2016年10月12日

10日ぶり

きりっと気持ちのいい秋晴れとなったきょうの午後、ねえちゃは散歩がてら久しぶりに最寄りのスーパーへ買い物に出かけました。

領収書を貼りつけてあるノートからすると、10月3日に行って以来、約10日ぶりということになります。

きょうの長野は、気温が摂氏8度まで下がりました。でも、周辺の山並みも、よく通るイチョウ並木も、紅葉までにはもしばし間がありそうです。

久しぶりに外を歩いたねえちゃですが、いつも歩数を記入している手帳に書き込もうとすると、歩数計機能の付いた携帯電話を持って行かなかったことに気が付きました。

ちょっとガッカリな様子でしたが、それもすぐに忘れて、「おいしい」「おいしい」と買ってきた刺身や柿を食べていました。



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2016年10月11日

幸せ!

ねえちゃは、パスポートを持ってはいません。生まれたときから今まで「言葉が通じないようなところ」に行きたいと思ったことはないそうです。

「ヨーロッパをまわってきた」「ちょっとシンガポールへ行ってきた」といった話を聞いても、ぜんぜん羨ましくはないようです。

「海外へ行くなんていったら、むかしは近所の人たちとみんなで見送りに行ったものだけどね」などと、いつも他人事。

連れ合いが生きていたころは、温泉ツアーなどによく行きましたが、一人になってからは国内旅行へ行く意欲もすっかり失せてきました。

以前、近所の人などから声がかかったりすれば「行かないと申しわけない」とがんばってツアーに加わったりしても、いつも、楽しさより気疲れのほうが先に立っていたようです。

アルツハイマー病と診断された昨今では、旅行に誘われることもほとんどなくなり、「病気だから」と断る口実もあります。

パジャマで一日のんびり過ごし、そこそこ「おいしい」ものを食べて、日記を付けて、血圧を計り、ゆっくりと風呂につかる。

「それが一番なんでしょ?」と聞くと、悟ったように「幸せ!」「幸せ!」といいます。



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2016年10月10日

真田信之

大河ドラマ『真田丸』で大泉洋が演じる真田信之は、関ヶ原の戦いの後、旧領に3万石を加増されて上田藩9万5000石の藩主となりました。

そして、弟の信繁が大活躍した大坂の陣が終わった後の1622年10月には、13万石に加増され松代藩に移封されることになります。

信之は90歳過ぎまで生きましたが、生前に長男の信吉、さらには嫡孫で信吉の長男の熊之助にも先立たれます。

そのため、次男の信政に家督を譲って隠居しますが、信政もまた家督を継いでわずか2年で死んでしまいます。

この際、真田家では後継者争いが起こって幕府や縁戚の大名を巻き込んだ騒動となるなど、最後の最後まで波乱飛んだ生涯だったようです。

そんな松代は、ねえちゃの家から車で15分ほど。

『真田丸』の主舞台は大阪に移ってしまいましたが、連休中は真田一族や戦国武将らに扮して街中を練り歩く武者行列など「松代藩真田十万石まつり」が開かれ、大変な賑わいでした。



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2016年10月09日

連休のメニュー

5年前に連れ合いが死んでしばらく経ったころから、ねえちゃは自分で料理することがあまりできなくなってしまいました。

料理を作ってあげられないのがもどかしくて、お盆や正月に親族が集まることにも、だんだん消極的になっていきました。

いまでは、夕食の宅食サービスや生協の宅配に頼っているので料理をする必要がほとんどありません。

それでも、宅食が来ない連休中ともなると、食事を作らなくてはと気持ちがパニックに陥ってしまうことがしばしばあります。

「こっちはこっちで食いたいものを勝手に作るから、冷蔵庫の中にあるものから自分で食べたいのを取り出してくればいいの」といっても、いつも忘れてしまっています。

冷蔵庫の中に何が入っているのか、きょうは自分が何を食べたいのか、も最近はほとんど考えないようになってしまいました。

仕方ないので宅食が無い日には、私のほうで「きょうはこれとこれ」とメニューを決めて用意するようになってきました。ねえちゃはもっぱら片づけ担当、というわけです。

今晩は、冷蔵庫の中にだいぶ長くおいたままだったサバを焼いて、きのうスーパーで買ってきた春雨サラダ、それに冷凍してあったコンニャクの味噌田楽とナスの浅漬け。それから食後は、ミカンとまんじゅう。

救いなのは、何を食べてもねえちゃは「おいしい、おいしい」と良く食べることです。
 


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2016年10月08日

川中島古戦場まつり

夜になると、ねえちゃの家に、「ドカン、ドカン」と繰り返して大きな音が聞こえてきました。

「花火かな」と、二階へのぼって窓から眺めているとやっぱり、南側の屋根のあいだから花火が次々夜空を彩っていきます。

近所の人に聞くと、きょうは「川中島古戦場まつり」。川中島合戦で犠牲となった数多の霊の追悼のための催しです。

合戦の中心地、八幡原から、ミュージックスターマイン、特大スターマインなど約3000発の花火が打ち上げられたとか。

川中島の戦いは、12年余りにわたって計5回あったとされています。

そのうち最大の激戦となった、永禄4年9月9日(1561年10月17日)から10日(18日)にかけての第4次合戦を、ふつう「川中島の戦い」と呼んでいます。

今年は永禄4年の川中島の戦いから455年目。八幡社では、「献灯祭」も開催されました。

455年前には、ねえちゃが暮らしている青木島でも、多くの屍が野にさらされたのです。



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2016年10月07日

みるくショップ

玄関先に、このあいだ断った明治乳業の飲物を入れる箱の代わりに、別の箱が置いてあります。

「これなに」と、ねえちゃに聞いても「何だかわからない」といいます。

箱に貼ってある説明書きからすると、どうも「無料で試飲できますから」と置いていったもののようです。

善良で断ることを知らないねえちゃは、「そうですか」と受け入れたものの、いつものように忘れてしまった模様です。

説明書きには「みるくショップ カナイ」とあります。今度は明治乳業ではなく、雪印メグミルクの販売店のようです。

さっそく、この店に電話で事情を話して、箱を回収してもらうことにしました。

「健康のため**飲んでみませんか」とかで誰かが来たら、とにかく断るように、と言ってはいるのですが……。



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2016年10月06日

イラク戦

ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選第3戦、日本代表対イラク代表━━。夕食を終えたねえちゃは、めずらしく、お風呂に入るのも忘れて、試合が終わるまでずっとテレビの前で観戦していました。

