2022年12月18日
旅立ち
突然ですが、ねえちゃは、2022年12月17日午後3時2分、長野の病院で敗血症のため旅立ちました。満86歳でした。
2022年12月15日
点滴
きょうの午後、ねえちゃの病院から電話があり、先週会ってから約1週間ぶりにねえちゃと話しました。
先週よりは、声は落ち着いた感じでした。「病院のみなさんにご迷惑をかけてばかり」というので、「病院だからめんどうをかけるのは当たり前のこと。なにも気にせず、のんびり過ごしな。家族はみんな元気だから」とこたえておきました。
看護師さんからは「だいぶ食が細くなってきたので、点滴も使いはじめた」とのこと。栄養は、基本的には経口によりますが、補助的にということのようです。
2022年12月14日
4カ月ぶり
先週、4カ月ぶりに、ねえちゃ宅を訪れ、病院で少しだけねえちゃに会うこともできました。
家の庭は荒れ放題ですが、お隣に迷惑がかからないように応急処置。家の中は特に変わったことはありませんでした。
ねえちゃは、明るくしてはいましたが、どこまでこちらのことが分ってくれているのか、やや不安に思えてくる様子。なんだかわからなくなる自分にいたたまれないのか、ずいぶん涙もろくなってもいました。
看護師さんの話では、秋から認知症がだいぶ進んだ様子で、血液検査で肝機能にも障害がみられているとか。そう遠くない将来、口からの食べ物の摂取が難しくなることも予想されるそうです。
医学が進んでも、残念ながら、アルツハイマー型認知症を治す手立てはまだありません。
家の庭は荒れ放題ですが、お隣に迷惑がかからないように応急処置。家の中は特に変わったことはありませんでした。
ねえちゃは、明るくしてはいましたが、どこまでこちらのことが分ってくれているのか、やや不安に思えてくる様子。なんだかわからなくなる自分にいたたまれないのか、ずいぶん涙もろくなってもいました。
看護師さんの話では、秋から認知症がだいぶ進んだ様子で、血液検査で肝機能にも障害がみられているとか。そう遠くない将来、口からの食べ物の摂取が難しくなることも予想されるそうです。
医学が進んでも、残念ながら、アルツハイマー型認知症を治す手立てはまだありません。
2022年11月18日
少しメソメソ
きょうの午後、病院から電話があり、ねえちゃと少し話しました。
家族のことは何とか覚えているようでしたが、何を話しているのか自分で整理できなくなってきたのか、少しメソメソしていました。
看護師さんらの話では、最近、食欲がないことや理由なく泣いたりすることが多くなっているとか。
認知症がだいぶ進んでしまっているようです。
また、長野もコロナの感染症者が再び増えてきたため、まだ当分は、直の面会はできず、院内からのリモート面談に限られるとのことです。
2022年09月22日
降圧剤
敬老の日の翌20日に、入院中のねえちゃから電話がありました。
このあいだは、電話の途中で聞えなくなってしまったようですが、きょうはちゃんと聞き取れた様子。
元気なようですが、9月に入ってから、血圧が180にまで上がるようになって、毎日、降圧剤を飲むようになったということでした。
リハビリの一環で、当方でやっている「ぶんがくざんまい」というYouTubeも視聴しているとか。
2022年08月20日
応急処置
お盆も過ぎて、だいぶ涼しくなったきょう、5カ月弱ぶりにねえちゃの自宅を訪れました。
郵便受けにあれこれたくさん詰まっていましたが、重要なものはわずか。雨漏れやこれといった破損もなく、老朽化は進んでいるものの何とか家の体裁は維持しているようです。
長野県の新型コロナウイルスの新規感染者は3日連続で3000人を超え、全県に医療非常事態宣言が出されているそうですが、新幹線も家族連れらでいっぱい。街もコロナ前の雰囲気に戻って来たな、という感じです。
2022年08月03日
誕生日
きのうは、ねえちゃの86回目の誕生日。バースデーカードを受け取ったからと、きょうの午後のリハビリの時間にねえちゃから電話がありました。
どうにか私の名前も覚えているようで、元気そうでした。ただ、途中からなぜか電話がよく聞き取れなくなってしまったようで、中途半端な終わりかたになりました。
2022年07月13日
手紙
病院からの書類といっしょに、ねえちゃの手紙がとどきました。
元気でやって居ますか?
