思えないのですが。

「オリンピックはきょう女子フィギュアスケートがあるから、テレビをつけて観たら」と電話でいうと「じゃ、そうする」と涙声で答えていました。

「このまま何もかも分からなくなる前に、コロッととつぜん急に逝ってしまいたい」と、ねえちゃはよく口にします。

急死といえば、俳優の大杉漣さんが亡くなられたのにはびっくりしました。働き盛りのまっただ中で突然いなくなることによる喪失感は、家族や仕事関係のかたがたには大変なものがあるでしょう。

人間、だれも死にます。でも、覚悟のうえでの死と、突然の死のどちらかを選べるかといえば、多くはそうはいかないようです。

これまで病気らしい病気を経験したことのなかったねえちゃは、これまで「死」を自分の問題として考えることは、ほとんど無かったように思われます。

そして、アルツハイマーが進むいま、「死」というものがどうのこうのと考える以前に、何が何だか分からず右往左往するしかない状態に置かれてしまっています。

ねえちゃはきょうはデイサービス。いつものようにセンターでやってきたことはみんな忘れていましたが、元気に帰ってきました。

けさ、新聞1面に大きく「認知症患者、再入院リスクが1.5倍…機能低下・服薬困難で」という記事が載っているのを見かけました。

高齢で認知症を患っていると再入院が目立ち、退院して間もなく同じ病気やけがで再入院するリスクが約1・5倍に高まるという調査結果を、医療経済研究機構や国立がん研究センターなどのチームが発表したそうです。

全国987病院に入院した65歳以上の患者183万人のデータを活用した大規模な調査。病気やけが別では、転倒で足の付け根を折る大腿骨頸部骨折が1・46倍、脳梗塞が1・3倍、食べ物や唾液が気道に入って起こる誤嚥性肺炎が1・23倍と高かったとか。 

認知症の人は一般に、入院後、環境の変化などで意識障害や興奮が起きやすくなるうえ、ベッドに寝かせきりで活動量が減り身体機能も認知機能も落ちやすい。認知症をふまえたバランスの良い治療を受けずに退院するため、病気やけがが再発しやすいということが考えられるそうです。

ねえちゃはいまのところ、認知症以外に大きな病気はありませんが、近い将来どうなるとも知れません。ともかく、「高齢」+「認知症」という意識が、医療や介護の現場の現場に常に必要だということなのでしょう。

きょうは、朝、8時20分に近所の奥さんと待ち合わせて、ねえちゃは車で美容院に連れて行ってもらいました。

それまでにちゃんと起きて、支度をしておけるように、前の日、「お嫁さんに7時半に起こしてくれ」という依頼をしてのことです。

午後7時ごろ、「きれいになってきたかい?」と電話をすると、なんとか美容院のことを思い出して「うん!」と機嫌よく答えました。

でも、いつもお世話になっているからと用意しておいた東京の佃煮のおみやげは、やっぱり渡すのを忘れていました。

それでも「きれい」になって気分転換できたのか、おみやげを見つけ出すと元気に「これから渡して来るから」と話していました。

 朝、寝室をのぞいてみると、ねえちゃは横になって、「小平奈緒、五輪新記録で金メダル」の記事が一面を埋める新聞を覗き込んでいます。

「長野の小平さん、勝って良かったね?」というと、「えっ、何」とボーッとしてます。「そこ、大きな見出しになってるじゃん」。

新聞を見ていたのは、オリンピックがどうのではなく、きょうが何日なのか確かめたかっただけだったようです。

小平さんは、茅野市出身で、長野市にある信州大学で技術を磨き、松本市にある相澤病院に所属しています。

夏冬を通じ、五輪個人種目で金メダルを獲得した県出身選手の第1号という意味でも快挙でした。ねえちゃも、4年に1度の「沸き立つもの」を、どこかで感じてもらたいのですが。

あしたから私は東京へ帰るので、最寄りのスーパーへ、夕食のおかずとともに、ねえちゃの「おやつ」を買ってきました。

頭の機能は低下してきていても、食欲は衰えるどころか、逆に増加しているようにさえ思えます。

自分で「**を食べたい」と言うことはほとんどありませんが、買っておくと食べて確実に無くなっているものと、まったく関心を示さず残っているものにはっきり分かれます。

忘れずもくもく食べる「おやつ」は、まんじゅう、さきいか、干し芋などです。きょうは、まんじゅうとさきいかを補充して、「食べ過ぎないこと!」と念を押しておきました。

きょうはデイサービスの日。持って帰ってきた紙袋の中を見ると、クリアファイルに入った何か作業をしている写真と、画用紙に貼り絵をした2月の手作りカレンダー=写真=が入っていました。