25分、清武選手の右サイドからのクロスに、原口選手が合わせて右足ヒールでゴール。

「えッ、どこで打ったの?」と、ねえちゃ。「かかとで後ろ向きに入れたの」「へー、そんなことできるんだ」

後半、土壇場のアディショナルタイム。フリーキックからのこぼれ球を山口選手が右足で鮮やかなボレーシュートをたたき込んだときには、「うまいところにいて、うまく打ったもんだね」。

ねえちゃはきょうも、いつものようにパジャマ姿で一日中、家の中でしたが、毎日飲むようになったアルツハイマーの薬が効いているのか、少し前向きにやる気を出す姿勢が出てきたようにも思われます。
 


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2016年10月05日

綿半

ねえちゃは日常品や雑貨が必要になると、「なんでも売ってるから」と、少し足をのばして「綿半ホームエイド」というお店へたまに出かけます。

綿半ホームエイドはもともと日用品、大工道具などの住関連商品を中心としたホームセンターでしたが、2005年から食品も扱うようになり売り上げを拡大、2007年からは生鮮食品や惣菜も扱い始め、スーパーとホームセンターを合体したようなショッピングセンターになりました。

ねえちゃの行くこの店は、まず、価格表示が税込みになってるのが目を引きます。食品にしても、近くにあるスーパーより消費税分くらいは安いように感じます。

そんな綿半ホームエイドが、主に40、50代の女性を主要ターゲットとした新たな店舗戦略に乗り出すそうです。

これまでのような、役に立つものを効率的にという店内配置から、「暮らしに彩り」をコンセプトに、カフェコーナーを設けたりインテリアや雑貨を充実させたりと、買い物の楽しさを演出するレイアウトに衣替えするのだとか。

楽しく、しゃれたお店になるのは悪くないとは思いますが、「安さ」という売り物も忘れないでいってもらいたいものだと望んでいます。
 


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2016年10月04日

歩道の整備

新年早々の今年1月、軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで15人が亡くなったスキーバス転落事故の現場付近で、追悼に訪れる人のための歩道の整備工事が始まったそうです。

事故のあと、近くのチェーン着脱所から歩いて事故現場前の献花台に行けるように、登坂車線を車両通行止めにしているようです。

さらに今回、歩行者が安全に行けるように道路脇の斜面を削り、幅約2m、長さ約200mの歩道を設置。削った斜面は、石を詰めたかご枠で固定するのだそうです。

工事は、「あの日」に間に合うように、年内に完成させる予定だとか。

夏のような気候になったり、台風の影響で雨が降り続いたり。なかなか秋らしさを感じられないまま、そういえば、今年もあと3カ月を残すだけ。

ついこの前と思っていた長野県で起こったあの大惨事から、早いものでもう1年になろうとしているのですね。

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2016年10月03日

オートファジー

東京工業大栄誉教授の大隅良典さんが、ノーベル医学生理学賞に輝きました。

最近のノーベル賞は複数での授賞が多いのですが、独創性がより際立っていることをうかがわせる単独授賞というのも驚きでした。

日本人科学者がずいぶんたくさんノーベル賞を受賞するようになりましたが、単独授賞は湯川秀樹さんや利根川進さんくらいだったと思います。

大隅さんは、生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」という現象を、分子レベルで解明しました。

オートファジーの解明が進んでいけば、がんや神経疾患など病気の治療法の開発にもつながるのでは、と期待されています。

たとえば、膵臓がんには、遺伝子の異常でオートファジーが過剰に働くことで発症するケースがあることがわかっているとか。

また、ねえちゃが関係するアルツハイマー病は、神経細胞内に異常なたんぱく質が蓄積することによって起こることが知られています。

オートファジーのシステムがさらに詳しく解明されていけば、将来、こうしたたんぱく質の蓄積を防ぐ新たな治療法が生まれるかもしれません。
 


2016年10月02日

真田ひも

大河ドラマ「真田丸」で、真田ひもの話が出てきました。真田ひもは、木綿など材料に縦糸と横糸を使って機で織った平たく狭い織物のひもです。

一重織りや袋織りがあって、茶道具の桐箱のひも、鎧兜を結んだり、刀の下げ緒、帯締め、帯留、荷物ひもなどに用いられてきました。

真田ひも
 
伸びにくくて丈夫なので、重いものを吊ったり、きっちりきつく縛ることができます。色とりどり多くの柄があって、家紋のように代々同じ柄の真田ひもを使う家もあるようです。

関ヶ原の戦い後に九度山に蟄居していた真田信繁たちが、脇差の柄を巻いたりするのに真田ひもを用いていたのは事実のようですが、組み方を発明して生計を立ていたというのは俗説で、真偽のほどは定かでないようです。