私は元気でくらして居ます。
面会がなくて会えないのでさみしいです。
長野も大部あつくなって来ました。
リハビリでは作品作りやあるく練習をして居ます。
最近はパソコンで動画を見て楽しんで居ます。
マリのようなワンチャンの動画があります。
元気でやって居ますか?
私は元気でくらして居ます。
面会がなくて会えないのでさみしいです。
長野も大部あつくなって来ました。
リハビリでは作品作りやあるく練習をして居ます。
最近はパソコンで動画を見て楽しんで居ます。
マリのようなワンチャンの動画があります。
2022年06月21日
リモート面談が可能に
コロナの院内感染が終息したからということで、入院中のねえちゃの病院からさっき、電話があり、ねえちゃと少し話しました。
新型コロナに感染したときには、のどに痛みがあったようですが、いまはすっかり治って元気そうな声でした。
ただし、本人は感染したことも、自分がいまどこで何をしているかもよくわかっていない様子です。
感染が終息したので、7月4日から、病院での「リモート面談」ができるようになるそうです。
リモート面談は、平日午後の決められた時間帯に、5分間ほど、病院の待合室からリモートで当人と話ができる、というもの。あらかじめ予約をしておく必要があります。
しかも、一度リモート面会をした家族が次のリモート面会ができるのは2週間以上の間隔をおいてから、ということだそうです。
2022年06月20日
入院勧告解除
入院中に、新型コロナウイルスに感染してしまったねえちゃですが、きょう長野市の保健所から入院勧告(措置)解除通知書が届きました。通知書には、
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第20条第4項に基づく令和4年6月1日付け入院勧告を次のとおり解除します。
解除の理由:発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過したため。
とありました。
無事、感染を乗り越えたようです。
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第20条第4項に基づく令和4年6月1日付け入院勧告を次のとおり解除します。
解除の理由:発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過したため。
とありました。
無事、感染を乗り越えたようです。
2022年05月30日
主治医から電話
ねえちゃの主治医の先生から、きょうの午前10時ごろ電話がありました。
今朝がた、ねえちゃが喉が痛いというので検査をしたところ、新型コロナ陽性であることが分かった、とのこと。
5日間薬を投与して様子を見るそうです。喉以外に変わったところはなく、本人はいつものように元気にやっているとか。
5日間薬を投与して様子を見るそうです。喉以外に変わったところはなく、本人はいつものように元気にやっているとか。
3日前に、転院者から新型コロナウイルスの感染者が出たと連絡があり、そのときは陰性だったのですが、院内感染が進んだようです。
だからといって何ができるというわけでもないので、遠くから様子を見るしかありません。
報道によると長野県内では29日、新たに245人の新型コロナ感染が判明。同日午後4時時点で2942人が療養中で、重症者はいない、とか。
2022年05月27日
転院患者陽性
27日夕、ねえちゃの入院している病院から、転院して来た患者さんから新型コロナの感染が確認されたとの電話がありました。
PCR検査の結果、ねえちゃは陰性だったそうです。
ここの前に入っていた病院でも同じ病棟でコロナ感染者が出て、患者さんが何人もお亡くなりになる出来事がありました。
そんなふうにならないように、遠くから見守っているしかありませんが、面会できる日は、また遠のいた感はあります。
2022年04月27日
連休前の電話
リハビリの一環なのか、連休を前にした27日午後3時ころ、長野の病院に入院しているねえちゃから電話がありました。元気な声で「ここに置かせてもらって、お世話になってて、楽させてもらってて、いいんだろうか」と言っていました。
家族の名前くらいはまだ、だいたい見当がついているようですが、自分がどういう状態にあり、新型コロナの感染が何なのか、はっきり把握はできなくなってきているようです。致し方ないことですが、認知症は進んできているのでしょう。
