Aokijima

認知症と生きる「ねえちゃ」の近況と、アルツハイマー病に関する覚書です

課題

きょうはデイサービスの日。小雨の中、無事に行って帰ってきました。

せっかく行くのだから、昼食で何を食べたとかみんなとどんな話をしたとか、1つだけでいいからセンターで何をやったのかを、記憶かメモを取るかして帰って来ること。

それを最近の「課題」にしているのですが、きょうも、お風呂に入ったこと以外はすっかり頭から消えて、帰って来るとすぐパジャマ姿で行ったことも忘れています。

長野市長選・市議補選は、いよいよ明日が投票日です。追い込みで、街宣車の声もたびたび聞こえてきます。

ねえちゃにとっては、2週つづきの投票です。まずは、いまの市長さんが何という人で、他にどういう人が立候補しているのか。明日までに勉強しなければなりません。

西沢権一郎

次の日曜日は、長野市長選・市議補選の投票日です。ねえちゃは、そろそろ誰に投票するか決めなければいけません。

「ところで、いまの市長さん、何ていう人なの?」と聞くと、「知らん」。「総理大臣の名前は知っている?」というと、「よくわからない」。

こんどは「じゃあ、県知事は?」と聞いてみると、「西沢権一郎?」といいます。

西沢権一郎さんは、1959(昭和34)年に2代目の民選長野県知事として就任後、1979(昭和54)年まで、6期連続当選して、長く長野県の顔だった人です。

1980(昭和55)年9月、脳溢血で倒れて療養中だった病院から辞表を提出、12月31日に74歳で亡くなっています。

でも、ねえちゃにとっては県知事といえば、やっぱり権一郎さんなのでしょう。

「いまは総理も知事もアベさん。西沢さんだったら、ずっと前にもう、立派な銅像になってるよ!」

インフルエンザ予防接種

きのうデイセンターから持ち帰った連絡カードに「インフルエンザ予防接種の申込書を同封します。ご希望の方は、10月27日(金)までに返信いただきますようよろしくお願いします」とありました。

「申込書どうしたの?」と聞いても、ねえちゃは何が何だかわかっていません。「お薬手帳」のときみたいに、どこかへしまったんじゃないの、とあちこち探しましたが見つかりません。

「予防接種を受けたいの?」と聞くと、打ってもらいたい気持ちが強いようです。

しかたがないのでデイセンターへ電話をしてみると、電話での申し込みでも大丈夫というので、お願いしておきました。

午前中に、きのう切れてしまった居間の蛍光灯が届きました。「あ、明るくなった」とねえちゃはご機嫌でした。

蛍光灯

昼ごろ、ねえちゃの家の居間の蛍光灯が切れてしまいました。

ランプの記載を見ると「パナソニックツインパルックプレミア蛍光灯85形(クール色)FHD85ECWH」とあります。

管径20mmのスリムなガラス管を同心円状に2本ブリッジ技術でつないだもので、寿命は約16,000時間だそうです。

1日8時間点けていたとすると、2000日すなわち5年半くらいは使ったということになります。

近くのホームショッピングセンターに行ってみましたが、この種類のは無いといいます。仕方がないので、AMAZONへ注文しました。

選挙の賑わい

1週間余ぶりで長野市へ来てみると、衆院選は終わったというのに、街は選挙の街宣車で賑わいを見せています。

衆院選の投票日だった22日に長野市長選と市議補選が告示されたのです。市長選は現職と新人の一騎打ち。市議補選は定数3に対して4人が立候補しているようです。

家の中で一日中床にいるねえちゃは、時折、窓の間から外を覗きこむようにして、なぜか「静かだ」「静かだ」といいます。

「さっき、選挙カーの声してたでしょ?」と言うと、「ええ、ほんと?」

「選挙の通知は来た?」と聞くと、「ええっ、何、そんなの来ないよ」といいながら、食卓のあちこち探し回っていると「あ、これ!」。なんとか見つけ出しました。

台風21号

超大型で非常に強い台風21号によって、長野県内でもきょうは広い地域で大雨や強風の被害が出ました。

東御では、早朝に観測史上最大となる最大瞬間風速31.4メートルを記録。長野、千曲、上田、飯山などに土砂災害警戒情報が出され、公民館などに避難された人もたくさん出たようです。

長野経由の新幹線上田―佐久平間では、架線を覆うように木が倒れ、「あさま604号」が木に接触して近くの駅に緊急停車し、後続が最大約3時間遅れたそうです。

ねえちゃはいつものように、ずっと床の中。それでも、台風のなか届けてくれた宅食や生協の一週間分の食料品はちゃんと受け取ることができたようです。

投票

午後3時ころ、「選挙に行って来た?」とねえちゃに電話をすると、「行ったのかな、どうなのか」と寝ぼけている様子です。

「日記に選挙の通知がはさんであるかどか確かめてみたら」というと、「あ、はさんであるわ」。

「じゃあ、まだ行ってないってこと。行かなきゃダメでしょ!。明るいうちに出かけたら」というと、ようやく、着替えて出かける気になりました。

「誰に入れるか覚えてる?」と聞くと、「だれだったかな」といっていましたが、なんとか思い出して、無事に投票を済ませてきたようです。

選挙戦最終日

きょうはデイサービスの日。「ちゃんと行って帰って来た」とねえちゃから2回も電話がありました。

「あしたの衆議院の投票、だれに入れるか決めたの?」と聞くと、「だいたい。投票所へ行けば、あの人へ、というのは分かる」。

分かったような、分からないような答えでしたが、投票に出かける気持ちではいるようです。

投票は、近くの公民館で行われます。台風が近づいてきて、あしたは長野も一日中、雨になりそうです。

最近はほとんど一人では外出しないねえちゃですが、無事に投票所へ行って帰って来れるといいのですが。

血液でアルツハイマー診断

血液検査でいろんながんの有無がわかるようになる研究が進んでいるようですが、わずかな血液を採取することでアルツハイマー病かどうかを診断できる検査方法を、京都府立医科大学の研究グループが開発したそうです。

アルツハイマー病患者の脳に特異的に蓄積する蛋白質で、その大脳内での広がりが認知症の発症と直接的に関連していることがわかっている「リン酸化タウ蛋白」という物質を、ヒトの血液中で測るのだとか。

研究グループは米国で開発された高感度の装置を使って、蛋白質をとらえる免疫物質や試薬の組み合わせを検討し、微量の血液からこの蛋白質を検出する方法を開発しました。

この方法で60歳以上の患者20人と症状が出ていない人15人を比較すると、患者側から蛋白質が、平均4倍程度多く検出する傾向がみられたそうです。難病アルツハイマーへアプローチする方法が、着実に増えています。

飛来

きょうは長野も雨で、冷え込みました。ねえちゃは一日中、床暖房を入れて、徘徊もせずに家でじっとしていたようです。

コハクチョウの越冬地として知られる安曇野の犀川白鳥湖には、きょうの朝、今季初めて7羽の成鳥が飛来し、田んぼの落ち穂をついばんだりしているそうです。

飛来は34シーズン目。地元の保護団体によると、昨年より1日早いとか。飛来のピークは例年1月下旬から2月上旬になるそうです。コハクチョウはカモ科の水鳥で、体長120cm、翼を広げると190cmにもなります。

通常、シベリアで夏を過ごしながら6月ごろ産卵して子育てをし、湖沼や地表が凍る9月に親鳥と幼鳥がいっしょに暖かい南の地へとやって来ます。夏に生まれた生後3カ月ほどの子ハクチョウが、5000kmもの距離を渡ってくるのです。
 
松井潤
matsuijun@jg8.so-net.ne.jp
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