真田家の本拠地だった上田は、丈夫な紬つむぎの縞織物として知られる上田縞の産地、一方、九度山も織物が盛んだったことから、こうした逸話も生まれたのでしょうか。



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2016年10月01日

借金

ねえちゃは、お金持ちではありませんが、だれにも借金をしないことを鉄則にしてずっと生きてきました。

30年ほど前に建てたいまの自宅も、ローンを組まずにキャッシュで払った、というのが自慢です。

そういえば、ねえちゃが生まれ育った長野県・下條村も近年、借金なしの健全財政で全国的に有名になりました。

総務省のきのうの発表によると、借金返済の重さを示す同村の実質公債費比率(2015年度決算)はマイナス6.6%で、2年連続で全国の市区町村で最も低かったそうです。

2009年度決算でマイナス0.2%と初めてマイナスになり、以後毎年マイナス幅が拡大して、14年度にはマイナス6.4%で、全国の市区町村で最も低くなりました。

1981年に59人だった同村の村職員数を37人にまで削減するなど、経費削減を進めてきた成果です。ねえちゃや下條村の姿勢、見習たものだと思います。



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2016年09月30日

忘れかた

ねえちゃと同じように、私も、最近は忘れてばかりいます。ちょっと前まで覚えていたはずなのに、思い出せずイライラすることはしょっちゅうです。

でも、たいていの場合は、忘れていることを指摘されたりすると「そうだ、忘れていた」と思い出すことはできます。

しかしアルツハイマー型認知症になると、自分のした体験そのものを記憶していないために、「忘れていた」と思い出すことが出来なくなってしまうようです。

誰かと約束したことも、電話をしたことも、それ自体を忘れてしまっているので、約束をやぶったり、何度も同じことを聞き直したり、といったことが日常的に起こります。

「あした午前中、病院へ行く」と約束して30分もたたないうちに、近所の人と「あした朝から美容院に行く」と、ねえちゃは平然といい出します。

さらには、美容院へ行く時間をすぐに忘れてしまって、「あした何時でしたっけ」と近所の人に3度も聞きにいく始末です。

病気なんだから仕方がないとは思いつつも、気が短い私はそんなたびごとにカッとアタマにきて、ねえちゃと言い合いになります。
 


2016年09月29日

アルツハイマー

アルツハイマー病は1906年、ドイツの精神医学者アロイス・アルツハイマー(1864-1915)=写真=によって、はじめて報告された病気です。

Alzheimer

それまで認知症はほとんど、梅毒によって起こると考えられていたそうです。ところが、アルツハイマーはアウグステ・データーという嫉妬妄想、記憶力低下など訴える女性患者(初診時51歳)の症例を、新たに学会で発表したのです。

それを機に、初老期に発症して記憶障害や妄想を特徴とする認知症を呈し、病理学的には老人斑や神経原線維変化が認められる病気が、アルツハイマー病と呼ばれるようになりました。

当初、アルツハイマー病は初老期の認知症として老年期の認知症とは区別されていました。しかし、1960年代に臨床病理学的研究が盛んになって、同じものだという結論になったそうです。

アルツハイマーは1912年、ブレスラウ大学精神科の教授に就任しました。しかし1915年、大学へ向かう列車の中で体調を崩し、間もなく心疾患のため亡くなりました。51歳でした。



2016年09月28日

新しいピルケース

アルツハイマー病の薬を飲むのにねえちゃはだいぶ慣れてきたので、きょうから、6日分のピルケースを15日分はいる大きめのに変更しました。

東京の100円ショップで買ってきた、3段5列のセルがある青い透明のピルケースです。

上段から順に、日付と曜日を記入したラベルを貼って、これまでと同じように、両面テープでテーブルの端にくっつけました。

15日間毎日、夕食後、日付のついたセルに入っている血圧の薬と合わせて2錠をいっしょに飲めるようになっています。

飲んだ後、血圧を測って、ずっと続けている血圧手帳に折れ線グラフを書き込みます。

このあいだ、薬局へ行ったときに新しい血圧手帳をもらって来ました。準備は万端です。
 


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2016年09月27日

効き目

きのう、ねえちゃは、かかりつけの脳神経外科へ行きました。

2週間前に処方してもらったアルツハイマーの薬、アリセプト(5mg)が、終りに近づいたからです。

日にちと曜日のラベルを付けてテーブルの上にくっ付けたピルケースが効いたのか、血圧の薬といっしょになんとか2週間、毎日きちんと飲み続けることができました。

「5mg」に増やしてからも副作用らしきはないので、今度は1カ月分、処方してもらうことになりました。

相変わらず、食欲があり、夜もぐっすり眠っています。でも、これまでのように「こんなバカ生きていてもしょうがない」と、ふさぎ込んでいるときもしばしばあります。

薬が効いているのか、効いていないのか、よく分かりません。が、「現状維持」ならまあ効いていると思って気楽に構えたほうが良さそうです。
 


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2016年09月26日

南水

ねえちゃの甥から、きょう、段ボールいっぱいの梨が届きました。「南水」という種類のようです。

「南水」は、「越後」と「新水」という梨の交雑により長野県南信試験場で生まれた赤梨。1990(平成2)年に品種登録された、県の比較的新しいオリジナルブランドだとか。

手に取ってみると、大きくてがっしりとしています。でも、果肉は適度にやわらかく、歯ごたえもあり、みずみずしくて甘味がしっかりと感じられます。

冷蔵庫に入れて少し冷やして食べると、シャキシャキ感や甘みがより引き立って美味が増してくるように思われます。

梨は弥生時代のころから食べられていたとか。フルーツ王国の信州では、梨だけをとっても、9月上旬から「幸水」、半ばには「豊水」、そして「南水」と次々に味わうことができます。