長野県内では26日、新たに544人が新型コロナウイルスに感染していることが分り、4人の死亡も確認されたとか。県最多を日々更新するような状況ではなくなりましたが、長野県としてはまだまだ高い水準がつづいています。
今年のゴールデンウィークも電話だけ、となりますが、「コロナが一段落して面会できるようになったら、みんな会いに行くから」と言うと、「みんな元気なんだね」と喜んでいました。
2022年04月14日
3回目と過去最多
毎回笑顔で離床時間を過ごされて、スタッフや他患者にも挨拶をする姿があります。作業活動では編み物でティッシュカバーづくりや春の飾りづくりに取り組まれており、スタッフに見せる等をされて楽しまれています。日記は内容を支援しながら継続して記入できており、読み返すことで前回の活動の振り返りを行うことが出来ています。車椅子移乗はふらつくことなく行えており、立位耐久性は維持されています。平行棒内での足上げ、立ち上がり練習を行っており、筋力維持を図っています。引き続き、精神的賦活、認知機能維持を図っていきます。
このように、ねえちゃは変わりなく過ごしているようですが、長野県の新型コロナウイルスのほうは、思わしくありません。「14日には、868人の新型コロナウイルスの新規感染者が発表され、最多を記録した前日13日の840人を上回り2日連続で最多を更新した」と報道されています。東京よりもむしろ、深刻な状態です。
14日に病院へ電話したところ「長野県はコロナの感染が増えているため、患者さんと面会できるようになる見通しは立っていません」とのことでした。
2022年03月28日
5カ月ぶり
東京でも、まん延防止等重点措置が解除された先週、長野市のねえちゃの自宅を訪れました。
昨年10月以来、5カ月ぶりです。ひと冬越えて、どんなふうになっているかと心配でしたが、とくに異変はありませんでした。
郵便箱は満杯に近くなっていましたが、特別重要な郵便物等は入っていませんでした。
4月3日から善光寺の御開帳がはじまります。長野市の街中や参道近くをぶらぶらした限りでは、コロナ禍の前の賑わいがもどってきたように感じました。
2022年02月08日
手作り
病院から、ねえちゃがリハビリで作ったらしい、手作りの飾りものや、昨年の日記帳などが送られてきました。
「元気ですか、私は毎日元気でお世和に成って居ます今日も良い天気です皆さんによろしく」(R4.2.4)
というねえちゃからのメッセージもありました。
日記帳は、だいたい2、3日おきぐらいに、無理することなく書きつづけているようです。
2022年01月27日
「まん防」適用
長野県では27日から、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が全域で適用されました。
県は県民に対し、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動の自粛を要請し、飲食店には午後8時までを基本とする営業時間短縮を求めています。
長野県の「まん防」は、来月20日までの25日間だとか。年が明けたら、長野のねえちゃの家の様子を見に行かなければならない、と思っていたのですが、こういう情勢だと、当面自粛せざるをえなくなってしまいました。
長野県の「まん防」の適用は、これが初めてとのこと。ねえちゃの居るような病院や施設も、さらに注意しなければならないことがいろいろと出て来ていることでしょう。当方は、同じく「まん防」の東京から、見守っているしかありません。
県は県民に対し、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動の自粛を要請し、飲食店には午後8時までを基本とする営業時間短縮を求めています。
長野県の「まん防」は、来月20日までの25日間だとか。年が明けたら、長野のねえちゃの家の様子を見に行かなければならない、と思っていたのですが、こういう情勢だと、当面自粛せざるをえなくなってしまいました。
長野県の「まん防」の適用は、これが初めてとのこと。ねえちゃの居るような病院や施設も、さらに注意しなければならないことがいろいろと出て来ていることでしょう。当方は、同じく「まん防」の東京から、見守っているしかありません。
2022年01月05日
新年の電話
長野の病院にいるねえちゃから、5日午後、新年のあいさつの電話がありました。