カレンダー

「この写真、どうしたの?。みんなで何をやっているところを撮ってもらったの?」と聞いても、ちんぷんかんぷんで、いつものように何が何だか覚えていないようです。

手作りカレンダーのほうは、豆まきの鬼などの絵に、2月の日付が入っています。なかなか、楽しそうでいい雰囲気が醸し出されています。

「これ自分で、作ったの?」と聞いても、「う~ん」と唸るだけで、すっかり頭の中からは消えてしまっているようです。でも、そのときにはきっと、それなりに一生懸命やったのでしょう。

きょうは、お昼前に、定例のケアマネジャーさんの訪問と、生命保険会社のかたの、手続き書類作成のための来訪がつづいてありました。

「要介護」になったのに伴って、生命保険の毎月の支払いがだいぶ安くなります。ありがたいことに、要介護になった時点にまでさかのぼって保険料が戻って来るそうです。

私たちのような貧乏人には、生命保険にかかる月々の負担は決して少なくないので、助かります。「これでグループホームへ入れるね」とねえちゃに言うと、分かったか分からないかはしりませんが、うなずいてました。

手続きの書類にサインするなどの「仕事」を終えて、午後は、テレビで、オリンピックのフィギュアスケート男子ショートプログラムの観戦。

日本人ならたいてい、羽生くんとか宇野くんとかの演技に注目し、特別な思いで応援したと思いますが、ねえちゃには誰がどういう選手なのかほとんど区別がつきません。

出てくる各国の選手みんなに、「平等」に、「すごい。よくあんなことできるね」などと、同じような「コメント」を口にしていました。

リハビリだと思って毎日、携帯から家の固定電話に電話をするようにねえちゃに言っています。携帯の「連絡帳」ボタンを押して自分の家の番号を探し出し、そこにカーソルを合わせて「決定」のボタンを押す。

固定電話ならそうすれば受話器で話せますが、携帯だとさらに、緑の受話器のマークのついた、電話を掛けるためのボタンを押さなければなりません。

そうやって、やっとつながり、家の固定電話が鳴り出すところまで行っても電話を切ることが、まだうまく出来ません。

ねえちゃは「戻る」ボタンを押す癖がついているので、いくら押しても切ることができないのです。赤い受話器のマークのついたボタンを押せば切れるのですが、それができすにしばしばイライラしています。

1回できても、即刻わすれてしまいます。覚えられることはほとんどなく、いままで楽々できたことが次々に出来なくなっていっているのです。

きょうは、デイサービスの日。お昼に食べたものも、みんなとやってきた来たことも、いつものようにぶっかり頭の中から消えて帰って来ました。

「きょうはセンターで入ったからお風呂は入らない」と言った1分後には、もう風呂を沸かすスイッチを入れています。

夕食は、わたみの宅食のおかずとゆでタコの切り身、それに生協に注文したイチゴと、豆大福を「食欲だけはぜんぜん無くならない」とむしゃむしゃ食べました。

ノルディックスキー複合(ノーマルヒル)の渡部暁斗選手、それにスピードスケート1000メートルの小平奈緒選手が相次いで銀メダルをとり、県内出身選手たちもメダル奪取がはじまりました。

でも、ねえちゃは自分から自分からオリンピックに関心を示すことは、ほとんどありません。

きょうも朝からねえちゃは布団のなか。何かをする気力も湧かず、たまに起き上がると「ボケバアさん、お困りバアさん」といつもの自虐的な台詞を口にしています。

「ボケてることも、周りを困らせていることもみんな承知の上なんだから、滅入るようなこといちいち言わなくてもいいの!」というと、きょとんとしています。

懸案の携帯電話を掛ける練習は、きのう、一昨日と電話をしなかったので、また掛けられなくなってしまいました。そこで、口うるさくいって、親戚や自宅に掛ける練習を再開しました。