ねえちゃもさっそく、「おいしい、おいしい」と何度も繰り返しながら、“秋の味わい”を堪能していました。ごちそうさまです。



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2016年09月25日

海嶽海、新三役へ

大相撲秋場所千秋楽、ねえちゃも応援している長野県出身、御嶽海は、関脇宝富士の差し手を封じて寄り切って10勝目をあげました。

「目標にしていた」という二ケタ白星は、自身3度目。御嶽海は、西前頭5枚目ですから、来場所は新三役が濃厚になってきました。

長野県出身の新三役は、なんと1932年の春場所(2月)の元関脇高登以来、84年ぶりとなるそうです。

今場所の相撲を見ていると、地力が一段と増したように思います。

まだ23歳。これから、どこまで上っていくのか。楽しみです。



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2016年09月24日

豪栄道

午後7時のNHKニュースを見ていて、ねえちゃは「豪栄道、全勝優勝したの?」といいます。

「優勝は決まったけど、全勝かどうかはあしたの結果次第。大関の豪栄道、知っていたの?」

「大関か何かは知らないけれど、名前はわかるようになった」

「来場所がんばれば横綱になれるかも知れないんだから、どんなお相撲さんか、これから注目して観るようにしたら」

「うん」 

秋場所も最終盤になりましたが、ねえちゃはいつものように、大相撲の時間になってもテレビもつけず、寝ているばかりです。

でも、この場所の活躍で豪栄道を覚えることができた。ちょっとした収穫です。


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2016年09月23日

木曽節

犠牲者58人、行方不明者5人を出した御嶽山の噴火災害からまもなく丸2年になります。

きょうの夜、2年の節目の特集番組を見ながら、ねえちゃは「もうそんなになるんだ」と、感慨深げに話していました。

山の仕事をしていた連れ合いの転勤で、若いころ木曽に住んでいたことのあるねえちゃ。御嶽山の頂上に登ったことはないそうですが、盆踊りなどで唄った、

木曽のナァー なかのりさん
木曽のおんたけ ナンチャラホーイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ

の「木曽節」とともに、御嶽は忘れられない山として思い出されるようです。

もともとは、木曽川の支流王滝川から本流まで材木を川流しで運び出す川狩り人足が、鳶口で材木を移動させるときに歌っていた木遣唄。

「ヨイヨイヨイ」はそのときの囃子ことばの名残とみられています。

9月27日には、山麓の木曽町で犠牲者追悼式が行われ、噴火が始まった11時52分に黙とうがささげられます。



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2016年09月22日

宅配業者

最近は、買い物に出かけることもほとんど無くなってしまったねえちゃは、家に届けてもらう食べ物だけでほとんど用を足しています。

そんな一つ、毎週1回、注文したいろんな食品を配達してくれている生協のおねえさんは別の町に配置換えになったようで、今週から別の人が届けてくれるようになりました。

今度の担当者は、仕事歴2年4カ月の、5歳と3歳のおかあさんだそうです。ですが、ねえちゃは毎回やり取りしているはずですが、担当が換わったかどうかはよくわかっていないようです。

毎週、明治乳業の乳酸菌飲料やコラーゲン飲料を届けてくれていた宅配業者とは、きょうの集金を最後に契約を打ち切りました。

1年余り前に、勧誘にくるとなんでも頼んでしまうねえちゃが契約したようですが、あまり飲まないので台所にあふれかえっています。

それに、どこと契約したのか、だれがいつ持ってきているのかの認識もねえちゃにはありません。受け取って、言われるままにお金を払ってきたのです。

忘れてしまっても、おそれくそのときは契約して、きちんと届けてくれていたのでしょうから「オレオレ詐欺」のようなものとは性格はちがうと思います。

でも、認知症らしき一人暮らしの年寄りとの契約については、業者のほうも少し配慮してもらえないだろうかな、という気がしています。
 


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2016年09月21日

案山子

ねえちゃの家の近くには、地元の小学校で育てている田んぼががあります。

稲穂が黄金色に垂れて、そろそろ収穫期に差し掛かっているようです。

子どもたちが工夫して作ったのか、田んぼには色とりどりの案山子がたくさん立っていましたが、きょう通りかかってみると、台風の嵐でほとんど倒れてしまったようです。

それでも可愛らしいのが2本、がんばって立っています。古事記の世界では、「久延毘古(くえびこ)」という名の神が案山子なのだといいます。知恵者で、歩く力を持っていなかったともいわれます。

それはともかく、いよいよ稲刈りも本番。そして、日に日に秋は深まっていきます。


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2016年09月20日

台風16号

台風16号の影響で、ねえちゃの住む長野市も、きのうは激しい雨が降り続きました。

安茂里、小柴見、篠ノ井小松原など、市内のあちこちで避難勧告が出され、県内には土砂災害警戒情報も流れました。

大町市の北アルプスでは、登山者が増水した川に流されて愛知県の66歳の男性が行方不明になっています。

ねえちゃの家の近くは避難が必要になるようなことはありませんでしたが、さすがにきょうは、散歩(徘徊)に出かけることもなく家の中でおとなしくしていたようです。

午後7時ごろ、夕食も終えて、今日分の認知症の薬も飲み終えました。



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2016年09月19日

柿のシーズン

毎週月曜日は、ねえちゃのところに生協へ注文しておいた食品が届きます。夏の間は、ねえちゃの好物のとうもろこしを欠かさず頼んでいました。

けれど、旬の時節が過ぎて注文できる品目からはずれてしまいました。そこで代わりに注文しておいたのが、こちらも好物の柿です。

きょう届いた柿は、甘柿6個。まだ全体に青っぽいのが多いようです。

それで、「冷蔵庫の野菜室に入れておいて、色づきのいいのから食べれば」ということになりました。

柿に含まれるビタミンCの量は、日本人がよく食べる果物の中でトップクラスで、風邪予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防などの効果もあるようです。