変らず元気なようすで、私の名前もきちんと覚えていました。「みんな元気なんだね」。「困ったことは」と聞くと、「何もない。何もしないで三食いただくことができて」と、落ち着いた口調で話していました。
ねえちゃとの電話があったあと、長野市から、新型コロナウイルスの集団感染とみられるケースが発生した、という発表がありました。
30人規模の宿泊伴う集まりに参加した10代~20代の6人。これを含め市内での新規感染は10歳未満から80代の男女11人にのぼったそうです。
沖縄県では5日、新たに623人の感染が確認され、東京都でも390人に及んだようです。
コロナ禍から開放されて晴れて見舞いに行けるようになるのには、まだかなり時間がかかりそうです。
2022年01月01日
謹賀新年
みなさん、あけましておめでとうございます。
新型コロナ禍に加えて、姪の死、実姉の死、自身の入院、転院、そして長きにわたる入院生活と、一昨年、昨年と、ねえちゃにとっても激動の年が続きました。
国内では、感染がようやく落ち着いて来たかに見えるコロナですが、米国では症例数がかつてないほど急増しているとか。
ねえちゃの住む長野県でも、12月中旬から増加傾向へと転じ、30日には新規感染者13人が発表され、10月8日以来初めて10人を超えたそうです。
ねえちゃとの面会はいぜん出来ていませんが、所定のワクチン接種も終え、いまのところ病態も安定していて、入院生活を楽しんでいるようです。
今年も、いろんな意味で予断を許さない状況が続きそうですが、無理をせずじっくりとねえちゃを見守っていこうと思っています。
早いもので、2016年に始めたこのブログも7年目に入ります。今年もマイペースで続けていきますので、よろしくお願いします。
2021年12月21日
2022Diary
きょうの午後、病院から電話がかかってきて、ねえちゃと久しぶりに話しました。
「オレが誰だか分かるか?」といつものように聞くと、明るく「わかるサ」。まだ、なんとか大丈夫そうです。
「何か困ったことはないか?」にも、いつものようにキッパリ「ない」。
きのう送っておいた、来年の日記帳もどうやら届いた様子。
穏やかな日々のなかで、どうにか年を越せそうで、ホッと。
「オレが誰だか分かるか?」といつものように聞くと、明るく「わかるサ」。まだ、なんとか大丈夫そうです。
「何か困ったことはないか?」にも、いつものようにキッパリ「ない」。
きのう送っておいた、来年の日記帳もどうやら届いた様子。
穏やかな日々のなかで、どうにか年を越せそうで、ホッと。
2021年12月15日
インフルエンザ予防接種済証
ねえちゃの病院から「高齢者インフルエンザ予防接種済証」が届きました。昨冬は、コロナ禍による感染症対策が功を奏してか、インフルエンザ感染者はいつもの年と比べて大幅に少なかったようですが、今年はどうなるでしょう。
ねえちゃの状態は落ち着いているようです。病院からの連絡には「全身状態安定しています。車イスに乗車し、食堂でTVを1人でみていたところ、窓のところまで歩いているところを発見したことがありました。今後1人にしなよう気をつけます」とありました。
コロナ禍は国内ではいまのところ落ち着いていますが、お隣の韓国や欧米では、感染者はまだまだ高いレベルにあります。オミクロン株もどうなるかわかりません。
ねえちゃと会えるのは、もう少し先になりそうです。来年こそ、ふつうに見舞いに行けるようになるといいのですが。
ねえちゃと会えるのは、もう少し先になりそうです。来年こそ、ふつうに見舞いに行けるようになるといいのですが。
2021年11月10日
2021年10月11日
2021年09月16日
敬老の電話
敬老の日が近づいて、きょう16日午後2時ころ、病院のリハビリの時間に、ねえちゃから電話をもらいました。
先月誕生日を迎えた自分の年齢はすっかり忘れていましたが、私の声と名前はなんとか覚えているようで、はずんだ口ぶりでした。
看護師さんの話でも、病状は落ち着いて、穏やかな表情で、リハビリの場や食堂で楽しく過ごしているようです。
2021年08月17日
新盆提灯
2021年08月06日
誕生日と新盆
8月2日は、ねえちゃの85回目の誕生日でした。病院でちょっとしたお祝いをしてくれたようで、久しぶりに電話で話すこともできました。
「きょうは何度目の、何の日かわかる?」と聞くと「え~?」と、要領を得ない様子。「85回目でしょう!」「何が? え~!」。
