きのうから、きょうへ、あるいは、さっきから、いまへ、連続的に記憶が維持しているので生活は成り立っていきます。

ですが、ねえちゃには、そうした生活の連続がありません。

さっきまで「何もしないのにおいしいものが食べれて幸せ」といっていたら、次の瞬間には「ああ、バカになっちゃって死んだほうがまし」とイライラしています。

昼食を食べながらBSで「幕下」の相撲を観ていると、「え、こんなに早い時間から中継しているの?」と毎日、同じように驚きます。

「“ねえさま”も観てるだろうから、千秋楽くらい大相撲観戦をしたら」と提案すると、「そうだね」とうなずきます。が、すぐにテレビを消して、布団にもぐり込みます。

ねえちゃには「千秋楽」もなにもないのです。