へたがきれいで、へたが果実に張りつき果実との間に隙間がないものが良い柿だとか。

とうもろこしから、柿のシーズンへ。台風とともに、季節も移りかわっていきます。


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2016年09月18日

薬の効果

3mgから5mgへとアルツハイマーの薬を増やしたねえちゃ。

決められた量をちゃんと飲めるかどうか心配でしたが、いまのところ毎夕食後、テーブルにくっつけたピルケースの日付通りに飲んでいるようです。

これといった副作用も、認められません。

けれど、薬を飲んだから血圧が下がった、といった薬の効果がわからないのがアルツハイマーの薬です。

良くなることはなくても、なんとなくいままでの状態を保っているな、と思えるようなら薬を飲んでいる意味はあると医師はいいます。

毎日決められた通りに薬を飲むという習慣が続いていれば、薬の一定の効果が出ているといえるのかもしれません。


2016年09月17日

ししゃも

ねえちゃは久しぶりにサカナを焼いて食べようと、ししゃもを買って冷蔵庫に保管していました。

生干し加工後に冷凍して輸入された、よくある子持ちししゃもです。

春から初夏に浅海に群れで押し寄せてくるししゃも。雌は、波打ち際の砂礫底に1匹あたり数千以上の卵を産みつけ、繁殖後には死んでしまうそうです。

消費期限ギリギリになったので、ねえちゃはししゃもをガスコンロの真ん中にあるグリルで焼こうとしたのですが、グリルの操作の仕方をすっかり忘れてしまいました。

おまけにグリルのふたを開けてみると、だいぶ前に入れたまんま忘れて置きっぱなしになっていた鮭の切身が、ミイラのようになって出てきました。

ねえちゃは仕方なく、フライパンで焼くことにしました。肉や卵がばらばらになってしまいましたが、なんとか食べることはできました。


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2016年09月16日

夜中のぶらぶら

市の郊外にあるねえちゃの家では、日が沈むと、懐中電灯がないと街を歩けません。

最近だいぶ日が短くなってきたので、ねえちゃが外に出ていられる時間もいっそう短くなってきました。

さすがに、いまのところは暗くなると鍵を閉めて、ねえちゃは外へ出ていくことはありません。

でも、暗くなってもなんとなく外へぶらぶら出かけてしまうのではないかと、不安に感じることもあるそうです。

外へ出ることはなくても最近、夜中の2時、3時に、なぜか電灯をつけずに家の中をぶらぶら歩き回っているのに出くわすことが、しばしばあります。

「何やってるの」と聞くと、「薬を飲まなければ」とか、「日記を書かなきゃ」とか、「あしたの準備しなきゃ」とか、いまいち不可解なことをいいます。


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2016年09月15日

「うるおうコラーゲン」

ねえちゃの家の冷蔵庫には、いつも「うるおうコラーゲン」とかいう100mlのビンに入った飲み物がたくさん入っています。

きょうまたたくさん届いたようで、ねえちゃは「うるおうコラーゲン」があふれかえって、冷蔵庫に入らないと困っていました。届けられてもとても飲みきれない状態が続いているのです。

「これはどこに頼んで、どこから届けられて来るの」と聞くと、「どこだか、何で来るのか分からない」といいます。

私が調べると、どうも明治乳業の商品で、2010年4月に発売、美容に大切な成分のコラーゲンにヒアルロン酸、セラミド、ビタミンCを配合した乳飲料で、肌を守り、きめを整えます、とかあります。

それにしても、どこに依頼したかも、どこからどう届けられているかも分からず、とても飲みきれないでたくさん残っているというのはとても健全とは言えません。

それに、アルツハイマー病に悩む80代の老人が美容がどうの、もないでしょう。配達していると見られるところに電話してみると、1年前から届けられているらしい。

ねえちゃが、勧誘につられて契約したのでしょうから仕方ないのでしょうが、一人暮らしの呆けた年寄りに「美容」が売り物の飲み物を家にやって来て勧める、というのもどんなものでしょう?

というわけで、「届けられた代金は払うから、これからは、もう届けないでほしい」と、かなり激しい口調で断りました。


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2016年09月14日

薬増量

きょうは、通いはじめた脳神経外科の診療日です。

ねえちゃは、アルツハイマー病薬のアリセプト錠3mgを1週間服用してみましたが、発疹、そう痒、食欲不振、嘔気・嘔吐、下痢、不眠といった懸念される副作用らしき、は見られませんでした。

ただし、飲んだという記憶がすぐになくなるので、一晩に2回飲んでしまったことが一度ありましたが。

医師と相談して、プロトコル通り、アリセプト錠を3mgから5mgへ増やしてみることになり、2週間分を処方してもらいました。

問題は、ねえちゃが一人のとき、毎日夕食後、決められた量ずつ飲めるかどうかです。

そこでとりあえず、6日分入るピルケースを用意して、それぞれのセルに飲む日と曜日を記入。そのケースを、ねえちゃがいつも座るところのテーブルの上にセロテープで貼りつけてみました。

さらに、ケースを貼りつけた周りのあちこちに「夕食後に飲む。それ以外は飲まない!」ことを記したラベルを貼りつけました。

これだけやっても、1日1回夕食後きちんと、というわけにはなかなかいかないと思われる情勢ですが、いま出来るのはこの程度が限度。

状況を見ながら、試行錯誤を重ねていくしかなさそうです。


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2016年09月13日

要介護認定調査

要介護認定の度合いを判定する介護保険認定調査員の女性が、きょう、ねえちゃの家を訪れました。

心身状態や日頃の生活に関わる質問や、認知症にかかわるテスト、寝返りの打ち方など1時間余りにわたって調べていきました。

調査は、厚労省の定めた要介護認定調査票に基づくものだそうで、67の調査項目と、申請者の介護に係わる特記事項が記録されるそうです。

カラダのほうはこれといった不自由のないねえちゃにとって、当面の一番の課題は、毎日きちんとアルツハイマーなどの薬を飲めるような体制をつくることです。

調査の結果が出るのに、1カ月程度はかかるそうです。果たして、どのような介護が可能となるのか?