「きょうは何度目の、何の日かわかる?」と聞くと「え~?」と、要領を得ない様子。「85回目でしょう!」「何が? え~!」。
今年のお盆は、ねえちゃにとって、姉と姪の二人の新盆にあたりますが、残念ながら病院を出られそうにはありませんし、緊急事態宣言で家族も参加できそうにはありません。
しかたないので、また、家族分の提灯代の立て替えをねえちゃの甥にお願いすることにしました。
2021年05月22日
ワクチン接種
ねえちゃの入院している病院から、「新型コロナワクチン」予防接種についての連絡が来ました。
先月末に、5月に1回目の接種をするので、ということで予診表を送っていたのですが、1回目を「5月12日に接種いたしました。接種後、体調不良はみられておりません」とのこと。
長野市のワクチン接種は、比較的順調に進んでいるようです。2回目の予診票もほぼ同じ内容で、書き込んでさっそく郵送しました。
2021年04月22日
ワクチンの接種券
ねえちゃの入院している長野市の病院から「ワクチンの接種券」が必要になるが届いているか、という問い合わせが21日にありました。
高齢者からはじまりつつある、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるのに必要なようです。市役所に聞くと、該当者の現住所に保健所からすべて送られているはず、とのこと。
ねえちゃの場合、健康保険や年金関連は東京の私のところへ転送されるように手続きをしてるのですが、保健所からの郵送は、空き家になっているねえちゃの自宅に郵送されたようです。
ふつうのときだったら、ねえちゃの家へ行って郵便受けを見て、ということになりますが、いまや、まん延防止等重点措置から緊急事態宣言へ、という非常時。
市の保健所に事情を話したら、東京の私のところへ再送してくれる、ということになりました。
病院からは「ワクチン、どうしますか?」とも聞かれましたが、それはねえちゃ次第なのではありますが、常に院内感染が懸念される病院で暮らす以上、ねえちゃだけ受けないというわけにはいきません。
そうした事務連絡のついでに、久しぶりにねえちゃと少しだけ電話で話すことが出来ました。「オレ覚えているか?」と聞くと、「そりゃ分かるさ」と元気な答えがかえってきたので、ほっとしました。
2021年04月17日
穏やかに
ねえちゃの病院から、最近の治療・ケアに関する書類が届きました。
発熱や腹痛等の訴えもなく、リハビリを行い穏やかに過ごしている、とのこと。姉が死んだことについては「知らなかった」と悲しんで落ち込んでも、翌日には元気を取り戻しているそうです。
面会はまだ出来ない状態です。が、近所に住む親族については病院に来て「リモート」による「面会」は可能になった、とのこと。でも、「まん延防止等重点措置」下にある首都圏から行って、というのは難しいようです。
小池都知事が「東京に来ないでほしい」と呼びかけるご時世ですから、「東京から来ないでほしい」というのもまた道理。ねえちゃも安定しているようなので、当面はこれまで通り、遠くから様子を見守っているしかなさそうです。
2021年03月29日
電話・ネット解約
水道、電気につづいて、ねえちゃの家の固定電話とネットサービスも3月末までで打ち切る手続きをしました。
この1年余り、電話やひかりのスイッチを切っておいたのですが、まったく支障がなかったため、今年度限りでKDDI系のプロバイダーとの契約解除に踏み切りました。
もっと早くにやめておいてもよかったのですが、ねえちゃが長年親しんできた電話番号を捨ててしまうのが最後までしのびなくて・・・・・・。
ですが、いまや認知症が進んで、自分の家の電話番号も頭から抜け落ちてしまっています。それに、携帯電話のほうも、長期の入院で全く使わない状態が続いているのです。
いまや固定電話を持たない人も増えているご時世。経済的なことを考えても、このあたりが潮時かな、と判断しました。これで、ねえちゃの家のライフラインはすべてストップとなりました。
2021年03月19日
電気代
緊急事態宣言が解除の見込みになったので、きのう、昨年11月以来、久しぶりに長野市のねえちゃの実家を尋ねました。ただ、入院中の病院は依然として面会ができないままの状態です。
家は、これといった異変はありませんでしたが、昨年も不思議に思っていたことではあるのですが、驚いたのは電気の使用量が異様に多いこと。昨年11月に、家の中のブレーカーを落としておいたのに、たとえば、この1月分の電気代は、3,1394円となっています。
