Aokijima

認知症と生きる「ねえちゃ」の近況と、アルツハイマー病に関する記録です

何をメモするんだったっけ?

きょうの夜、ご近所の奥さんが、スイカをおみやげに、ねえちゃを尋ねてくれました。

要件は、昨日、臨時休業で行けなかった美容院へ「あした8:15に待ち合わせだから、忘れないで」という確認だったようです。

ところが、玄関で応対して居間へ帰って来て、忘れないように紙に書いておかないと、と紙を探しているうちに、「はて、何を書くんだったっけ?」といい出します。

ある程度の年齢になると、何かちょっと間にはさむと、少し前に聞いたことを忘れてしまうことはよくあります。それが、かなりひどくなってきているケースのようです。

家に誰かいるときはいいのですが、そうでないと忘れ放題で、何が何だか分からなくなってノイローゼ、といういつものパターンに陥ります。

運よく紙にメモできたとしても、たいてい、どの紙に書いたか、紙をどこへ置いたか、忘れてしまいます。

そのため用に作ったノートを一冊、テーブルの上にいつも広げて置いておいて、何かあったら即座に、何が何でもそこへ書いておくこと。そして、いつもそのノートを見るのを習慣にすること。

そうウルサクいっているのですが、そのノートも、どこかへしまい忘れてしまうのが常。悪循環がつづいています。

 

美容院はどうしたの?

きょうは、午前8時15分に、親しくしていただいているご近所の奥さんの車に乗せてもらって、ねえちゃは美容院へ行くことになっていました。

朝、めずらしくちゃんと外出用の服を着ているので、美容院のことを忘れずにいるんだな、と思っていました。

ところが午前10時ごろにはもう、パジャマ姿にボサボサの髪をして、部屋で寝転がっています。

美容院へ行って来たにしては随分と早い時間です。「どうしたの、もう行ってきたの?」と聞くと、なんのことだかよく分からなようです。

「美容院に連れていってもらったんじゃないの。行かなかったの?」。

また、いつもの突然キャンセルが出たのか、と焦って何度も聞き直していくと、やっと少しずつ思い出したようです。

どうも美容院には行くには行ったのだけれど、急に「休業」になってしまったようで、仕方なく引き返してきた、というのが実情のようです。

忘れる早さにはいつもながら驚かされますが、いつものドタキャンでなくてホッとしました。

佐久長聖

夏の甲子園の長野大会は、けっきょく、佐久長聖が6―2で松商学園を破って全国大会出場を決めました。2年ぶり7度目の出場だそうです。

なんとなく松商学園を応援していたねえちゃと私は、すこし残念でした。

といっても、松商学園に特別に縁やゆかりがあるわけではありません。ただ、むかしから名前やユニホームに親しみがあったから、というだけです。

甲子園で初戦敗退が続いていたあのころはああだったっけ、上田佳範投手らの活躍で選抜準優勝のときは仕事がずいぶん忙しかったなとか、いろいろと思い出が刻まれているのです。

比較的最近名前が変わった佐久長聖がどういう高校なのかは、駅伝が強いというくらいで、正直よくわかりません。

17年連続で全国高校駅伝出場、平成20年には日本高校最高記録で全国制覇しているというからすごいですよね。

野球部も負けず劣らず、近年では甲子園の常連校になりつつある様子。甲子園での大いなる活躍、期待しています。

歯抜け

ねえちゃは、最近は、夕食のご飯も忘れて、とうもろこしをムシャムシャ食べます。それも、指先でうまい具合にもいで、食べ跡もきれいです。

「むかしみたいに歯抜けがなくて、最近のはみんな甘くておいしい」と食べるたびに繰り返します。

たしかに、むかし畑で取ったばかりのをお裾分けしてもらったりすると、歯抜け、や歯並びが悪いのが多かった記憶があります。

とうもろこしは、実になる雌穂(しすい)の錦糸が出る少し前に、茎の先に雄穂(ゆうすい)が開いて、ここから出る大量の花粉が、風などで雌穂の錦糸にまかれて交配するそうです。

しかし、こうした受粉がうまくいかないと粒がそろわず、歯抜けの実になってしまうとか。

いま、お店に並んでいるようなのはきっと、人工授粉をして受粉の確率を高くするなど、品質管理がいろいろなされているのでしょう。

食用のとうもろこしは、粒の色から大きく分けて「黄粒種」、「白粒種」、そして、これらの一代雑種で、3対1の割合で黄色と白の粒が現れる「バイカラ―種」の3つに分けられるそうです。

近年、ますます品種改良が進んでより甘いもの、さらには、生のまま食べられる品種も現れ、人気を呼んでいるようです。

 

