Aokijima

認知症と生きる「ねえちゃ」の近況と、アルツハイマー病に関する覚書です

2017年08月

新しい血圧手帳

台風が接近しているようなので、予定を繰り上げてきょうの午後、行きつけの脳神経外科医へ出かけました。

血圧は上が130くらい。ねえちゃの体調に、とくに変化はありません。ケアマネの女性から預かって来た介護に関する書類も医師に渡しました。

そして、近くの薬局でいつものようにアルツハイマー2種と高血圧一つの薬を処方してもらい、くわえて、新しい血圧手帳ももらって来ました。

使い慣れているノバルティスファーマ社製の「わたしの血圧手帳(グラフ式)」です。

血圧手帳は「もうすぐ書くところが無くなってしまう」と、いまのねえちゃにとって最大の心配事でした。これで一安心のはずですが、新しいのをもらったこともすぐに忘れてしまっています。

枝豆

きょうは、デイサービスの日です。出かける抵抗感はだいぶなくなったようですが、帰って来ると何をやって来たかは、ねえちゃの頭から、いつものようにほぼすっかり消え去っています。

「何かもらってきたものはあるの?」と聞くと、リュックサックを開けて、出て来たのは、つもの連絡カードや下着など。

思い出したかのように「お風呂へは入って来た。それから建物の中をふらぶら歩いて……」。

帰ってきてしばらくすると、デイサービスの送り向かえでいっしょだという、いつもの近所の男性が訪れました。

「何かいただいたの?」と聞くと、「なんだったんだろう」と冷蔵庫を開けてあれこれ探して、「これかな」と、紙袋に入った枝豆を出してきました。

Jアラート

北朝鮮がきょうの早朝、新型中距離弾道ミサイル「火星12」とみられる弾道ミサイル1発を北東方向に発射、日本列島を越えて北海道襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下しました。

政府が流したJアラート(全国瞬時警報システム)の発射情報の対象地域には、ねえちゃが住んでいる長野県も含まれていました。

ミサイル発射の情報を受けてJR東日本は、長野県を通る新幹線や在来線でも安全確認のため一時運転を見合わせたそうです。

ねえちゃの周りでもテレビ等で「ミサイル発射。ミサイル発射」の情報が流れていたはずですが、何のことだかサッパリ分からず気にもとめなかった模様です。

「ミサイルが落ちたらどうする?」と聞くと、「家へ落ちて死ねたら本望だ」と言います。

auひかり

きょうは午後から「KDDI(au)ひかり」の回線工事でした。使用料がだいぶ安くなるというので、NTT
からKDDIに変えてみることにしました。

午後1~5時までと書いてあったので、午後1時からずっと持っていましたが、工事の人が来たのは3時半を過ぎてから。

少々文句を言いましたが、すまなさそうにしながら黙々と作業をしてくれました。私は機械オンチなのでWifiへの接続がうまくいかず、サポートに電話をするとなかなか親切に対応してくれて、無事開通できました。

ねえちゃは、インターネットは使えませんが、生協や宅配の注文などほぼすべてネットに依存しています。それに、だれか訪ねてくれば「Wifi」は必須となります。

ですからやはり、できるだけ安く、最低限のネット環境を整えておかなければ、ねえちゃと言えど生きてはいけません。

認知症は減っている

厚労省によると、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されるそうですが、近年、日本などアジアでは認知症患者が急増しているものの、欧米では認知症の有病率が減ったという研究結果が相次いでいるという新聞記事を読みました。

認知症と関係する生活習慣病の治療が進んだことに加えて、健康情報への関心や理解が深まり、自主的に認知症が起こるリスクを回避した生活をおくるように努めるようになった、つまり認知症教育の影響が大きいと考えられています。

教育環境という面では、日本も欧米にそう遅れをとるとは思われません。ねえちゃのデイサービスでのメニューを見ても、頭や体のトレーニング、食事など認知症対策にも、こと細かく配慮されていることがわかります。

一昔前までは、対処のしようがないと見られていたアルツハイマー病ですが、いまや何らかの効果が期待できる薬を併用して飲めるまでになりました。新たな医学の知見を少しずつ取り入れて試行錯誤を重ねていくことで、味わいのある認知症ライフをおくることが可能になるかもしれません。

松井潤
matsuijun@jg8.so-net.ne.jp
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