この冬は誰も電気を使っていないのに、何でこんなに取られなければならないのか。電力会社に問い合わせても「長野の場合は、凍結防止のため冬は高くなるので、そのためだとは思います」程度の不確かな返事がかえってくるだけでした。
きょう改めて、あれこれ文句をいい、調べてもらうと、凍結防止用に家の中とは別の配電の設備が使われているとのことで、それが稼働しているんと、その設備に不具合が生じている可能性もある、とのことでした。
家のそのあたりの設備がどうなっているのか、認知症が進行したねえちゃに、たとえ聞けたとしてもわかろうはずもありません。いずれにしても、だれも住んでいない家に、電気代だけで月3万円もかかったのでは、貧乏人は破産です。そこで、きょう19日に、電気の契約をひとまず打ち切りました。
それにしても、ねえちゃが住まなくなってから、水道がほとんど使われていない様子を見て「使わなくても基本料が取られてしまうので、水道を止める方法もあります」などと、いろいろアドバイスをしてくれた水道屋さんに対して、だれも居なさそうなのに機械的に3万円以上の請求しても、何とも感じない電気の人は対称的です。
いのちの水を扱う業界と、人類を抹殺しかねない原発頼りの電気の業界の人では、やはり人間への思いやりの置きどころが違っているのでしょうか。
2021年03月10日
チューブは抜去
2泊3日で他の病院で治療を受けて戻って来たねえちゃの様子が記された、下記のような内容の書類が、病院から送られてきました。胆のう炎の治療のためにつけていたチューブは外すことができるようになり、食事も自力で取れているようですが、同じ事を何回も聞くことが頻繁になり、認知能力が急速に衰えてきているようです。
2月17日、PGBDチューブの入れ替えのため転院。2月19日、再入院。PTGBDチューブは抜去される。起居るは「起きれるかな?」と言いながら自力で起き上がり可能です。移乗動作は歩き出そうとするなど危険が見られるため掴まる位置など一つずつ声掛けしゆっくりと行っています。離床の誘いに対しては受け入れ良く離床できています。作業活動では主に編み物を行い、「これでいいの?」「全然できない」と言いながらも作業をしっかりと進めることができています。介入の最後には日記を書いていますが、直前に行った作業も忘れてしまうため内容を自分で考えることができず、こちらで提示が必要です。自分の感情や天気については自身で文を考えて書くこともできています。漢字は忘れているものも多く、職員に聞いたりひらがなで書いたりされています。今後も介入時には書いていくようにしていきます。
2021年02月27日
祭壇
2021年02月19日
姉さまのお葬式
胆のう炎の治療のために装着していたチューブが折れてしまい、急きょ転院したねえちゃ。18日に、X線CTや胃カメラで詳しく調べて、なんとかうまく処置することができました。きょう19日にも、もとの病院に帰ることが出来ると、担当のお医者さんから電話をいただきました。
一方、14日に亡くなったねえちゃの「姉さま」のお葬式が、奇しくも同じ18日にありました。新型コロナ禍のため、参列者は家族や近隣のごく少数で、粛々といとなまれたそうです。
常々「姉さまのお葬式だけは出たい」といっていたねえちゃの願いをかなえられませんでしたが、病気のほうの急場を越えることができて、ひとまずホッとしています。
2021年02月17日
姉の死と再転院
ねえちゃの、生き残っていた唯一の兄弟である実姉が、14日、脳梗塞で亡くなりました。90代の半ばに差しかかっていたので、大往生といってもいい最期だったようです。
新型コロナ禍のため、お葬式は、18日に村にいる家族らごく少数で営まれるそうです。香典や花輪の代行を、日頃お世話になっているねえちゃのおいにお願いしました。
入院中のねえちゃは、お葬式に出られないだけでなく、胆のう炎のウミを取り除くために挿入していたチューブが折れてしまったとのことで、きょう17日に、治療設備の整ったもといた病院に、急きょ再転院しなくてはならなくなりました。
こういうご時世なので、家族が付き添うこともできません。重なるときには重なるもの。姉の死をどれくらい認知できているか分りませんが、それどころではない慌ただしさが自身をおおっています。
2021年01月26日
2021年01月01日
謹賀新年
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
