Aokijima

認知症と生きる「ねえちゃ」の近況と、アルツハイマー病に関する覚書です

2016年07月

美容院はどうしたの?

きょうは、午前8時15分に、親しくしていただいているご近所の奥さんの車に乗せてもらって、ねえちゃは美容院へ行くことになっていました。

朝、めずらしくちゃんと外出用の服を着ているので、美容院のことを忘れずにいるんだな、と思っていました。

ところが午前10時ごろにはもう、パジャマ姿にボサボサの髪をして、部屋で寝転がっています。

美容院へ行って来たにしては随分と早い時間です。「どうしたの、もう行ってきたの?」と聞くと、なんのことだかよく分からなようです。

「美容院に連れていってもらったんじゃないの。行かなかったの?」。

また、いつもの突然キャンセルが出たのか、と焦って何度も聞き直していくと、やっと少しずつ思い出したようです。

どうも美容院には行くには行ったのだけれど、急に「休業」になってしまったようで、仕方なく引き返してきた、というのが実情のようです。

忘れる早さにはいつもながら驚かされますが、いつものドタキャンでなくてホッとしました。

佐久長聖

夏の甲子園の長野大会は、けっきょく、佐久長聖が6―2で松商学園を破って全国大会出場を決めました。2年ぶり7度目の出場だそうです。

なんとなく松商学園を応援していたねえちゃと私は、すこし残念でした。

といっても、松商学園に特別に縁やゆかりがあるわけではありません。ただ、むかしから名前やユニホームに親しみがあったから、というだけです。

甲子園で初戦敗退が続いていたあのころはああだったっけ、上田佳範投手らの活躍で選抜準優勝のときは仕事がずいぶん忙しかったなとか、いろいろと思い出が刻まれているのです。

比較的最近名前が変わった佐久長聖がどういう高校なのかは、駅伝が強いというくらいで、正直よくわかりません。

17年連続で全国高校駅伝出場、平成20年には日本高校最高記録で全国制覇しているというからすごいですよね。

野球部も負けず劣らず、近年では甲子園の常連校になりつつある様子。甲子園での大いなる活躍、期待しています。

歯抜け

ねえちゃは、最近は、夕食のご飯も忘れて、とうもろこしをムシャムシャ食べます。それも、指先でうまい具合にもいで、食べ跡もきれいです。

「むかしみたいに歯抜けがなくて、最近のはみんな甘くておいしい」と食べるたびに繰り返します。

たしかに、むかし畑で取ったばかりのをお裾分けしてもらったりすると、歯抜け、や歯並びが悪いのが多かった記憶があります。

とうもろこしは、実になる雌穂(しすい)の錦糸が出る少し前に、茎の先に雄穂(ゆうすい)が開いて、ここから出る大量の花粉が、風などで雌穂の錦糸にまかれて交配するそうです。

しかし、こうした受粉がうまくいかないと粒がそろわず、歯抜けの実になってしまうとか。

いま、お店に並んでいるようなのはきっと、人工授粉をして受粉の確率を高くするなど、品質管理がいろいろなされているのでしょう。

食用のとうもろこしは、粒の色から大きく分けて「黄粒種」、「白粒種」、そして、これらの一代雑種で、3対1の割合で黄色と白の粒が現れる「バイカラ―種」の3つに分けられるそうです。

近年、ますます品種改良が進んでより甘いもの、さらには、生のまま食べられる品種も現れ、人気を呼んでいるようです。

 

松商

甲子園出場をかけた夏の高校野球、長野大会の準決勝で、松商学園は7対4で東京都市大塩尻を破り、5年ぶりに決勝へ進出しました。

小柄な梨本雄斗選手(3年)が、2点差の6回1死満塁、中堅手からリリーフして併殺で討ち取り、その裏の無死三塁で左前適時打を放つなど大活躍だったそうです。

むかしは長野県から甲子園へ行くといえば、松商学園と決まっていました。

たしか甲子園で1975年から1980年まで6年連続で初戦敗退して話題になったこともあったと思います。

近年は、「部内暴力で夏の県大会参加できず」といった暗いニュースのほうが記憶にあります。

あしたの決勝戦で佐久長聖に勝てば、8年ぶり、なんと36度目の優勝になるそうです。

最近、あのPL学園が休部へ、なんてニュースも流れました。

久しぶりに、長野県きっての名門のあの親しみあるユニホーム、甲子園で見てみたいなという気がしています。

連勝

大相撲名古屋場所13日目、稀勢の里は負けましたが、木曽郡上松町出身の長野県の星、御嶽海は、勢と対戦し、寄り切りで勝ち。今場所初の連勝で4勝目をあげました。

御嶽海が相撲を始めるきっかけとなったのは、小学校1年の時に出場した相撲大会で、自分より体の小さな相手に負けたことだったそうです。

これをきっかけに負けず嫌いの性格に火がついて、相撲一筋の人生が始まったということです。

力強い突き押しを武器に、東洋大学時代は個人タイトル15冠。学生横綱やアマチュア横綱にもなりました。

でも当初は、プロ入りする意向はなく、アマチュア相撲の強豪である和歌山県庁への就職が内定していたとか。それを出羽海親方が、口説き落としたのだそうです。

四股名は、故郷上松町から望める御嶽山に、出羽海部屋の「海」。

身長178cm、体重153kgと、力士としては小柄ですが順調に出世を続け、大銀杏がゆえないうちに東前頭筆頭までかけ上りました。

5月場所では、11勝を挙げて敢闘賞も受賞しています。

ねえちゃの部屋には、遠藤といっしょに写った一日警察署長のときの大きなポスターが張ってあります。

横綱・大関と対戦する前頭筆頭で4勝をあげたというのは立派なもの。これからはいいことばかりではないでしょうけれど、あせらず、じっくり、力をつけていってもらいたいものです。

松井潤
matsuijun@jg8.so-net.ne.jp
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