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2016年09月12日

生存保険

ねえちゃは午前中、かんぽ生命の生存保険の受け取り手続きに、最寄りの郵便局へ行って来ました。

一定期間を経過した時点で生存している場合に、保険金を受け取ることができる生存保険。決して裕福ではないねえちゃにとって、これから生きていくリスクに備える重要な蓄えです。

けれど、生存保険とはどういうものかも、自分がその保険に入っていたのかどうかも、いまではほとんど覚えていません。

だから「重要」と書かれた郵便局からのお知らせが来ても、ただオロオロするだけです。

物置の奥のめったに使わない金庫から保険証書を探し出し、どの印鑑を持って行ったらいいのか迷いに迷って、手続きに必要なものをなんとかそろえてリュックサックに詰め、出かけました。

そして郵便局で、窓口の女性に教えてもらって、何とか必要な書類を埋めて提出することができました。

手続きを終えてホッとしたねえちゃは「何かおいしいもの買って帰ろう!」。

もう保険金ををもらった気になったのか、久々にご機嫌です。


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2016年09月11日

メモ帳

ねえちゃは、買い物など何か用事があるときは、広告の紙の裏などに要件をメモしていきます。

ですが、メモをしたことも、紙を持っていることもたいてい忘れてしまって、目的のものをなかなか買ってこれません。

それに最近は、「**が欲しい」とか、「**を食べたい」といった欲求自体もほとんど無くなってきています。

夕食は何にしよう、と買ってくるのではなくて、家にすでにあるものを何となくあれこれまた買ってきてしまします。

紙にメモをするのではすぐ忘れてしまうので、いつも持ち歩けるメモ帳を使うようにしたらというと、きょう、最寄りのスーパーへの買い物のついでにメモ帳を2冊買って来ました。

ただし、買ってきたことも忘れてしまっていましたけれど。何でも書くようにとテーブルの上にいつも置くようにしている大学ノートとともに、このメモ帳が何らかの役に立ってくれればいいのですが。


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2016年09月10日

マイナンバーカード

ねえちゃは、保険や介護関係などいろんな手続きに必要になってきた「マイナンバーカード」のことが、まだよく分かっていません。

郵送されてきた「通知カード」は、健康保険証とともにとても大切なものだからと、財布の中に入れてはあります。

通知カードに書かれている番号は、日本国民であることの証しになるものだから、といちおう話しています。

ねえちゃは運転免許証を持っていないので、マイナンバーカードを作っておけば身分証明書の役割を果たして便利です。

ですから、近くのスーパーに置いてある自動撮影機の前を通るたびに「ここで写真を撮ってカードを申請したら」というのですが、ねえちゃはなかなかその気になってはくれません。


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2016年09月09日

ピルケース

ねえちゃは、きのうからアルツハイマー病の薬を飲むようになりました。

これまで、1日1錠ずつ飲んでいた血圧の薬と合わせて、夕食後に毎日2錠ずつ飲まなければなりません。

2錠ずつきちんと飲めるようにと、ピルケースを買って来ました。

一つのセルにアルツハイマーと血圧の薬を1錠ずつ入れておいて、夕食後、間違えずに飲めるようにしました。

ところが、きょうの朝、ピルケースを覗いてみると、もう二つ目のセルがカラになっているのです。

きのうの夜に薬を飲んでから朝までに、もう1錠ずつを飲んでしまっていたのです。

これから少しずつ量を増やしていく必要のあるアルツハイマーの薬は特に、決まった時間に定量ずつきちんと飲まなければなりません。

ずっと処方してもらっている血圧の薬も、飲み忘れがたくさんあるようです。自分ではやっているつもりでいても、薬をちゃんと飲むこともできなっているのでしょう。


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2016年09月08日

アルツハイマー薬

ねえちゃは、近くの脳神経外科できょうMRI検査を受けました。結果は、やはりアルツハイマー型認知症の対策をしたほうがいいとのことで、さっそく薬を処方してもらいました。

「アリセプト」という、アルツハイマー型認知症などの症状が進行するのを抑えるエーザイが開発した薬です。認知症治療薬の中で最も古くから使用されているようです。

まずは1日1回3mgを1週間服用して副作用の有無などを観察してから、1日1回5mgに増量することなどを検討していくことになりました。

アルツハイマー型認知症では、脳内の神経伝達をつかさどる化学物質の一つ、アセチルコリンが減少していることが知られています。

アリセプトには、このアセチルコリンを分解してしまう酵素を阻害する働きがあり、脳内でのアセチルコリン濃度を高めて神経伝達を活性化するのだそうです。

とはいっても、アルツハイマー病にはまだ根本的な治療法はありません。そんなアルツハイマーと、ねえちゃはどう共生していけるのか。模索は始まったばかりです。


2016年09月07日

MRI

あしたは、ねえちゃの認知症の状態を確かめるMRI検査を近くの病院で受けます。

あの、強力な磁石でできた筒の中に入って、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する、最近ではすっかりおなじみの検査です。

高周波の磁場のなかで、体内の水素原子に共鳴現象を起こさせ、反応する信号を画像化するしくみ。

日本語だと、核磁気共鳴画像法というややこしい呼び名がついています。

簡単にいうと体内の水をトレースしていく検査なので、水分量が多い脳や血管などの診断に威力を発揮するようです。

ねえちゃは3年ほど前にも別の病院でMRI検査を受けたことがあります。

その時のことはすっかり忘れていますが、胃カメラのように痛いのを我慢しなければならないというようなことはない、という認識は頭のどこかにあるようです。

台風崩れの雨が、ひどくならないといいのですが。


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2016年09月06日

りんご三兄弟

いよいよ「りんご三兄弟」のシーズンが近づいてきました。

りんご三兄弟は長野県で生まれ、いま売り出し中のオリジナル品種のりんご、「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」そして「シナノゴールド」をいいます。