なんといっても昨年は新型コロナ禍の思うにまかせない年となりました。そして、今年もまたコロナ禍との戦いの1年となることをうかがわせるように、大晦日には、東京の新たな感染者はこれまで最高の1337人にも達しました。
ねえちゃにとっても激動の1年でした。施設では面会中止がつづき、9月に入院、そして病棟でコロナの院内感染に遭遇。施設を退去せざるを得なくなり、しかも病気は完全な回復に至らず11月に、別の病院に移りました。その間、私のほうも転院のときにちょっとだけ顔を見ただけで、ほぼねえちゃの様子を窺うことのできない1年間となってしまいました。
3年くらい留守にしているねえちゃの自宅のお隣りのかたから、昨日、手紙をいただきました。そこには「本当に厳しい環境だと胸が苦しくなるようです」とありました。
ねえちゃの暮しぶりが見えてこないので、このブログで伝えられることも極めて限られてきています。それでも、何らかの役に立てばと、「青木島通信」とタイトルを変えて、まさにタマに、の更新になると思いますが、今年も可能な範囲でつづけていこうと思っています。
ねえちゃにとっても、みなさまがたにとっても、少しでもみのりのある1年となることを願っております。
ねえちゃにとっても、みなさまがたにとっても、少しでもみのりのある1年となることを願っております。
2020年12月25日
2020年11月27日
水道
ねえちゃが、自宅を離れてグループホームへ入所。その後、入院、転院して、いまの病院へ入り、2年8カ月が過ぎました。
その間、家族がときどき自宅を訪れていたので、水道はそのままにしてありましたが、コロナ禍で病院の見舞いもできない状態です。
いよいよ水道が凍結しやすい季節を迎えたので、とりあえず12月から来年2月までの3カ月間、水道を止める手続きをしました。
認知症と胆のう炎、それにコロナ禍と重なって、また少し、ねえちゃと自宅との距離は遠ざかったように感じられます。
2020年11月26日
転院
急性胆のう炎で入院していたねえちゃ。入院して2カ月が過ぎました。チューブを挿入して、胆汁や膿を取り除く治療をつづけてきました。まだ、完全にチューブを抜ける状態ではありませんが、だいぶ状態が安定してきたので、きのう25日に、別の病院に転院しました。グループホームとはちがう、新たな病院生活がはじまります。
2020年09月22日
胆のう炎
ここ2、3日、ねえちゃはグループホームで「お腹が痛い」と訴え、熱も高めだったそうで、きょうの午後、近くの病院で検査をしてもらったところ、胆のう炎であることが分かりました。当分、入院です。
お医者さんの話では、胆のうの中にかなり大きな胆石ができている、膿がたまって腫れているようで、肝臓など周囲の臓器や組織に影響している可能性もありうるようです。入院は2~3週間程度になるかもしれないとか。
これまで、病院での生活など、ほとんど経験することのなかったねえちゃ。新型コロナ禍でお見舞いはできない状態なので、少し心細いかもしれませんが、人生初体験の入院生活、味わい深いものになってもらいたいものだと思います。
2020年09月14日
スイカ割り
ねえちゃのグループホームから「8月の生活記録」が届きました。
8月2日は、ねえちゃの84回目の誕生日。今年も、グループホームのみなさんに祝っていただいたようです。
コロナ禍ではありますが、ホーム内でちょっとした「夏祭り」も開催されて、スイカ割りなどを楽しんだとか。
ねえちゃは「体調不良なく穏やかに」過しています。
2020年08月14日
ふたたび面会中止
ねえちゃのグループホームから、新型コロナウイルス感染に関し「面会体制を緩和」する旨の通知が届いて2カ月が経ちましたが、再び「面会中止(緊急以外)のお願い」が届きました。
長野でも毎日感染者が出ており、予断を許さない状況であり、引き続き「ウイルスを持ち込まない、持ち込ませない」という方針のもと、三密に気を付け、予防対策を強化していく、とのことでした。
また、来月予定されていた「家族会」も中止、ということになりました。
こうした状況をどこまで理解しているかは知りませんが、ねえちゃは毎日、元気に電話をかけてきます。ときどきかけかたを忘れてしまうことはありますが、いまのところ、かけることを忘れることはないようです。
2020年06月03日
面会体制を緩和
ねえちゃのグループホームから、緊急事態宣言全面解禁に伴い、面会体制を緩和しますという連絡が来ました。ただし、