松商

甲子園出場をかけた夏の高校野球、長野大会の準決勝で、松商学園は7対4で東京都市大塩尻を破り、5年ぶりに決勝へ進出しました。

小柄な梨本雄斗選手(3年)が、2点差の6回1死満塁、中堅手からリリーフして併殺で討ち取り、その裏の無死三塁で左前適時打を放つなど大活躍だったそうです。

むかしは長野県から甲子園へ行くといえば、松商学園と決まっていました。

たしか甲子園で1975年から1980年まで6年連続で初戦敗退して話題になったこともあったと思います。

近年は、「部内暴力で夏の県大会参加できず」といった暗いニュースのほうが記憶にあります。

あしたの決勝戦で佐久長聖に勝てば、8年ぶり、なんと36度目の優勝になるそうです。

最近、あのPL学園が休部へ、なんてニュースも流れました。

久しぶりに、長野県きっての名門のあの親しみあるユニホーム、甲子園で見てみたいなという気がしています。

連勝

大相撲名古屋場所13日目、稀勢の里は負けましたが、木曽郡上松町出身の長野県の星、御嶽海は、勢と対戦し、寄り切りで勝ち。今場所初の連勝で4勝目をあげました。

御嶽海が相撲を始めるきっかけとなったのは、小学校1年の時に出場した相撲大会で、自分より体の小さな相手に負けたことだったそうです。

これをきっかけに負けず嫌いの性格に火がついて、相撲一筋の人生が始まったということです。

力強い突き押しを武器に、東洋大学時代は個人タイトル15冠。学生横綱やアマチュア横綱にもなりました。

でも当初は、プロ入りする意向はなく、アマチュア相撲の強豪である和歌山県庁への就職が内定していたとか。それを出羽海親方が、口説き落としたのだそうです。

四股名は、故郷上松町から望める御嶽山に、出羽海部屋の「海」。

身長178cm、体重153kgと、力士としては小柄ですが順調に出世を続け、大銀杏がゆえないうちに東前頭筆頭までかけ上りました。

5月場所では、11勝を挙げて敢闘賞も受賞しています。

ねえちゃの部屋には、遠藤といっしょに写った一日警察署長のときの大きなポスターが張ってあります。

横綱・大関と対戦する前頭筆頭で4勝をあげたというのは立派なもの。これからはいいことばかりではないでしょうけれど、あせらず、じっくり、力をつけていってもらいたいものです。

信州そば発祥の地

信州そばの元祖、といえば、戸隠かどこか、長野県の北部のほうと思っていましたが、近年、伊那市が「信州そば発祥の地」として名乗りをあげて、いろんな運動をしているそうです。

なんでも、江戸時代の高遠藩主、保科正之がそばへの造詣が深く、1636年に山形藩へ、43年に会津藩へ移るときも、そば職人らも連れていき、高遠独特の食べ方を広めたとか。

いまも福島県会津若松市などで「高遠そば」と親しまれているほか、保科が徳川4代将軍家綱の後見役を務めていたころ、江戸でそば文化を広めた可能性もある、といったあたりが、その根拠のようです。

これらが「信州そば発祥の地」として、確たる根拠といえるのかどうかには疑問が残りますが、こうしたキャッチフレーズは、“言ったもの勝ち”的な要素も多分にあります。

きのうは、地元在来種のソバの復活を目指す「信州そば発祥の地伊那そば振興会」というところが、同市長谷の浦地区で在来種の種をまいたそうです。

伊那谷は、ねえちゃの故郷でもあります。辛味大根や焼きみそを溶いた「からつゆ」に浸してすする「高遠そば」。久しぶりに食べたくなってきました。

夏休み

東京都内のほとんどの公立小中学校で、きょう、1学期の終業式がありました。

あしたから多くの学校で、8月31日まで約40日間の夏休みになります。

このごろは、子どもの夏休みといえば40日、という感じに思えるようになってきましたが、長野県でおくった子どものころは、7月28日から8月18日ころまで20日ほどだった記憶があります。

その理由はというと、農繁期の手伝いをするための農繁休業や中間休みがあるから夏休みが少ないから、ということだったように思います。

けれど最近は、農業の手伝いをする機会が少なくなって、最近は田植えや稲刈りの時期に休業期間を取る学校は少なくなっているとか。

それでも、いまも長野県の小・中学校では20日くらいで、東京よりぐんと少ないようです。

実際、長野県の年間授業日数は210日前後で、全国の平均より10日ほど多く、多めの登校日を使ってキャンプや登山などの行事をしたり、体験的・探究的な学習をしたりしているとか。

さすがは「教育県」。ねえちゃの家の近くの公園から、ラジオ体操の音楽が聞こえてくるのも、もう少し先のようです。

 

山の日

今年から始まる国民の祝日「山の日」が近づいてきました。

ねえちゃが住む山国・長野県でも「8月11日」にあわせて、いろんなキャンペーンや催しが計画されているそうです。

8月11日の「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というのが趣旨。ですが山に関する出来事など、これといった由来がある日ではなさそうです。

松本市のあるホテルでは、「山の日」の前後に「山の日制定記念フェア」と題して特別メニューを提供。

アルピコグループでは、東京と上高地を結ぶ高速バスの運行もするそうです。

でも山へ人が入れば、山岳遭難もついてまわります。

この三連休中の17、18日にも県内で遭難が相次ぎ、北アルプスで2人、戸隠連峰で1人の計3人が死亡。八ケ岳連峰では1遺体が見つかったそうです。

「また遭難。かわいそうに」とねえちゃ。初めての祝日に山へ、と考えておられる方々おられたら、どうかお気をつけて。

 

高校野球

夏の甲子園、各地で高校野球地方大会の熱戦が繰り広げられています。

長野県大会は、きょうはベスト8を争う4回戦8試合が行われました。

春夏合わせて50回以上甲子園に出場している強豪、松商学園は飯田風越と戦いました。

飯田風越は、ねえちゃの母校です。が、ねえちゃはずっと女子しかいないと思っていたようで、ビックリ。

もともと女子高でしたが、1978年から男女共学を実施。いまでは、男女比が半々近くになっているようです。

試合の結果は、惜しくも7対9で松商に敗れました。

でも、ベスト16まで進んで、あの松商といい勝負をしたのだから立派、立派。 

松井潤
matsuijun@jg8.so-net.ne.jp
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