一日さぼると、二日間分ほど後退してしまう。それは、認知症のリハビリにもいえることのように思われます。何事にも消極的なねえちゃは、特にそうなのかもしれません。

ねえちゃの3連休は、デイサービス以外はいつものように寝ているだけで過ぎていきます。

オリンピックがはじまっても、ほとんど興味がないようです。「あれ、北朝鮮でやってるの?」「違う。韓国の平昌だろ!」

北朝鮮からの応援団やアイスホッケーでの合同チームなどの報道が目立つので、韓国ではなくて北朝鮮だと思っているのか。

それとも、韓国も、北朝鮮もねえちゃにとっては、「同じ国」なのか。そのへんは、判然としません。

「何が何だかわからなくて、頭ぶんなぐって殺してほしい」と口にしたかと思うと、「あれ、きょうは血圧が高い。どうしよう」と、矛盾を、矛盾と思わず、いつものように口にしています。

せっかく携帯電話を新しくしたのだからと、家族や親戚に電話をしたりメールを送ったりといった練習をはじめました。

電話がかかってきたときは、点滅するボタンを押して出ればいいだけなので、ねえちゃでも何とかできるようになりました。

ですが「連絡帳」から宛先を探して電話を掛けることはなかなかできません。数年前まではやれていたメールの送受信もいまやまったくできなくなっています。

電話は必須、そして可能ならばメールの受信くらいはできるようにするのが、グループホームへ入るための目標です。

きょうは、デイサービスの日。昼間は、過ごしやすいぽかぽか陽気になりました。

ねえちゃがセンターへ出かけている間に、最寄りの脳神経外科から「診断書ができました。午前中ならやってます」との連絡があったので、取りに行って来ました。

グループホームへ入所するための診断書。アルツハイマー病と高血圧以外は、これといった健康の問題はなさそうです。さっそく用意しておいたレターパックで送りました。

これで、グループホームへ入るための書類はすべて提出し終わりました。あとは、空き室が出るのを待つだけです。ホッと一息。

グループホームへ移ったときに持っていくものの準備を、少しずつしていかなければなりません。

とりあえず7年前に亡くなった「おじいさん」の仏壇は持っていくことに決めました。次に、ねえちゃにとって大事なものはとなると、家族と撮った思い出の写真でしょう。

というわけで、書庫の奥にしまっておいたアルバムの整理を始めました。

昔の写真を眺め始めると、ねえちゃの目つきが変わってきます。「これ誰だろう」「え、こんなとこ行ったんだっけ」……。

思い出せないのに少々苛立ちながらも、平昌オリンピックの開幕式そっちのけで夢中に見ています。

けっきょく“おじいさん”の仕事の研修の写真など「7年前に棺桶に入れていっしょに焼いてやれば良かった」と思われる3冊を処分し、残りはみんな持っていくことにして段ボールに入れました。 

いい天気になったきょうの午後、散歩がてら、ねえちゃとドコモショップへ行って携帯電話を新しいのに変えました。

ねえちゃは、いまの携帯電話(らくらくホン)を6年以上前に買いました。バッテリーの周りに静電気がたまるなどして、最近は利用できなくなることもしばしばあってあまり使っていません。

グループホームへ移るとなると、固定電話ではなく、携帯電話で連絡を取り合う生活に変わるので、早いうちに新しいのに切り替えて、携帯を使えるように練習をしておく必要がでてきたのです。

新しいのは、これまでと同じ「らくらくホン」の最新のタイプのです。ねえちゃの強い希望でピンク色にしました。

当面必要な、電話をしたり受けたりする操作は、これまでと同じ。でも使えるようになるには、忘れてしまった電話をかける方法をマスターするための練習を、繰り返す必要があります。 

きょうから第15回長野灯明まつりが始まりました。夜には、善光寺の本堂や山門などで、赤や緑、黄色などの発光ダイオード(LED)でライトアップ。

レーザー光線を使って15分ごとに「平和」の文字を日本語、韓国語、英語で投影。スケートやスキーなど冬季スポーツをテーマにした線画も描き出されるそうです。

今年は、長野オリンピック20周年の節目を記念しての開催だとか。

10、11日夜には、長野駅近くの小路で、雪で作った小さなかまくら形の灯籠にろうそくをともし、無料で灯籠作りを体験できる「夢灯籠イベント」も開かれるそうです。

ねえちゃは、きょうはデイサービス。いつものように、センターでやったことも行ったこともみんな忘れて帰ってきました。ただ、なんとなくオリンピックが近づいて来ているんだなという雰囲気は感じているようです。 