・必ずマスクを着用する
・面会者の同居家族に体調不良者がいる場合は遠慮する
・受付で検温測定と手指消毒をする
・面会場所は、各自の部屋で
・面会時間は15分程度
・県外在住者は事前に事業者に連絡を
harutoshura at 18:30|Permalink│Comments(0)
2020年04月03日
面会禁止
ねえちゃの暮らしている長野市のグループホームから「面会禁止」の通知がとどきました。
「新型コロナウイルス」の感染患者が長野市内でも発生したこと等を受けて、「ウイルスを持ち込まない。持ち込ませない」という方針のもと、施設における面会を全面的に禁止することになった、とのことです。
面会禁止(終日)になるのは「2020年4月2日(木)から当分の間」だそうです。
私のほうは、これまでも「自粛」してきましたが、いよいよ「禁止」の段階に入りました。
2020年03月25日
入居料金見直し
ねえちゃのグループホームから、「入居自費料金見直し」という書類が届きました。改定は、今年4月1日から、とのことです。
「この数年の人件費の上昇と物価高騰により、運営に多くの支障が出てきて」いるとのことで、「家賃」「水道光熱費」「食材料費」の値上げをせざるを得なくなったようです。
もちろん値上げになるのは家計的には痛手ですが、ホームのかたたちの日ごろの取り組みや、ねえちゃの安定した暮らしぶりを考えると、致し方ないかなと思います。
これを機に、ねえちゃの自宅の維持費などを検討しなおして、節約できるところは、極力、節約していく必要がありそうです。
2020年03月20日
善光寺まで
きのう、約1カ月ぶりに長野のねえちゃの家を訪ねました。郵便物やちらしやお知らせなどで、郵便受けがいっぱいになっているかな、と心配しましたが、さほどの量でもありませんでした。
水道料金や電子使用量の通知、お隣の家の外装塗装工事に関わるお願い、大相撲長野場所についての知らせなど。家から、生活感がだいぶ薄れてきています。
今年は暖冬で雪が少なく、水道管が凍結することもありませんでした。特に、ご近所へ迷惑をかけることも無かったようです。
新型コロナ警戒中なので、ねえちゃのグループホームを訪ねることは控えました。代わりに、久々、善光寺を参詣。新型コロナの影響か、ずいぶんと参拝者が少ないように思われました。
2020年03月13日
鬼さん、ご苦労様
ねえちゃのグループホームから、2月の生活記録が届きました。
2月3日の節分では、恵方巻、いなり寿司作りに参加。いなりの皮を広げて、上手にに酢飯を詰め込むことができたそうです。
お昼寝の時間に鬼が窓の外から脅かしても気づかなかったようですが、部屋に入ると、それと分かって豆まき。「ご苦労様」と、鬼への気遣いもおこたりなかったとか。
28日の往診では、お医者さんに「どこも悪いとこありません。悪いのは頭だけです」。
先生から「100引く3は?」と聞かれると、「93です」。続いて「93引く7は?」「86引く7は?」と次々聞かれたときには、ちゃんと答えられたそうです。
2020年03月09日
毎晩2回
あいかわらず毎晩、ねえちゃから眠る前に電話がかかって来るのですが、最近は、2回かけてくるのが常となりました。
だいたい午後7時半ごろから8時半ごろまでの間。1回目の後、5分から10分くらい後に2回目がかかって来ます。
2回目のときには、「かけたっけ?」と問うところから話を始めることもしばしばあります。
電話をしたことを、その直後から忘れていってしまうのか、それとも、そもそも脳の記憶機能が稼働しなくなってきているのか?
定かではありませんが、「ごめん。バカんなってしょうもないな!」と、グループホームへ入ってからは2度目をかけて来ても、けっこう明るくサバサバしているのが救いです。
2020年03月04日
新型コロナウイルス
ねえちゃのグループホームから「新型コロナウイルス感染予防対策についてのお願い」という手紙が届きました。まとめると、面会の際は――
・マスクを持参する(在庫不足のため、マスクの販売は中止)
・玄関で手指消毒(アルコール)をする
・備え付けの体温計で、検温をする
・出入口は職員玄関一カ所に統一する
・面会は各利用者の居室に限る
ねえちゃのグループホームでは、昨年はインフルエンザの患者さんが出て少し心配されましたが、今年は社会全体の大々的な感染症警戒も功を奏しているのか、「皆様風邪・インフルエンザ等の心配なく、お元気に過されてい」るとのことです。