三兄弟のうち一番早く食べられるのが、長男の「秋映」です。「千秋」と「つがる」を交配し、1993年に品種登録されました。

収穫時期は今月下旬から10月中旬にかけて。濃い赤色をしていて酸味が強く、肉質は硬くしゃきしゃきと噛みごたえが魅力。

「ふじ」と「つがる」を交配してつくられた次男の「シナノスイート」の旬は10月。果汁が多くて、甘味たっぷりです。

三男のシナノゴールドは、10月中旬から11月上旬と三兄弟で収穫がもっと遅いのが特徴です。「ゴールデンデリシャス」と「千秋」を交配してつくられた、黄色いりんご。酸味と甘味のバランスが抜群です。

ねえちゃの暮らす青木島でも、リンゴが一斉に実をつける季節がもうすぐです。


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2016年09月05日

防災

ねえちゃの家の2階には、非常用のロープ梯子に加えて、亡夫がまさかのとき下に降りられるように、と残していった紅色のザイルも置いてあります。

キッチンも、暖房も、ほとんどが電気で、地震が来ても、火が燃え広がる可能性は低いようにしています。

特に「非常食」は用意していませんが、生協に注文したペットボトル入りの水やパックに入ったご飯が、数日分は大丈夫なようにしています。

防災の日に「避難するならどこだろう」と考えていたら、公民館に併設された体育館もあるし、小学校も近くにあります。

まずまずの防災環境。ですが、「もしこの家が潰れたら、埋まって死ねれば本望だ」と、ねえちゃは口癖のように言っています。


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2016年09月04日

繰り返し

「おじいさんが死んだのいつだったの?」

きのうのつづきで、朝からまた繰り返しねえちゃに聞いてみました。

最初は「忘れた」「3年前だったっけ?」などと言っていましたが、

「そうじゃなでしょ、きのうメモしたノートを見て!」

とやっていると、「5年前」、「東日本大震災の3日後」と、だんだんはっきり答えられるようになって来ました。

忘れたかな、と思ったころまた聞いてみても、今度はちゃんと「5年前」。

「繰り返し」の効果は、あるみたいです。

これからも、粘り強くあきらめず、でいくことが大切のようです。





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2016年09月03日

いつ死んだんだっけ?

きょうも比較的元気なねえちゃは、近くのドラックストアへ化粧品と葛根湯を買いに出かけていった後、お昼寝。

そのうちに突然、起き上がって寝床で、これまでに書いた日記を探しています。

「どうしたの」と聞くと、「おじいさんがいつ死んだのか、さっき会った知り合いの大工さんに聞かれたんだけど、分からなくなっちゃって」といいます。

日記を1ページずつめくり返していても、いつその日が出てくるか知れません。

「あの5年前の3・11東日本大震災が起こった3日後」

そう簡単には忘れられない日、のように思うのですが。



harutoshura at 17:11|PermalinkComments(0)ねえちゃの近況 

2016年09月02日

いつもの日記

ねえちゃは、きょうは珍しく朝から起き出して近くの八十二銀行の支店へ行き、お墓の管理費を振り込んで来ました。

帰りにスーパーに寄って、まだ冷蔵庫にたくさん入っているのに、アイスクリームやおやきをいっぱい買って来ました。

きのうまでと違って、だいぶ元気が出たようです。

午後ももう一度、同じスーパーへ。今度は、とうもろこしを8本も買って来ました。

鬱と躁が代わる代わるやってくるようで、きょうあたりから躁に入ったのか。

けれど、日記には「今日も何もやらなかった……」などといった、いつものくだり。

「きょうは銀行へ行ったり、スーパーへ行ったりいろいろやったじゃない?それを書けばいいのに」と言うと、「そんなこと、忘れちまったもん!」


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2016年09月01日

散歩か徘徊か

ねえちゃは、ときどき寝床から起き出して来ると、これといった用事もないのに廊下を行ったり来たりしています。

座っているときには、カレンダーの前で「きょうは何日だったっけ」を繰り返しています。

そして思いついたように、いつの間にか外へ出かけていきます。

以前は、夕食前に買い物も兼ねての散歩という感じでしたが、最近は、散歩なのか徘徊なのか微妙な領域に入りつつあるようです。

「外へ出歩くなら、今晩食べたいなと思うもの1、2品、マツヤに寄って買ってくればいいのに」と言っても、最近のねえちゃは、買い物をする気力も失せてきたようです。

生協や宅食でこちらが適当に注文しておいたものを、冷蔵庫から取り出してきて機械的に食べているのです。

「ワールドカップ最終予選が開幕したね」とか「大相撲の秋場所が始まるね」などと言っても、相変わらずテレビを見たいという意欲もなさそうです。

カラダはすこぶる健康なのに、食べたいなと思うものも、観たいなというテレビも、やりたいなということもない。そんな中で生きていかなくてはならないのです。


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2016年08月31日

グループホーム

台風の影響で浸水被害を受けた岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」で、9人の高齢者が亡くなりました。

「楽ん楽ん」は、認知症の症状があるお年寄り向けのグループホームで、80代から90代の男女9人が入所していたそうです。

認知症が進んで在宅生活が困難になった高齢者が、職員の見守りや援助を受けて家事などを協力しながら生活していたとか。

木造平屋建てで、広さが270平方メートルほど。居室が9部屋あるほか、建物の中央には利用者が集まる共用スペースもあるそうです。

認知症が進んできていると、お医者さんに指摘されるようになったねえちゃ。

最近は「静かな施設に入りたい」としばしば口にするようになったので、このニュースはさぞショックだったかなと思うと、そうでもなさそうです。

「かわいそうに」と言いながらもどちらかというと、他人事。ホントのところ、「施設」というものをあまり身近なものとは感じていないようです。

「ボケたボケた」と周りには言いながらも「自分は正常だ」という自信が底にはあって、ホンネでは「施設に入るなんて遠い遠い先の話」と本人は思っているようです。


2016年08月30日

台風10号

大型の台風10号は、岩手県大船渡市付近に上陸して、東北北部や北海道を暴風域に巻き込みながら北上しています。

台風が東北地方の太平洋側に上陸したのは、昭和26年に気象庁が統計を取り始めてから初めてのこと、というのですから驚きです。

いまの状態は、中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速30メートル、最大瞬間風速は45メートル。