きょうは、ねえちゃのお医者さんの日です。肌寒くはあるもののすっきり晴れて、いつもの脳神経外科まで30分弱の道のりは、いい散歩にもなりました。

きょうは薬をもらうだけでなく、前回たのんでおいた生命保険会社へ出す診断書を受け取り、グループホームへ提出するための健康診断もやりました。

心電図、X線、それに、血管が出ない体質なので採血では二回針を刺すことになりましたが、「痛くもなんともなかったわ」。

採血の結果が出れば、健康診断書をすぐ発行してくれるそうです。これで、グループホームへ渡す必要のある書類もみんなそろいます。

1週間ぶりに長野へ行くと、長野オリンピックから20年の特集番組をやっていました。きのうは、20周年の記念式典も開かれたそうです。

「もう20年になるんだね。あのときのこと覚えてる?」とねえちゃに聞くと、なんのことだか、なかなか頭に浮かんで来ないようです。

そういえば、平昌オリンピックも、あと4日と迫りました。県勢には、女子スピードスケートの小平奈緒選手やノルディックスキー複合の渡部暁斗選手をはじめ、金メダルの有力候補もたくさんいます。

そういう意味で長野県は、20年前の地元開催以来の盛り上がりになるかもしれません。「オリンピック楽しみだね」とねえちゃに言うと、どこまで分かったか知れませんが「うん」と頷いていました。

インフルエンザが猛威をふるっています。日曜朝の情報番組「サンデーモーニング」の司会をしている関口宏(74)さんも、番組開始から30年で初めて病欠したとか。

家庭内での感染で最も多いのは乳幼児からで、乳幼児は家族の中で一番最初に発症する割合も高いそうです。

幸か不幸か、ねえちゃは一人暮らしで家庭内感染の心配はありません。最近はご近所も中高年者が増えて、小さい子どもと接触することもほとんどなくなりました。

乳幼児の次に罹りやすいのが高齢者のようですが、予防接種の効果もあるのか、いまのところねえちゃはインフルエンザとは無縁のようです。

それでも、デイサービスとかでうつしてはいけないからと、マスクを用意したり、毎日体温を計ったりとそれなりに気をつけてはいます。

カレーの鮮やかな黄色を出す着色料として使われるクルクミンに、記憶力を向上させる効果があることが米国の研究でわかったそうです。

クルクミンはウコンから抽出される着色料。51~84歳までの患者にクルクミンのサプリメントを毎日与える1年半にわたる研究で、クルクミンを服用した患者の28%に記憶力の向上が見られたとか。

クルクミンには、アルツハイマー病の原因でもある脳の炎症を抑える効果も期待できそうです。

ねえちゃは以前は、まっ黄色をしたカレーを作っていました。でも本来的に辛いものは苦手なようで、料理が出来なくなった最近は欲しがることもありません。

きょうはデイサービスの日でしたが、いつものようにセンターで何を食べたかみんな忘れて、それでも元気に帰って来ました。

厳しい冷え込みが続いてますが、長野県の諏訪湖できのう、湖面の氷が割れてせり上がる「御神渡り」が出現したそうです。

出現は2013年1月以来、5季ぶり。 伝説では、上社の男神が下社の女神のもとへ出かけた跡だといわれる御神渡り。

今回は、湖の南側から西側に向かって数百メートルにわたって確認され、せり上がりの高さは最大で数十センチを記録したとか。

御神渡り期日は14世紀頃から記録され、寒暖の歴史を研究する貴重な資料になっています。近年は発現する年が減少する傾向にあるそうですが、今冬の寒さは厳しい現れでしょうか。

同じ長野県に住むねえちゃですが、今年はまだ本格的な雪掻きはしていません。が、寒くて誰も外に出てこないので寂しいと嘆いています。

国立長寿医療研究センターとノーベル賞化学者田中耕一さんら島津製作所などの研究グループが、微量の血液からアルツハイマー病の発症に影響するとされるタンパク質を計測してアルツハイマーを見つける技術を開発したそうです(31日付のネイチャーオンライン)。

アルツハイマー病は、発症する20~30年前から脳内にアミロイドベータという異常なタンパク質がたまりはじめることが知られています。

このアミロイドベータに関連する複数の化合物(ペプチド)を検出し、この比率の値から脳内蓄積の有無を判定する検出法なのだとか。

この検出にノーベル賞の対象にもなった質量分析技術が使われるのでしょう。ねえちゃもかかっている難病アルツハイマーにアプローチする技術が、少しずつ増えてきています。

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