野草のマリアアザミなどから取れる「タキシフォリン」という一種のポリフェノールに、アルツハイマー病につながる脳血管への老廃物の蓄積を抑える働きがあることが、国立循環器病研究センターなどの研究で分かったそうです。

アルツハイマー病の症状の一つに、脳血管に老廃物のアミロイドβ(ベータ)というタンパク質が蓄積していく脳アミロイド血管症があります。

同センターなどの研究グループが、この症状を起こさせたマウスにタキシフォリンを投与したところ、有毒なアミロイドβの量が減少したほか、脳血流量の低下を抑制することができたとか。

タキシフォリンは、カテキンよりも高い抗酸化作用があることが知られていて、マリアアザミやシベリアカラマツなどごく一部の樹木からしか抽出できない、非常に希少な物質です。

記憶障害が回復する兆候も見られたそうで、これから治験を目指していくとか。有力な治療薬に結びつくといいですね。