中心の北東側220キロ以内と、南西側110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いているといいますから、まだまだ油断大敵のようです。

今回の台風はまるで目的のない徘徊者のような、異様な道のりをたどっています。

長野でも朝から雨が降り続いていましたが、午後3時半ころには止んで陽が差すようになりました。

おかげでねえちゃは、諦めかけていた散歩に出かけることができました。



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2016年08月29日

女の子発見

長野県小谷村で27日から行方不明になっていた小1の女の子は、残念ながら心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

警察や消防150人態勢で朝から捜索を再開したところ、家から1キロ以上離れた川で沈んでいるのが見つかったそうです。

川の合流地点付近だったということで、「深みにはまってしまったんだろうかね」とねえちゃ。

ご両親やおじいさん、おばあさんの気持ちを思うと、他人ごとではなさそうです。



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2016年08月28日

女の子行方不明

長野県小谷村の祖父母の家に家族で遊びに来ていた小1の町田莉菜さん(7)が、行方不明になっているというニュースを観て、ねえちゃはとても心配しています。

莉菜さんは松本から祖父母の家に家族で遊びに来ていて、27日の昼ごろ、地域の祭りの準備に出かけた母親らを追いかけて1人で家を出たあと行方がわからなくなったとのこと。

祖父母の家から300メートルほど離れた橋の近くの草むらで、莉菜さんのサンダルが見つかったということで、警察は近くの山に迷い込んだ可能性があるとみて捜索しているそうです。

ねえちゃも最近は、本人は散歩と思っていても自分の居るところが分からなくなって徘徊し、周りをヒヤヒヤさせることがときどきあります。

このニュースが放映されるたびに、「早く見つかればいいね」と自分のことのようにつぶやいています。



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2016年08月27日

365歩のマーチ

NHKの懐メロの番組で「365歩のマーチ」の演奏がはじまると、ねえちゃは「久しぶり、水前寺清子」と、珍しく興奮してテレビの前に身を乗り出してきました。

高度経済成長期の1968(昭和43)年に発売された水前寺の23枚目のシングル。

題名の通り一日一歩ずつ歩み続ける人生を励ます軽快なマーチ(行進曲)です。

右上がりの自信に満ちた時代にぴったりハマったのか、累計100万枚を越えるミリオンセラーになりました。

ねえちゃにとっても、子育て真っただ中の、忙しく、後ろなんか振り返っていられない活力に富んだ時代だったのでしょう。

でも、春日八郎、島倉千代子など、ねえちゃが親しんでいた歌手たちは次々に鬼籍に入り、代わりに若い歌手たちが歌っているのが、なんとなく淋しそうでもありました。



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2016年08月26日

長寿県

最近、長野県は日本一の長寿県として知られるようになってきました。

でも、数十年前はむしろ寿命が短い県とされていました。

野沢菜などの漬物、塩漬けの魚類、それに信州みそたっぷりの味噌汁……。

塩分がすこぶる多くて、タンパク質や野菜が少ない。そんな食生活が災いして、脳卒中や胃がんなどで亡くなる人たちが多かったのです。

危機感をいだいて、県をあげて、食生活実態調査、減塩運動などを20年以上にわたって続けられて来ました。

そうした地道な取り組みが実って、いまの長寿県をつくり上げたのです。

長野県は海こそありませんが、さまざまな野菜や果物、川魚など、食べるものは豊富。もちろん、自然環境も最高です。

そんな中で生きがいをもって暮らしていれば、長寿県たるのも当たり前、という気もします。



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2016年08月25日

松代温泉

「いちどゆっくり浸かってみたい」と、ねえちゃとしばしば話しているのが、真田藩十万石の城下町で知られる松代にある松代温泉です。

源泉温度は45.2℃。お湯の色は味噌汁のような色合いで、底が見えないほど。加水や加温、循環ろ過式は一切なしという、源泉掛け流し100%の温泉です。

炭酸ガス(CO2)、カルシウム、鉄分、他さまざまな成分が入っていて、たとえば精神安定作用のあるリチウムは6倍、貧血症に効果がある鉄分は2倍、殺菌作用のあるヨウ素は6倍、というように、ほとんどの温泉成分の数値が規定値を大幅に上回るとか。

湯船には最高級の品質の温泉水がたっぷり注がれ、「信玄の隠し湯」として昔から地元の人に親しまれてきたそうです。

ねえちゃの家からは車で30分程度。松代温泉「松代荘」は国民宿舎なので料金もリーズナブル。

いつでも入れそうだともたもたしていたのですが、「真田丸」ブームもあってか、最近はなかなか予約も取れなくなってしまったようです。



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2016年08月24日

桃品切れ

今年の夏は、ご近所から桃をたくさんいただいたり、北海道からメロンが届いたりで、果物を堪能しました。

ねえちゃの連れあいの仏壇も、桃などの果物がずっと途絶えることがありませんでした。

ところで今年は気温が高く、日照時間が長かった影響で、長野県内の果物の出荷時期も早まっているようです。

最盛期を迎えている川中島白桃は例年より1週間〜10日ほど出荷が早く、もう品切れになった直売所もあるとか。

ナシやブドウも生育が早めのようなので、旬が過ぎないうちに味わうようにしていく必要がありそうです。



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