ねえちゃの家の2階へ上がる階段は、かなり急で、ちょっと足を踏み外すと下まで雪崩のような勢いで落っこちていきそうです。

もともと手すりは片側だけでした。が、それだけだと体に衰えてきた連れ合いが心配だったので、家を建てて早々に、増設して両サイドにしました。

1階で寝起きしているねえちゃは、最近はあまり2階へ上がる必要はありません。でも、毎晩、お風呂上りに2階に置いてあるクリームをぬるため、階段をのぼるのが習慣になっています。

「アタマがおかしくなって」しまったねえちゃですが、内心、カラダにはすこぶる自信を持っています。

とはいえ、「年を取ると知らないうちに足は衰えている。特に一人暮らしの場合、極力、急な階段は使わないほうがいい」と、このあいだ脳神経外科の先生から注意されました。

別に2階へ行かなければ事が済まない特別な用件があるわけではありません。クリームを一つ1階へ下ろしてきて、寝室に置くようにすれば済むのです。

なのだからと、このたびクリームを1階に下ろして来て寝床に置くようにしました。ところが、長年の習慣はそう簡単には変えられません。

いつもクリームを移動したことを忘れて、いまでも、お風呂の後は階段を上っていくのが常です。2階にない事に気づくと、「あそうか」と下りていくのが習慣になってきました。